●WJ35号感想 |
☆☆☆ハンター☆☆☆ 載ってないよりは全然マシですが、今回のハンターは雑絵です。 いつもどおりの前半で力尽きるタイプで最初は調子良いものの後半から(今回は中盤から)ヒドイことになります。 「雑絵になるなら載せなきゃいいのに…」という人もいますが、雑絵はコミックスで改善されることを考えれば物語が進展してくれた方が僕は嬉しいです。 というわけで本編ですが、今回、ゴンはあっさり合格。 新型の練で壁に大穴を空けてみせました。 その後、ツェズゲラさんからゲームクリアの報酬は500億と聞きます。 ・・・ううむ、これってやっぱり多いんですか、ね。 どうもこの世界の金銭感覚が良く分からなくなってきてます(汗) クラピカの給料とかってどのくらいなんでしょうか?? そして二人は他に合格した21名と共にグリード入りします。 ツェズゲラさんの補足説明によると、グリードアイランドは中で繋がっているとのこと。 まあ、これは当たり前だと思ってましたが、作中で語られると安心できます。 これで次回から旅団(=シズク)登場の可能性が出てきました。 少なくともフェイタンとフィンクスは近いうちに出てくるでしょう。 なんだかんだいってミルキも出てきて欲しいところです。 ところで、ツェズゲラさんはコマによってカッコいい顔といやらしい顔がある気がします。 いやらしい顔代表は、244Pの「安心したまえ〜」。まあ雑絵なんでよくわかんないんですけどね。 そして最後、グリード入りした、ゴンの前には一つの扉が 「最初の扉の向こう側には何が・・・!?」 と、最後の柱。 そんなん、ゲームの説明に決まってるじゃないですか。 あー、最近ハンター感想が短くなりがちですね。こまった、こまった。 どうにも旅団が大活躍してくれないとダメみたいです。マイッタ、マイッタ。 ☆☆☆黒猫☆☆☆ 姫っちはテコ入れキャラではなかったのでしょうか? 姫っちにヒドイことをしたり着せ替えさせたりするよりも、二人に活躍を絞ってハードに戦闘を描いた方が人気が出ると踏んだのでしょうか。この賭けの行方に期待大です。 しかしこれで姫っちはウボニー同然の各下キャラに成り下がってしまったわけですな。そういえばウボニーはどうなったんだろ? ☆☆☆ボーボボ☆☆☆ どうにも絶好調です。ボーボボ。 今週は新連載漫画「マジシャン・スクエア」に続き2番目に登場です。 しかも来週はセンターカラーです!つい先週もセンターカラーだったのに・・・ まずは扉。 このマンガは編集者による柱がいちばん面白いのかもしれません。 今回のアレも言葉の意味は良く分からんがとにかく小宇宙(コスモ)に反応しました。 最近、聖闘士星矢の映画を見たのが原因かもしれませんが。 内容の方もばっちりです! いかんせんマンガがアレなものでなかなか評し辛いのですが、 「ありがとう、本当にありがとう!!」 「トモヒロ」 「ジェットコースターで決まり!!」のポーズ 「へっくん、目がいいね〜」 「溶けたぞ」「よかった」 などなどが良かったです。 トモヒロは非常にベタながら、ビュティがまたベタなツッコミを入れているので、これは芸です。 最後の一コマにところ天の助がいるのもポイント高いです。 しかし、このマンガ、ホントに大好きですが、よくまあこれが世間一般の人気を獲得できているものだと相変わらずビックリです。それなら、漫画太郎先生ももっと人気でて良さそうなものですけどね〜。 ☆☆☆遊戯王☆☆☆ 毎度毎度どうかと思う激戦を繰り広げる遊戯王。 すでにギャグなんじゃないかと誰もが思ってる遊戯王。 しかし、今週の遊戯王は何故だか普通に面白かったと思います。 この状況で海馬がブルーアイズを召喚したというところにカタルシスがあったのではないかと思います。 そう、もともと海馬はブルーアイズ大好きっこという設定。そんな彼が、ブルーアイズフェチの彼が、ブルーアイズを使わずにオベリスクばっかり使ってたのはどうかと思ってました。いやあ、ブルーアイズにこだわる海馬はちょっと素敵です。 まぁ、金に物を言わせて集めた汚れたブルーアイズですが。 ☆☆☆マジシャン・スクエア☆☆☆ 「地獄先生ぬ〜べ〜」で一躍大ヒットを飛ばした岡野剛先生がジャンプに帰ってきました! 前作、「ツリッキーズピン太郎」ではヒロインの少女がダイコンを股に挟み激しく腰を振る、というぬ〜べ〜ですら決して見られなかったブチ切れたアイデアを披露。そして、当然のように打ち切り。僕の中で岡野先生は「つまらない漫画家」から「ブチ切れた漫画家」へと変貌を遂げました。 そして今回のマジシャン・スクエア。全く一切微塵たりとも期待せずに読んでみたのですが、これが意外と面白い!! まず、主人公天台ムサシのキャラが素晴らしい! このテのダメダメ系主人公は見てて痛いキャラが多いのですが、僕的にはすごく親しみが湧きます。 ほんの少しだけ蘭林リョウイチ(注1)に被ってるのも親しみの湧いた理由の一つでしょう。 クロードの「”江戸っ子”?」という評価もイイところ突いてるんじゃないでしょうか? マジックをしているときのとにかく嬉しそうな表情も好印象です。 ネタも素晴らしいです。かなり笑えました! 例えばジャイアンリサイタルとか(笑) 肉弾マジックもベタながら好きな感じですし、オチで第一話からマジック失敗してるのも新しい感じでスゴク良いです! というわけで、今回に限って言えば文句の付け所のない素晴らしい話です。 ミスフル第一話など話にならない素晴らしさです。今週のジャンプの白眉といえるでしょう。 あとは、このレベルをコンスタントに保てれば良いのですが・・・ なお、クロードがパートナーを探している理由は「ある目的のため」らしいです。 マジックで世界制服を狙う悪の秘密結社にマジックで立ち向かう、とかいう設定だと僕好みです。無頼男的という意味で、ですが。 まあ、それは冗談として(笑)岡野先生には思う通りに描いていってもらいたいと思います。 岡野先生の新連載にものすごく期待しています。 (注1)蘭林リョウイチ・・・ジャンプの誇る歴史的名作「花咲か天使テンテンくん」に出てくる名キャラクター。ジャンプ版のキャラよりもアニメ版のキャラの方が僕好み。僕のテンテン好きは主に蘭林クンとドクダミくんによるところが多い。 ☆☆☆無頼男☆☆☆ 二週間ぶりにやってくれました、無頼男!! 前半は井上陽水そっくりの岩石さんとの契約の話で、無難にまとめているのですが、後半からの急展開が凄すぎます! その、怒涛の梅沢コンボとは、 1、露魅王のボケにズッコけるリョウ 2、コケたリョウの頭がラジオに激突、ラジオがつく 3、ラジオから「エボリューション・クライシス」の曲が流れる 4、曲を聴いた露魅王が記憶を取り戻す さすがは世界の梅沢春人!これがロックです!! 物語の最大のキーポイントである露魅王の記憶が、ボケにズッコけるという何の説得力もないアクションから引き出されます。これをどう解釈していいのか僕には分かりませんが、とりあえず「ロックだ」と言っておきましょう。 こんな強引な流れを何の疑問も感じずに描ききってしまう辺りが、なんともロック! 岩石さんに言わせれば、「イイ度胸(ノリ)だ・・・」というところでしょうか。 ☆☆☆鴉MAN☆☆☆ 連載開始から危惧していたことが現実になりました。 黒焔竜団に超人が登場です。 主人公が強くて、敵も強ければ、こんなん十派一絡げの格闘マンガです。 かずはじめ先生ならば、卑怯さや知略だけで主人公を追い詰める極悪秘密結社なども上手く描ききってくれるのではないかと思っていましたが、残念ながらその方向に話は進まないようです。 しかし、フェンサーには派手な攻撃能力がないため、それではどうしても冗長な戦闘シーンになると思うんですが・・・。 でも実際のところ、そんな心配は無用かもしれません。なぜなら、今週の鴉MANは後ろから2番目(ジャガー除く)。人気投票でも赤シグナルが出ているようです。 さて、前回の打ち切りは「猪狩虎次郎」、そして今回は「ガンブレイズ」、次回はやはり「鴉MAN」ではないかというのが僕の予想です。すでにコミックスも1巻は出せる分量に達しています。やはり打ち切りでしょうか・・・。 ☆☆☆ガンブレイズ☆☆☆ 打ち切りです。 しかし、今週号の打ち切りテイスト全開のストーリー展開は少し楽しかったです。 ガンブレイズでいちばん楽しかったかも。 というわけで本編。 新しい銃、短剣が付いてるようですが、メチャクチャかっこ悪いです。 和月先生はこの銃でこれからの物語を描いて行くつもりなのか・・・、と恐怖に震えましたが、いかんせん打ち切りです。 まずは扉絵、第一試験の合格者全員が出ています。見た感じ、ニコルソンとドクター・ゲーで一波乱ありそうですね。いや、いかんせん打ち切りですが。 次に、現れた第二の案内人、巨牛に乗ったバッファローライダーとその愛騎スーパーワイルド。 牛に乗ってるからバッファローライダー、というネーミングの安直さには和月先生のもう一つの魅力を感じますが、いやはやいかんせん打ち切りです。 ところで、通常、マンガの掲載ページ数は17ページです。 対して今回のガンブレイズは4ページ増しの21ページ。 話が打ち切りモードに入るのはラスト4ページからです。 つまりこれはネームだけは次号以降のものもしっかり描いてある、ということでしょうか。 和月先生の中では第ニ試験以降も話は続いているのでしょう。 しかし、取ってつけたような打ち切りオチ・・・素敵ですねえ。 ところで今週のジャンプ、いちばん嬉しかったのは、冒頭の4号連続マジカルスクラッチかもしれません。 というのは、なんと、Aコースには、ハンター×ハンターTシャツ10枚セットが! しかも内一枚は旅団全員集合絵! つまりつまり、シズクTシャツ化ということです!!! いやー、これは応募するしかないでしょう! とはいえ当選人数は100名・・・あまりに厳しい数字です。 少なめに見て、1万通の応募があったとしても、当選確率1%。 いやはや、・・・厳しいですねえ(溜息) |
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★★★あのアニメテレカにこんな値段が!?(かがみ的説明)★★★ |