バジリスク、現在21話まで見たので、キャラ別感想の続き。
【蛍火】どう考えても如月が酷い。
半クールすぎた辺りで死相が色濃く浮き出た蛍火たん。こりゃ死ぬなあ、と思ったら案の上死にました。せめて、せめて如月のクソッタレと相打ちなら……。最期に、朦朧としながら如月を夜叉丸に重ねちゃう辺りが可哀想すぎる。ホントに如月は酷いヤツだな。鬼!悪魔!
【雨夜陣五郎】この男、萌えキャラを極めた。
前回感想を書いた時点で既にそのヘタレっぷりが萌えと化していた陣五郎。しかし、彼のヘタレは留まる所を知らない。伊賀一行が海路を取った折、一人海を怖がりブルブル震えながら朱絹にしがみつく様子は、まさに萌え。悪魔の実の能力者じゃあるまいし、海を怖がるなんてなぁ。しかも、そんな代償を払って手に入れた能力が「塩に触れると体が溶けて苦しむ」。報われねぇな。報われねぇよ。色濃く浮き出た死相の通り、海にヒュードボンでご臨終。萌える。
【朱絹】実は露出狂かもしれない。
海に落ちた雨夜を助けるため、人目を憚らず上半身裸になって海に飛び込んだ際は「なんていい人なんだ!」と感動したのだけど、陽炎との戦いでこれといって意味もなく裸になる辺り、実は単に露出好きなのかもしれない。いや、でも朱絹さんはいい人だよ。
【霞刑部】あんたは真性だよな。
雨夜を倒した後、朱絹・天膳のコンビネーション攻撃に破れた霞。まあそれはそれとして、回想編の猪狩りでも全裸な辺り、(能力上の制約といえど)やっぱり「コイツは真性露出狂だな」と思ってしまう。
「よう、お胡夷。ワシと一緒に猪狩りに行こう」
「いいけど、どうするの?」
「まずはワシが全裸になるのじゃー!」
「キャー!」
こういう流れが絶対あったはず。お胡夷は尻を触られてあれだけ激怒したんだから、陰部の露出は平気だなんて、そんな道理は通じねえぜ!
【筑摩小四郎】目が見えなくても勝てたよ。
失明ゆえに、瞳術使いの室賀豹馬を破った小四郎。しかも、豹馬が絶対有利の暗闇での大金星。あんな凶悪なメダパニ使いの片割れを破るなんてたいしたもんだよ。しかし、目が見えないことのハンデはやはり大きく、如月・陽炎コンビにより、自暴自棄になった上、色仕掛けで脱落。まったくもって可哀想。このコンビはホント凶悪だよな。
【薬師寺天膳】実はラスボスっぽい。
物語も終盤に近付き、メキメキと悪人として成長してきた天膳。今までは朧さまに振り回される可哀想な人だったけど、そろそろ視聴者も「うん、がんばって天膳を憎むぞ」という気持ちになってきたよ。正直、今までの天膳は不憫すぎて憎めなかったからなあ。首を切り落とすか、体を焼き落とすことで完全に殺すことができるみたいだけど、体を焼くのはともかく、首を切り落とされることはしばしばありそうなもんだから、あなたやっぱりもうちょっと慎重に行動した方がいいよ。あなた、最近ちょっと殺されすぎだから。とくに陽炎に殺されたのはどうかと思うよ。朧さまも「天膳ってフケツ!」とか思ってるよ。
【如月左衛門】甲賀最凶。
変態的な特殊能力者が集う中、変装というやけに地味な能力を持った如月。しかし、その力は驚くほど遺憾なく発揮され、伊賀方は如月の計略でバンバン死んでいきます。夜叉丸、蛍火、小四郎、朱絹と実に10人中4人をもその手にかけ、しかも、一回一回がやたらと気に障る騙し方。酷え。能力が能力だから仕方ないんだろうけど、それにしてもコイツは性格が悪い。最期は普通に槍兵に刺されて死亡。いや、避けようぜ。
【陽炎】甲賀の核弾頭にしてエロ補充要員。
甲賀で一番危険なキャラ。発言、行動がいちいちエキセントリックで怖ろしい。甘い吐息が毒に変わるという色仕掛け専門の能力は、如月に騙され自暴自棄になった小四郎を地獄に叩き落とした。しかし、お胡夷といい陽炎といい、色仕掛け専門能力ばかりなのは、やはり敵よりも身内の脅威、すなわち鵜殿丈助のレイプに備えてのものなのか? 次回予告を見る限りだと、何の必然性も無い拮抗縛りにされてバジリスクのエロ分を一手に引き受けそうな予感。
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