●どこでもドラえもん |
どこでもドラえもんはすごろくタイプのボードゲームです。 ●基本的なルール(日本旅行版) ルーレットを回して出た数だけ好きな方向へ進みます。 日本は「北海道」「東北」「関東」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」の7つのエリアに分けられており、それぞれのエリアに特産品のドラえもんがいます(例:北海道には「マリモドラ」、中部には「しゃちほこドラ」)。 プレイヤーは、自分の本拠地となる街からスタートし、これらの特産品ドラ(どこでもドラえもんカード)を買い集め、エリアごとの7種類のドラ+全国どこでも売っている売り場限定ドラ、この計8種類の「どこでもドラえもんカード」を集め、自分の本拠地に帰れば勝利です。 ●詳しいルール ・プレイ人数は2〜6人です。 ・ジャンケンで勝った人から順に自分の本拠地を決めます。本拠地は自分のスタート地点であり、最終ゴール地点でもあります。 ・「ひみつ道具」のマスに止まるか、ルーレットで「ひみつ道具」が出ると、ひみつ道具カードを一枚引くことになります。ひみつ道具カードは「プレイヤーにとってプラスになるもの」「プレイヤーにとってマイナスになるもの」「プレイヤーが購入して次回以降使用できるようになるもの」の3種類があり、当然どれが出るかは分かりません。 ・おこづかいマスに止まるとおこづかいルーレットを回します。ルーレットに提示された額のおこづかいが手に入りますが、その時に「天候」も変化します。 ・カネさえ払えば、乗り物に乗ることができます。船・新幹線は1マス移動するごとに2000円。飛行機であれば、10000円均一で国内の空港のどこにでも飛べます。ただし、天候によっては乗り物が使えなくなります。新幹線は雪だと利用できず、船は嵐だと利用できません。飛行機は雪でも嵐でも使えません。 ・止まったマスがどこドラカードのマスであれば、どこドラカードを購入できます。どこドラカードの購入にはカネが掛かります。1枚1000円です。どこドラカード一つにつき一枚ずつしかないため、どこドラカードの入手は基本的に早い者勝ちです。 ・どこドラカードを規定枚数集め、自分の本拠地に帰るときは、ちょうどの数が出なくてもゴールできます。 ・「ころばし屋」「罰金箱」のいるマスは通過できず、必ずそのマスで止まらなければなりません。さらに、ころばし屋は一回休み、罰金箱は5000円のペナルティを受けます。ころばし屋の初期位置は東京、罰金箱の初期位置は新大阪です。 ・4地区のどこドラカードを集めると、特別ひみつ道具カードを1枚もらうことができます。これは6種類の中から任意で選べますが、1人1枚しか入手できず、他の人が一度入手したカードはその人がカードを使用した後でも入手できません。なお、4地区集めたのに特別ひみつ道具カードを貰うことを忘れていた場合は「忘れていました、ごめんなさい」と謝ってからカードを入手することができます(ルールブックに明記されてます)。入手したターンではカードは使えません。 ●Tips 【買占めと本拠地】 このゲームには「どこドラカード」の「買占め」があります。たとえば、近畿地方にはどこドラカードが6枚しかないため、この6枚を誰か一人が買い占めたなら、他の人はひみつ道具カードを使わなければクリアーできなくなります。 また、地域ごとにどこドラカードの枚数は決まっていますから、本拠地はどこドラカードが少ないところに定めるのが効率的です。(スタートしてすぐにその地域のどこドラカードを入手できる可能性があるため) 地域ごとのどこドラカード枚数は 北海道 7枚 東北 6枚 関東 9枚 中部 14枚 近畿 6枚 中国・四国 8枚 九州・沖縄 6枚 (売場限定 10枚) ですから、中部や関東に本拠地を定めるのはあまり良くありません。 九州や東北、北海道などを本拠地にするのが良いと思われます。 多人数プレイにおいては、他のプレイヤーが一つの地区に集中していた場合、たとえば5人プレイで4人が九州に集中した場合などは、残りの一人も九州に本拠地を定めないと不利になります。 また、最後にゴールすることも考えると、本拠地は空港、駅、港に近い方が有利です。 どこドラカードの枚数が少なく、かつ地理的な条件の良い本拠地候補としては、長崎・佐賀(空港、港に近く九州地区)、和歌山(空港に近く近畿地区)などが挙げられるでしょう。 ・【天候と沖縄】 沖縄からは船か飛行機でなければ脱出できません。そのため、天候が嵐であれば、沖縄にいるプレイヤーは本島へ復帰できません。誰かが沖縄へ行ったら、みなこぞっておこづかいスロットを回し、天候を操作すると良いでしょう。 ・【特別ひみつ道具について】 4種類のどこドラカードを集めることで入手できる特別ひみつ道具ですが、この一つに「四次元ポケット」という相手のひみつカードを奪うカードがあります。一番最初にどこドラカードを4種類集めた人は、基本的には四次元ポケットを選択することになります。「四次元ポケット」を持っているプレイヤーがいる限り、他のプレイヤーは特別ひみつ道具カードを貰うことができなくなります(すぐに取られるので)。ただし、他プレイヤーが「石ころぼうし」などの防御カードを入手した場合は、四次元ポケットを持っているプレイヤーだけ特別ひみつカードが実質使えなくなるので逆に不利になります。また、四次元ポケット保持プレイヤーが一回休みになると、その隙に他の人全てが特別ひみつ道具を使用しますので、大変不利になります。四次元ポケットを選択したプレイヤーは一回休みを何よりも恐れなければなりません。 また、4種類のどこどらカードを集めても、すぐに特別ひみつ道具を入手しなければならないわけではありません。「忘れていました、すいません」と一言詫びを入れれば済む話ですので、戦略的に忘れていく必要があります。 |
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