今回は少し偉大ポイントが少なかった気がします。第二話にして早くも息切れでしょうか(僕が)。
前回、終盤に出てきたキーパーソン、ミナヅキサヤはその後もトレインが屋上に行くたびに屋根の上に登ってます。相変わらず不審ですが、これだけやっても周囲の民衆から問題視されずトレインにしか気付かれていないところを見ると、おそらく一流ではなければ察することのできないやり方で気配を消しているのでしょう。
高額の賞金首ブレタ神父を狙うサヤ。トレインは「その銃でブレタを殺るのか」とサヤに尋ねます。おそらく、時速30kmしか出ない銃では危険ではないかと考えたのでしょう。それに対し、掃除屋の仕事はターゲットを殺すことではないと説くサヤ。
トレイン「綺麗ごとを…銃は人殺しの道具だ」
サヤ「モノは使いようっスよ」
トレインはそれまで、銃は弾丸を打ち出したり、鈍器として利用するものだとばかり考えていたはずです。しかし、このサヤの台詞で「銃を振りまわして爆風を生み出したり」「音波を跳ね返したり」できることも学んだに違いありません。
ブレタを追うサヤ。途中、何人もの女性の死体を見つけます。どれもブレタの発する腐食液により腐らされたものでした。しかし、おそらく紳士に間違いないブレタがなぜこのようなことをしたのでしょうか。おそらくこの死体はダミーです。「戦闘前に自分の能力を仔細もらさず公表する」の紳士的戦闘法に則り、サヤに自分の能力をビジュアル面からも理解してもらうべく、わざわざ腐肉を使って人間型のダミー人形を作ったのでしょう。このダミー人形により、相手の能力を再確認したサヤ。さらに、ブレタ神父による壁を腐らせるデモンストレーションによって、事前学習を完璧にします。さあ、いよいよブレタ神父との戦闘です。
ブレタと戦うサヤ。しかし、ブレタに押されサヤは苦戦します。そこへトレインの加勢が……という感じで、結局サヤはプレタを生きたまま捕らえることに成功します。それにしてもGONZOはダメですね。この戦闘シーン、スピード感があったり動きが斬新だったりして、少しハラハラドキドキしてしまいました。バリアフリーではありません。心臓の弱い人が見たら危険ではないでしょうか。原作のように、全く胸が高まらないバリアフリー描写を心がけて欲しいものです。
矢吹先生は偉大です。
矢吹先生は偉大です。
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