●ヴァンパイアセイヴァー_ジェダとダメージ





どうも昔から、オールアバウト(詳細なセイヴァー攻略本)に書かれたダメージ数値と、体感上のダメージが違うような気がしていまして、まあ、それは実際のところコンボ補正とかに寄るのでしょうが、そんなわけで、ずっと気になっていたので、調べてみました。

とりあえずは一覧をご覧下さい。
ダメージのイメージは、体力フルのモリガンに対して仕掛けてみた結果です。
xは多段ヒット技、+はコンボ数に数えられない攻撃、→はコンボで繋がっている攻撃、【】内の数値は回復可能ダメージ。

ジェダの攻撃 オールアバウトに書かれた数値 実際の体力ゲージの減り方
通常攻撃
小P 8【3】
中P 16【7】
大P 8x3【3x3】=24【9】(3ヒット)
屈大K 21【8】
ダッシュ大K 13+10【5+4】=23【9】
必殺技
ディオ=セーガ 8x3【4x3】=24【12】(3ヒット)
ESディオ=セーガ 8x5【4x5】=40【20】(5ヒット)
ネロ=ファティカ 12+17【4+6】=29【10】
ESネロ=ファティカ 12+5+5+4+4+16【4+2+2+1+1+3】=46【13】(4ヒット)
サングェ=パッサーレ 5+5+24【2+2+8】=34【12】
イラ=スピンタ 6x5【2x5】=30【10】
ESイラ=スピンタ 7x6【2x6】=42【12】
イラ=ピアノ 27【10】
ESイラ=ピアノ 10x5【4x5】=50【20】
EX必殺技
プロヴァ=ディ=セルヴォ 5x6+18【2x6+4】=48【16】
フィナーレ=ロッソ 3x13+5【1x14】=44【14】
コンボ連続技
ダッシュ小K→ダッシュ小P 9【4】→9【4】=18【8】(2ヒット)
屈小K→屈中K→屈大K 8【4】→17【7】→21【8】=46【19】(3ヒット)
屈小P→屈小K→屈中K→屈大K 8【3】→8【4】→17【7】→21【8】=54【22】(4ヒット)
屈小P→屈小K→屈中K→屈大P 8【3】→8【4】→17【7】→8x3【3x3】=57【23】(6ヒット)
小Px3→大P 8【3】x3→8x3【3x3】=48【18】(6ヒット)
屈小K→屈中P→中K→屈大K 8【4】→16【7】→17【6】→21【8】=62【25】(4ヒット)
ダッシュ大K、ダッシュ大K、屈小K→屈中K→屈大K 13+10【5+4】、13+10【5+4】、8【4】→17【7】→21【8】=92【37】(3ヒット)
ダッシュ大K→ダッシュ大K→屈小K→屈中P→中K→屈大K 13+10【5+4】、13+10【5+4】、8【4】→16【7】→17【6】→21【8】=108【43】(4ヒット)
ESディオセーガ→屈小P→屈小K→屈中K→屈大P 8x5【4x5】→8【3】→8【4】→17【7】→8x3【3x3】=97【43】(11ヒット)
ESディオセーガ→屈小K→屈中P→中K→屈大K 8x5【4x5】→8【4】→16【7】→17【6】→21【8】=102【45】(9ヒット)
イラ=ピアノ→追い討ち 27【10】→7【7】=34【17】(2ヒット)
ESイラ=ピアノ→ES追い討ち 10x5【4x5】→4x5【4x5】=70【40】(10ヒット)
サングェ=パッサーレ→ES追い討ち 5+5+24【2+2+8】→4x5【4x5】=54【32】(6ヒット)
フィナーレ=ロッソ→ES追い討ち 3x13+5【1x14】→4x5【4x5】=64【34】(
参考
小P、小P、小P 8【3】+8【3】+8【3】=24【9】


と、いう感じでまとめてみたのですが、これで常日頃から感じていた様々な疑問が解けました。
解けてスッキリした疑問の数々を列記してみます。

1、屈小P→屈小K→屈中K→屈大Kコンボの、最初の屈小Pに意味はあるのか?

コンボを一通り決められそうなとき、僕が手クセで出してしまうのが、この小小中大のコンボなのですが、昔からコンボ補正(連続ヒットが多くなるほど、ダメージが軽減される)を加味して考えると、最初の小Pはほとんど意味がないのではないか?と疑問に思っていました。
つまり、屈小P一発分のダメージと、コンボが1増えることによるダメージ補正はどちらが大きいのか、ということです。
ジェダの屈小Pは立ちガード可能ですので、ダメージが変わらない、ほとんど差がない、ならば素直に屈小K(立ちガード不可)から始める小中大コンボを決めたほうが良いのではないか、と思っていたのです。
その答えは小小中大コンボと、小中大コンボを比較することで分かりました。

(屈小K→屈中K→屈大K)
(屈小P→屈小K→屈中K→屈大K)

想像してたよりは、ダメージが違いますね。
屈小Pから始めていたこともあながち無駄ではない・・・といった感じでしょうか。
それにしても確定でない場面では、やはり屈小Kから始めた方が無難な気はしますが。

2、大Pはどのくらいのダメージなのか?

これもコンボ補正関連の疑問だったのですが、多段ヒット技の大P(3ヒットします)は、実はコンボ補正でたいした威力がないのではないか、何気に中P程度なんじゃないか、と常々思っていたのです。
その答えも出ました。
まずは単発同士で比較しましょう。

(大P、3ヒット)
(ディオ=セーガ、3ヒット)
(中P)
(屈大K)

僕の予想に反して、コンボ補正数値は3ヒット程度なら気にならないレベルのようです。
中Pよりも無論威力は大きく、3ヒットすれば、屈大Kよりも実は威力が高いのは驚きました。

(大P、3ヒット)
(小P、小P、小P)

より分かりやすく比較するために、大Pの3ヒットと、小Pを1発ずつ決めたのが上の結果です。
数字上のダメージはまったく同じはずですが、上はコンボ補正(3ヒット分)が掛かり、下はコンボ補正が掛かっていません。
3ヒットのコンボ補正はこの程度のようです。

では、コンボの中に組みこんだ場合はどうでしょう。

(屈小P→屈小K→屈中K→屈大P、6ヒット)
(屈小P→屈小K→屈中K→屈大K、4ヒット)

やはり6ヒットと4ヒットではコンボ補正値がはっきりと分かるようになってきました。
単純に数字だけなら最後を屈大Pで締めた方がダメージは大きいのですが、屈大Kで締めた方がダメージはやはり大きいようです。

3、小P×n→大Pの威力はどのくらい?

実際に対戦をしていると、小Pを連打したくなることは多々あり(あんまり良くないらしいですが…)、小Pの連打がヒットした場合は、大Pで締めることになるのですが、これが一発一発の威力は低い割にヒット数ばかりが増えるため、実は弱いんじゃないかと、これも常々思っていました。小Pが3発入れば、数字上は小中と同じ威力なので、小Px3→大Pは小中大コンボと同じ程度のダメージになるかと思うのですが、そのところはどうなのでしょうか。

(小Px3→大P)
(屈小K→屈中K→屈大K)

やはり、若干小中大コンボよりはダメージは劣るようです。
ですが、思ったよりはダメージがありました。

4、ネロ=ファティカの威力は?

ネロ=ファティカ、なんだかずいぶん威力が高いような気がしてたので、調べてみました。

(ネロ=ファティカ)
(屈大K)
(小Px3→大P)
(屈小K→屈中K→屈大K)
(イラ=スピンタ)

む……思ったほどではないですね……。
やはりチェーンコンボに比べれば落ちます。
しかし、まあそれでも高威力。
決まることも少ないのですが……

ちなみにES版の威力は次の通り。

(ESネロ=ファティカ)
(ESディオ=セーガ)
(サングェ=パッサーレ)

ESディオ=セーガ、サングェ=パッサーレ、共々、数字の上でも実際上も勝っています。

EX技とも比較してみました。

(ESネロ=ファティカ)
(プロヴァ=ディ=セルヴォ)
(フィナーレ=ロッソ)

プロヴァ=ディ=セルヴォ(契約)には及ばないものの、契約があまり現実的な技でないことを加味すると、単発の威力ではESネロ=ファティカが最も高威力かもしれません。

(ESネロ=ファティカ)
(屈小K→屈中K→屈大K)
(屈小K→屈中P→中K→屈大K)

ジェダの基本コンボ(小中大)よりも大きく、ジェダの最もダメージが大きいコンボでも、実ダメージだけなら勝っています。

5、屈小K→屈中P→中K→屈大Kコンボの威力は?

ジェダで最もおいしいコンボが、これなのですが、僕はいまだに対人相手にこれを決めれません・・・。
このコンボ、間に立ち中Kが挟んであるので、ちょっと難しいのです。
しかし、ダメージ的にあまりに違いがあるならば修得したいと思っていたので、これも調べてみました。

(屈小K→屈中P→中K→屈大K)
(屈小K→屈中K→屈大K)

まずは基本の小中大との比較。
結構、バカにできない差が出てますね……。

(屈小K→屈中P→中K→屈大K)
(屈小P→屈小K→屈中K→屈大K、4ヒット)

次に僕の手グセコンボとの比較。
う〜ん、やっぱり小と中ではずいぶん違います……。

(ダッシュ大K→ダッシュ大K→屈小K→屈中P→中K→屈大K)
(ダッシュ大K、ダッシュ大K、屈小K→屈中K→屈大K)
             
次にジェダの要である、ダッシュ大Kからの連続技。
僕はこの「おいしいコンボ」ができないので、いつも下の小中大で締めていたのですが、上手い人は確実に上のコンボを決めます。
それで両者を比較してみると、その威力の違いが一目瞭然。
この差はムシできないです。
むー、なんとかこのコンボを覚えるべきなのか・・・。

それにしてもダッシュ大Kからの連続技って、思っていた以上にダメージ大きいですね。
半分以上減ってる・・・。
まあ、ガロンのビーストキャノンと違ってキャンセルから出せないので、そんな酷くもないですよね、うん。

6、ESディオ=セーガ中のコンボの威力は?

ESディオ=セーガヒット中にコンボが決まると、とても爽快で気持ちがよいのですが、果たして、気持ち良さに見合ったダメージなのか、昔からとても不審に思っていました。

(ESディオ=セーガ)
(ESディオセーガ→屈小P→屈小K→屈中K→屈大P)
(ESディオセーガ→屈小K→屈中P→中K→屈大K)

うーん・・・まあ、高威力ではありますが……。
爽快さに見合ったほどのダメージでもない……かな?

(ESディオセーガ→屈小P→屈小K→屈中K→屈大P)
(フィナーレ=ロッソ)

あ、でもフィナーレ=ロッソと比較しても、あんまり違いがないです。
そう考えると、すごいかもしれないですね。
ロッソよりは、ディオ=セーガ中にコンボを入れる機会の方が多いでしょうし。

(ESディオ=セーガ)
(ESディオセーガ→屈小P→屈小K→屈中K→屈大P)
(ネロ=ファティカ)
(ESネロ=ファティカ)

おお、なんということでしょう。
ESディオ=セーガを空中でガードさせて、落ちてくるところをネロ=ファティカで捕えることは多々あるケースと思いますが、なんと、ESディオ=セーガをヒットさせるのも、ネロ=ファティカを当てるのも、大差はないのです。
ESネロ=ファティカを使うゲージがなくても、ネロ=ファティカが当たるならば、悲嘆することはないのです。
ESディオ=セーガが当たったんだと思えば同じですしね。

7、イラ=スピンタとイラ=ピアノの比較

実際の対戦をやっていると、イラ=スピンタの方はそれでもまだ使うことがありますが、イラ=ピアノはまずもって使うことがありません。
ですので、スピンタとピアノを比較すること事体どうかと思いますが、あくまで興味の範疇で比較してみました。
まずは、スピンタとピアノの比較です。

(イラ=スピンタ)
(イラ=ピアノ)

まあ、これはオールアバウトの数字通りですね。
当然のようにスピンタのほうが上です。
しかし、スピンタは追い討ちがあたりませんが、ピアノは追い討ちが当たります。
そこまで加味すればどうなるのでしょうか。

(イラ=スピンタ)
(イラ=ピアノ)

まあ、想像通りです。
追い討ちまで含めて考えるなら(回復可能ダメージが多いのですが)ピアノの方がダメージが高くなっています。

では、追い討ちも含めて、ES版を比較してみます。

(ESイラ=スピンタ)
(ESイラ=ピアノ)
(ESイラ=ピアノ→ES追い討ち)

やはり、数字の上ではESピアノの方が高威力なものの、コンボ補正のせいかスピンタと少し差がついてしまいました。
これもやはり追い討ちを当てないと、ダメージが追いつかないようです。

しかし、ピアノは追い討ちを当てたとしても白ダメージだし、スピンタと比べて全くアドバンテージを感じません。
素直にスピンタ使っとけ、ってことですかね。
ピアノが5ヒットすると楽しいんですけど、まず5ヒットもしてくれませんしね・・・。

ちなみに、ESイラ=スピンタの威力はどうなのでしょう。

(ESイラ=スピンタ)
(フィナーレ=ロッソ)
(屈小K→屈中K→屈大K)
(屈小K→屈中P→中K→屈大K)
(ESディオセーガ→屈小P→屈小K→屈中K→屈大P)
(ESネロ=ファティカ)

おお……フィナーレ=ロッソ、ESネロ=ファティカと同威力……なんとなく威力高いと感じてましたが、やっぱりすごいです。


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