JRの路線・き〜く
姫新線
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てびき
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1996年3月その1
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[てびき]
兵庫県の山陽本線と播但線(ばんたんせん)の交わる姫路駅を出て北西に進み、岡山県の津山駅を経て西に進み、伯備線の新見(にいみ)駅に至る路線である。
内陸を通る路線で、姫路から津山までは小高い山の間を通るカーブの多い路線であり、津山から新見までの間はやや高い山を北にのぞむ谷間の路線である。
沿線は大阪から津山、新見にかけて中国自動車道が通っていることもあり、津山から大阪に用のある人は姫新線を使わず、高速バスで大阪へ向かっている。
また、途中の佐用(さよ)には山陽本線の上郡(かみごおり)から智頭急行が開通したこともあり、姫新線より智頭急行が主に使われていそうである。
そんなこともあり、姫路〜津山間はおもに佐用、津山以外の住民に多く使われている。
津山〜新見間は極端にお客の少ない区間であり、部分廃止が危惧されている。
いずれにしても普通列車しか走らないため、なかなか先行きが不安な路線である。
姫路近郊のお客だけでもっているような感じである。
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木次線
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1996年3月その3
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1996年9月
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2000年4月
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山陰本線の宍道(しんじ)という駅から南に進み、芸備線の備後落合(びんごおちあい)という駅に至る非電化路線である。
宍道から途中の出雲横田までは1時間〜2時間に1本程度のディーゼル車が走っているが、その先、出雲横田〜備後落合の間はぐっと列車の数が減り、1日に数本しか走っていない。
その出雲横田の若干北の亀嵩(かめだけ)では、駅そのものがそば屋になっており、なかなかうまいそばを食べさせる店と言うことでいろいろな鉄道の本で評判になっている。
また、出雲横田の南の出雲坂根では「延命の水」と呼ばれるわき水が駅のホームでわき出ており、乗客は停車時間にそれを飲むことができる。
出雲坂根は全国のあちこちにあるスイッチバックの駅でもあり、行きつ戻りつするディーゼル車の景色をながめることができる。
ここは只見線と同じく「並行する道路が未整備のため廃止を免れている路線」の1つなのであるが、とうとう並行する道路が完成してしまった。今は観光ルートとして、その並行する道路の一部(「おろちループ」と呼ばれるループ橋)を見るツアーなどをやったりして木次線はもっているが、2001年は全国でいろいろな路線が廃止されていることもあり、この木次線も部分的に廃止されることが懸念されている。
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紀勢本線
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1997年3月その2
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1998年3月その1
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関西本線の亀山から南東方向に進み、津、松阪、多気(たき)と進んで南西寄りに進行方向を変え、尾鷲(おわせ)、熊野市、新宮(しんぐう)、紀伊勝浦、串本と進んで北西に向きを変え、白浜、紀伊田辺と進んで北に向きを変えて御坊(ごぼう)、和歌山と進み、西に向きを変えて南海電鉄と駅舎を共有する和歌山市駅に至る路線である。
亀山−新宮間は非電化で、新宮−和歌山間、和歌山−和歌山市間は電化路線である。
特急は津−紀伊勝浦間に名古屋から関西本線・伊勢鉄道経由で特急南紀が乗り入れ、和歌山−新宮間に京都・新大阪・天王寺から阪和線経由で特急くろしおが乗り入れている。
以前は和歌山−新宮間に特急オーシャンアロー・特急スーパーくろしおという特急が乗り入れていたことがあったが、2012年3月16日をもってこの名称の特急はなくなり、すべて特急くろしおという名称になった。
ただし車両に変更はなく、特急オーシャンアロー・特急スーパーくろしおで使われていた車両が相変わらずくろしおとして走っている。
特急はどの区間も1時間に1本は走っている。普通列車も亀山−多気間および紀伊田辺−和歌山間、和歌山−和歌山市間は1時間に1本以上走っているが、多気から紀伊田辺までは3時間くらい間隔が空くことがある。
沿線は都市が点在しているため高校生が通学に利用している。高速道路も一部しか通っていないし空港も白浜にあるだけでその他のほとんどの部分で空港に縁がないため、高校生以外にもかなり使われている。だいじな路線である。
以前は南近畿ワイド周遊券で紀勢本線全体に乗ることができ、1998年から2013年まで15年続いた「周遊きっぷ」という制度でも最後の1年を除いて一部区間がどこかのゾーンで乗れていた。現在紀勢本線の特急が乗り放題のきっぷは原則として存在しない。
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北上線
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1995年1月
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1997年3月その1
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2002年10月
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岩手県中部、東北本線および東北新幹線の北上駅から西に進み、温泉が駅に併設されていることで鉄道ファンには有名なほっとゆだ駅を経て秋田県の横手駅に至る非電化路線である。
約2〜3時間おきにディーゼル車が行き来している。
列車数が少ないのでけっこう1列車あたりのお客は多い。
沿線は風が強いためしばしば列車が「安全運転」と呼ばれる徐行運転を行っている。
以前秋田新幹線の工事中に北上から秋田まで「秋田リレー号」という特急が走ったり、それ以前に上野と秋田を結ぶ臨時夜行急行が走ったことがある。
急行の名前は「急行おいらせ」で、1990年代前半まで、お盆の時期にのみ上野〜秋田を東北本線、北上線、奥羽本線経由で走っていたと記憶しているが、それっきりで、現在はけっこう多めの地元民を少ない列車でたくさん運ぶローカル路線となっている。
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吉都線
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1999年2月その1
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鹿児島県の吉松(よしまつ)駅を出て、すぐ宮崎県に入り、都城(みやこのじょう)駅に至る路線である。
全区間非電化路線で、谷間を通り、あまりトンネルが多くない路線である。
昔は福岡と宮崎を結ぶ路線がこの路線だけ、ということもあったようである。
都城〜隼人間の日豊本線も、できたのは吉都線より遅く、そのころは吉都線のほうが日豊本線と呼ばれていたらしい。
現在高速道路が吉都線にほぼ沿った形で運行されており、宮崎〜鹿児島の高速バスも運行されている。
2000年3月10日まで吉都線は急行が走っている割に、普通列車の数が少ない路線であったが、急行が廃止され、急行が通っていた時間帯にも普通列車が走り出したため、今ではそこそこ普通列車が通る路線になっている。
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吉備線