JRの路線・な行
長崎本線
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てびき
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1998年2月
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[てびき]
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区間
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運行頻度
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補足1
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補足2
[区間]
佐賀県、鹿児島本線の鳥栖(とす)駅から九州新幹線の新鳥栖(しんとす)、佐賀、肥前山口(ひぜんやまぐち)、諫早(いさはや)、を通って長崎県の長崎駅に至る路線であるが、途中喜々津(ききつ)から浦上(うらかみ)まで2路線に分岐している。
・一方の路線は市布(いちぬの)、現川(うつつがわ)という駅を通る。
・もう一方の路線は大草(おおくさ)、長与(ながよ)という駅を通る。
市布・現川経由の路線は電化されていて、大草・長与経由の路線は非電化である。博多から来る特急かもめは電車であるので市布経由である。と言うよりも市布・現川経由の方が近道なので使われている。
大草からは長崎空港まで船が出ていたはずだが、今あるかどうかはわからない。
[運行頻度]
長崎市街が長与の方まで広がっているので、非電化とはいえけっこう普通列車は長与経由も本数が出ている。
いっぽう、市布・現川近辺は山あいなので家が少なく、おもに特急・快速が通っている。普通列車もそれほど少ないわけではない。
しかし、肥前山口〜諫早間の普通列車はとても少ない。数時間全く普通列車がない時間帯がある。
やはり佐賀県と長崎県にまたがる区間なので往来が少ないようだ。
鳥栖〜肥前山口間はそこそこに普通列車が走っている。
[補足1]
以前は東京行きの寝台特急さくらと、京都行きの寝台特急あかつきが長崎から鳥栖経由で走っていたが、さくらは2005年2月28日に、あかつきは2008年3月14日に廃止されてしまい、もう長崎本線に寝台特急は走らなくなってしまった。非常に残念なことである。
2011年3月まで、特急かもめは肥前山口で佐世保から来た特急みどりと併結されて博多まで走る列車が多かったが、九州新幹線ができて鳥栖以北の列車数が廃止されたリレーつばめの分だけ減った関係で、かもめとみどりは併結を行わず、博多まで別々に走ることになった。このため一部のかもめは肥前山口に停車しなくなった。
また2011年3月から、JR九州は151キロ以上(博多〜長崎など)の在来線特急料金を大幅に値下げしたが、それと引き替えに小倉や博多での新幹線との乗り継ぎ割引が廃止された。
このため、以前は特急かもめで博多まで来て山陽新幹線に乗り換える際、かもめの特急料金は乗り継ぎ割引で半額にすることが可能だったが、3月から不可能になった。
乗り継ぎ割引がないのがいやなら高速バスに乗ろう。
[補足2]
さらに、2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては夜遅くの長崎本線の特急に乗る際に午前0時をまわる可能性がある。
その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。
この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。
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成田線
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1994年6月その1
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1994年7月その1
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区間
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運行頻度
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景色
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補足
[区間]
以下の3区間より構成される路線である。いずれも電化されている。以下の3区間である。
(1) 総武本線の佐倉(さくら)から北東に進んで成田、佐原(さわら)、香取(かとり)を通り、南東に向きを変えて同じく総武本線の松岸(まつぎし)に至る区間。
(2) (1)の成田から東に進んで空港第2ビルを通り、成田空港に至る区間。
(3) (1)の成田から北西に進んで常磐線の我孫子(あびこ)に至る区間。
[運行頻度]
特急は総武本線から(1)の佐倉〜成田間を通り、(2)の成田空港に至る特急(成田エクスプレス)が走っている。
ただし半分以上の特急は空港第2ビルと成田空港のみ停車し、成田に停車する成田エクスプレスは半分以下なので時刻表をよく読むことが大事である。
以前は総武本線から(1)の佐倉〜佐原間に乗り入れる特急(あやめ)が走っていたが、2015年3月13日を最後に廃止されてしまい、成田〜佐原間の特急は臨時列車しか走らなくなった。残念なことである。
普通列車はどの区間も、だいたい1時間に1本以上は走っている。佐倉〜成田間は混雑することもあるが、その他の区間は成田〜成田空港間は佐倉〜成田間ほど混雑せず、我孫子や松岸に至る区間は高校生が通学する時間帯のみ混雑する。
ただし土日は観光シーズンだと混雑することもある。
[景色]
風景はほとんど田畑の広がる風景で、林が左右に見える場所もある。千葉県なのでそれほど高い山はない。
成田エクスプレスの通る線路を除いて、成田線はローカルな輸送がほとんどである。なにしろ近年高速バスが発達し、東京〜鹿島神宮などは高速バスによる移動がほとんどであるからだ。
まだまだ高速道路が建設途中である限り鉄道も客は残ると思われるが、高速道路網が完成すると一段と成田線近辺のJRは客が減るかもしれない。
[補足]
2015年3月の上野東京ラインの開業に伴い、(3)の電車のごく一部は上野から上野東京ラインに乗り入れて品川まで行くことになった。
これまで成田から千葉・船橋経由の電車では東京駅は地下ホームしか行けなかったわけだが、上野東京ラインの開業により、時刻が合えば東京駅の地上ホームに行くことが可能になったわけである。
ただし成田〜東京の所要時間は我孫子経由の方が船橋経由より若干長い。それでも乗り換え先が地上ホームなら利便性はあるだろう。ぜひとも成田から我孫子経由の品川行き電車を活用してほしいものである。
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鳴門線
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1996年10月
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徳島県の高徳線(こうとくせん)の池谷(いけのたに)駅を出て北東に進み、鳴門(なると)駅に至る非電化路線である。
すべての列車が徳島駅に乗り入れている。
沿線は徳島駅に近いため徳島のベッドタウンとして地元住民がかなり乗っている。
鳴門は有名なうずしお観光船が出ている鳴門公園に近いため、観光客がいくらか乗っていそうである。
鳴門以外にも観光地があるかもしれない。いずれにしても乗っておきたい路線である。
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日南線
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1999年2月その1
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宮崎県の南宮崎駅を起点に、海岸線沿いに南に進み、鹿児島県の志布志(しぶし)駅に至る路線である。
南宮崎〜田吉(たよし)駅間のみ電化されており、残りの区間は非電化の路線である。
志布志に至る路線は3個あったが、日南線以外はすべて廃止され、バスに転換してしまった。
日南線は沿線に青島などの観光地を控えており、比較的道路交通が不便な場所を通るため鉄道が残ったものと思われる。
2008年まで田吉より南に特急が通ることはなかったが、2009年10月より、休日を中心に、臨時の特急が宮崎〜南郷間を走ることになった。臨時列車なので運行日程は時刻表を確認のこと。
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日光線
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1994年4月その2
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1994年12月その2
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2001年3月その1
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東北本線・東北新幹線の宇都宮駅からいったん南に進んでその後宇都宮市街地を南に迂回して右に曲がり、北西に向きを変え、鹿沼(かぬま)、今市(いまいち)を通って終点日光に至る電化路線である。
1時間に1本程度の普通列車が走っている。
日光には東武日光線も乗り入れているが、約100メートルほどJRの日光から離れたところに東武日光駅がある。
日光は観光の拠点なのでそれなりに観光客がいるが、日光線を使う観光客は少なさそうで、他のローカル線と同じく高校生がおもな乗客のようである。
日光線経由で日光に向かう特急も以前は走っていたのだが、現在は臨時列車のみになってしまった。そしてなんとJRは東北本線の栗橋から東武日光線に乗り入れて東武日光に至る特急などを走らせ始め、ますますJRの日光線は影が薄くなっている。
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日豊本線
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1998年10月その2
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1999年2月その1
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区間
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運行頻度
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補足1
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補足2
[区間]
福岡県、鹿児島本線の西小倉駅から大分、宮崎を通って鹿児島県の鹿児島駅に至る電化路線である。
日豊本線を走っている特急は以下のとおりである。
・特急ソニック
・特急にちりん
・特急にちりんシーガイア
・特急ひゅうが
・特急きりしま
・特急はやとの風
・特急九州横断特急
・特急ゆふ
・特急ゆふいんの森
それぞれを説明する。
・特急ソニックの大多数は博多〜大分を走る。何本かは大分県の佐伯(さいき)まで延長されている。
・特急にちりんは大分〜宮崎空港を走る。宮崎空港を発着する航空機がない時間帯には南宮崎止まりになる。
大分以北を走るにちりんも若干ある。
・特急にちりんシーガイアは博多〜宮崎空港を走る。
・特急ひゅうがは、延岡〜宮崎空港を走る(一部宮崎もしくは南宮崎止まり)。2011年3月から本数が多少増えた。
・特急きりしまは宮崎〜鹿児島中央、国分〜鹿児島中央、宮崎〜都城もしくは宮崎〜西都城を走る。
以前は国分〜鹿児島中央はかなり本数が多かったが、2011年3月から大部分が宮崎〜鹿児島中央を走るようになった。
・特急はやとの風は、肥薩線の吉松から日豊本線の隼人〜鹿児島中央に乗り入れている。
・特急九州横断特急の一部が熊本〜大分(豊肥本線)から日豊本線経由で別府に乗り入れている。
2012年から2013年春まで豊肥本線の豊後竹田〜宮地間が大雨により不通だったため、別府を出た九州横断特急は豊後竹田止まりとなっていたが、2013年夏にこの区間は復旧し、熊本に行けるようになった。
・特急ゆふ・特急ゆふいんの森の一部が、2012年3月17日より久留米〜大分(久大本線)から日豊本線経由で別府に乗り入れている。一時期乗り入れをやめていたが大分駅高架化に合わせて復活したわけである。
以前は寝台特急彗星が西小倉から南宮崎まで、寝台特急富士が西小倉から大分まで、特急ドリームにちりんが西小倉から南宮崎(下りはさらに宮崎空港まで)まで乗り入れていたが、彗星は2005年9月、富士は2009年3月、ドリームにちりんは2011年3月に廃止されている。
2011年3月以降も下りは大分〜延岡間、上りは延岡〜柳ヶ浦(やなぎがうら)間を除いた区間でドリームにちりんが走っていたのとほぼ同じダイヤでソニックやひゅうがが走っている。
以前は佐伯〜延岡間は特急列車が少なかったが、以前は博多まで行っていたにちりんの運行区間が短縮したのと引き替えに以前と同様の本数に戻っている。
[運行頻度]
また、佐伯〜延岡間を直通する普通列車は一時期1日たった2往復となってしまっていたが、その後3往復に持ち直した。でもそのうち1往復が始発で、下りは佐伯以北、上りは南延岡以南の接続が皆無となっている状況は変わらない。
佐伯〜延岡ほどではないが大分県の宇佐(うさ)〜中山香(なかやまが)間も普通列車が少ない。中津〜宇佐は大分県であるのに県庁所在地の大分に行く普通列車が少なく、逆に福岡県の小倉に行く列車が多いので生活圏が福岡を向いているようである。
西都城〜国分(こくぶ)間も多少普通列車が少ないが、佐伯〜延岡、宇佐〜中山香ほど少ないわけではない。
また、日豊本線からの指宿枕崎線への乗り入れはなくなったが、肥薩線に乗り入れる列車があるため、宮崎〜鹿児島間は一部ディーゼル車で運転している。
隼人方面から来る列車には鹿児島止まりの列車はなく、すべて鹿児島中央〜鹿児島間の鹿児島本線に乗り入れて鹿児島中央、もしくは鹿児島中央以遠の鹿児島本線に乗り入れている。鹿児島中央止まりの列車もディーゼル車が一部ある。
景色としては、上で示した宇佐〜中山香、佐伯〜延岡、西都城〜国分がおもに山の中の景色で、その他はおもに平野を走る。海を見るなら別府〜大分間や隼人〜鹿児島間の景色が良い。
[補足1]
なお、2011年3月から、JR九州は151キロ以上(博多〜大分など)の在来線特急料金を大幅に値下げしたが、それと引き替えに小倉や博多での新幹線との乗り継ぎ割引が廃止された。
このため、以前は特急ソニック・にちりんシーガイアで小倉まで来て山陽新幹線に乗り換える際、ソニック・にちりんシーガイアの特急料金は乗り継ぎ割引で半額にすることが可能だった(別府・大分で特急にちりんから乗り換えている場合、合算して払う分の特急料金も含めて)が、3月から不可能になった。
乗り継ぎ割引がないのがいやなら高速バスに乗ろう。
[補足2]
また2014年4月1日より、自由席特急券の有効期間が2日から1日に短縮された。このため、出発地によっては夜遅くの日豊本線の特急に乗る際に午前0時をまわる可能性がある。
その際厳密に規則を適用すれば翌日の自由席特急券でないと無効ということになる。そんなに厳密な適用となるかはわからないが、念のため自由席特急券は買わずに車内精算した方がいいかもしれない。
この時おつりがいらないように細かい金を持っておくべきだろう。
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根室本線
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1994年2月
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2000年11月
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[てびき]
函館本線の滝川駅から南東に進んで富良野(ふらの)、新得、帯広、池田、釧路(くしろ)を通り、根室(ねむろ)に至る非電化路線である。
毎日特急が走っているのはその中の新得〜釧路間で、新得〜帯広に特急スーパーとかち、新得〜釧路間に特急スーパーおおぞらが走っている。滝川〜富良野間は臨時の特急が走ることがある。
以前石勝線ができる前は、滝川〜釧路間を毎日特急が走っていた時代があった。さらに以前は滝川〜富良野がまだない時代に旭川から現在の富良野線経由で釧路と結んでいた時代があった。
沿線は帯広、釧路という都市をかかえており、それなりにお客がいる。しかし滝川〜新得間、および釧路〜根室間は特急が走っていないこともあり、通学客がおもな輸送となっている。
帯広、釧路、根室中標津に空港はあるものの、JR駅から離れているためおもに北海道外との行き来に使われており、北海道内はJRがおもに使われているようである。
従来は高速道路が釧路まで走っていないこともあり、高速バスが走ってはいるものの札幌から釧路まで行く客がけっこうJRを選んでいたが、ついに2011年10月29日に札幌から帯広まで高速道路で行けるようになったため、夏季は札幌〜帯広、札幌〜釧路の客が高速バスを選択するようになる可能性がある。
釧路までも高速道路の建設が進められており、早晩高速道路のみで札幌〜釧路間の行き来が可能になる。根室本線の今後が若干心配である。
2007年9月30日まで毎日走っていた夜行特急「まりも」は、2007年10月1日からおもに金土日を中心とした臨時列車として約1年運行されていたが、2008年8月31日をもって廃止になった。
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