JR以外の路線・南海
南海電鉄
紀ノ川〜加太
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1997年3月その2
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南海電鉄本線の和歌山市の1つとなりの紀ノ川駅から海岸方向に向かい、終点の加太(かだ)駅に至る電化路線である。すべての電車は紀ノ川から和歌山市に乗り入れている。
海岸に向けて進む路線だが、終点加太は海岸からは歩いて20分ほど離れていて、森に囲まれた駅である。
加太から20分ほど歩くと港があり、そこから大阪湾に浮かぶ友ヶ島まで船が出ていたような気がするのだが、2005年版の時刻表ではこの船は載っていないので廃止されたのだろう。
和歌山市のベッドタウンになってもいい距離のようだが、沿線は自家用車が発達していそうで、この路線も高校生がおもな客なのではないかと思われる。
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南海電鉄
高野線
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1996年4月その2
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大阪府の中央部、南海電鉄本線の岸里玉出(きしのさとたまで)駅から南東に進み、和歌山県北部の南海電鉄のケーブルカー路線の極楽橋(ごくらくばし)駅に至る路線である。
三国ヶ丘でJR阪和線、中百舌鳥(なかもず)で大阪市営地下鉄御堂筋(みどうすじ)線および泉北(せんぼく)高速鉄道、河内長野で近鉄長野線、橋本でJR和歌山線が分岐している。
岸里玉出から河内長野までは大阪府のベッドタウンとして住宅が広がっている。
また橋本〜極楽橋は畑が広がり、極楽橋から通じている高野山への観光客を運ぶ路線となっている。
すべての電車は南海電鉄本線のなんば駅まで通じており、直通でなんば、新今宮(しんいまみや)といった駅に進むことが可能である。
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南海電鉄
極楽橋〜高野山
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1996年4月その2
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和歌山県の北方にある南海電鉄の極楽橋(ごくらくばし)駅から高野山(こうやさん)に至るケーブルカー路線である。
南海電鉄極楽橋駅で電車を降りて数十メートル歩くとすぐにケーブルカー乗り場があるので乗り換えやすい。
また、きっぷも南海電鉄のどの駅からも高野山までのきっぷが購入可能である。
高野山駅からは仏教で名高い高野山までバスが出ているが、バス通りはバス専用の道路であるため歩いて行くわけにはいかない。
宗教関連の駅であるためそこそこお客がいる。ただし極楽橋駅のそばには人家が少なく、電車客以外の人がケーブルカーを利用するのはまれである。
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南海電鉄
本線
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1996年11月その2
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大阪府の中央部、なんば駅から南西に進み、和歌山県北部の和歌山市駅に至る路線である。
新今宮(しんいまみや)駅で大阪環状線、岸里玉出(きしのさとたまで)で南海電鉄汐見橋(しおみばし)線と南海電鉄高野(こうや)線、羽衣(はごろも)で南海電鉄高師浜(こうしはま)方面の電車、貝塚で水間(みずま)鉄道、泉佐野で南海電鉄関西空港行きの電車、みさき公園で南海電鉄多奈川(たながわ)方面の電車、紀ノ川で南海電鉄加太(かだ)行き電車が分岐している。
以前から大阪と和歌山を結ぶメインルートとして使われてきたが、最近では関西空港行きの路線ができて、お客はかなり多い。
しかし関西空港にはJRも乗り入れており、最近はJRの方がお客が多いとのことである。
関西空港だけでなく和歌山にもJRは阪和線が通っているが、南海はJRよりきめ細かく駅を作っており、阪和線には和歌山から南の紀勢本線の客が乗り入れてくる関係もあり、南海もJRも共存共栄しているようである。
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南海電鉄
みさき公園〜多奈川
南海電鉄
和歌山〜貴志
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1997年3月その2
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阪和線・紀勢本線の和歌山駅から東(内陸方向)に進み、伊太祁曽(いだきそ)を通り、終点の貴志(きし)に至る電化路線であった。
最大でも1時間おきに電車が走っていた。途中の伊太祁曽には車庫があるらしく、和歌山〜伊太祁曽間の区間列車もあった。
南海電鉄の路線だったが、他の南海路線とは離れており、かなり赤字であったためいずれ南海籍からはずす予定で「スルッとKANSAI」の自動改札システムからはずれていた。
そして予定通り2006年4月1日にこの路線は南海籍を離れ、第三セクター「和歌山電鐵」となったのである。
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