CLOVER WORDS 2
ここには、オリジナルや、個人で発表した二次作品の中から、
気に入った韻の言葉を選んで並べました。
冒頭で使っていたりします。
中にはたった一行のものも……。
楽しんで頂けたら幸いです。もちろん、無断転載禁止です。
16. a dirittura
『恋は人間という種族にかけられた、愚かさという呪い』
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17. furlore
『恋と愛の違いは何だろう?』と尋ねると。
『死ねるか死ねないか、よ』と彼女は笑った。
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18. 闇に咲く花
そっと指を這わせる。
汗に濡れた背中に、滑らせる。
呼吸をする度に波打つその肉。
私には、想うしかない。
唇をあわせながら、
指先を絡めながら、
吐息を交わらせて、
言葉を飲み干して、
彼の背に咲く花に、
果てしなく欲情し…――――狂い散るのだ。
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19. キリング・ミー・ソフトリー
私の不安を優しく殺して。
貴方のその、美しい唇で。
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20. 瞳に唇、花に涙
僕が囁く「苦しい」は、「あいしてる」と同じ意味。
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21. Snow smile
雪が降る。
雪降る中で、君は佇み振り返る。
儚く溶けてしまいそうな――――純白の笑み
罪を真っ白な心で覆い隠して、降り積もる。
幾千の闇を、包み込んで降り積もる。
美しきパウダースノウ――――溶け逝く最後は、この手の温もり。
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22. ENDING
物語はいつか終わる
しかし時は止まることなく流れ
現実は終わらない。
だからこそ、愛おしいのだ。
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23. Bule Morpho
人類を滅ぼすモノは、どんな形であれ人類でしかない。
他の要素なぞ、全く必要としない。
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24. 金糸雀が砕く花びら
誰も戀からは逃げられない。
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