バッタ事件簿
皆さんほっかほっか亭ってしってますよね?実は私ここでバイトしてた経験がありまして。
結構有名な弁当屋だと思うんですけど。とりあえずバイト中に起こった
面白い事などを中心に書いていきますわ。
えっとこの日はアルバイト4人で入ってました。時刻はPM9:30
うちの店は9時閉店なので、もう片付けに精を出していた時です。
と、その時レジにいた女の子が悲鳴をあげます。
何事かと江藤先輩と見に行くと女の子は植木バチを指差してます。
・・・・・・・・・・・
バッタがいるらしいんですが分かりません。
しばらく目を凝らして見つめると、ああいました。
これが擬態って奴か。何もほか弁でやらなくても・・・
しかもでかいし、10cmくらいはあります。茶褐色で太さも親指大くらいはあります。
別にどうってことは無いのだけれど女の子2人が騒ぐもんだから、
江藤先輩と追い出すことにしました。しかしこのバッタ、跳ねる跳ねる。
跳躍力と飛翔能力は大した物で3、4秒はバタバタとんでます。バッタだけに
・・・・・・・・・・・・・
で、あんまり暴れるから江籐先輩と叩き落して外に放り出す作戦にでました。
こっちも必死です。女の子も飛び回るバッタから逃げ回ってます。
バシバシ叩いても中々落ちません。体力も見上げたものです。
しかし江藤先輩の雑誌縦打撃が炸裂して勝負は決まりました。
へろへろと、力尽きたかのように左に飛んでいくバッタ。
ああ!そっちにいくな!そっちには揚げ物用油が!
ぶぅ〜〜〜〜ん へろへろ
バシッ ←壁にあたった音
ポトッ ←油に落ちた音
ジュウウウウゥゥゥゥゥ ←高温の油で揚がっている音
ぎゃはははははははははは!!! ←男性陣の笑い声
いやぁ、この時はホント大爆笑でしたよ(笑)
まさか自分から揚げ物になりに行くとは・・・・・・・・
しかも美味そうに赤色に揚がってるし、アンタは海老デスカ?
しかしこのあと冷静さを取り戻すとやはり色んな事が頭を駆け巡る
俺は何をやっているんだ?
いくらなんでもこれは不衛生だろう
でもすべてのバイ菌は熱で死ぬはず
いや、そういう問題じゃないのか?
ってゆーか弁当がバッタ味になるんでは? ←ならない
まさにバッタモンってか? ←ちがう
俺「俺のせいじゃ・・・・・・・ないっすよねぇ?」
江「いや、共犯だろう・・・・」
俺「ガビーン」
まあ、共犯でも何でもいいんですけどね、ばれなければ。
とりあえず、コンガリ揚がったバッタをゴミ箱に捨ててその日はそのまま帰りました(おぃ
次の日はさすがにひやひやしましたね。まぁばれるわけないですが。
そして数日間、ほか弁アルバイター全員が揚げ物を口にしなかったのは言うまでもありません(笑)