A devilish plant

「っ・・・はぁっ・・・んっ」
なんとも悩ましげな声がヘルバの飛行艇の中で響いていた。
「どうやら花粉ちゃんの効果が効いてきたみたいねぇ」
ヘルバがその人物の近づく。
「それに・・・ハグハグちゃんの締め付けも堪らないでしょ〜?魔銃ちゃん」
植物に体を固定され、身動きがとれない風が飛行艇の中にいた。
「その花粉ちゃんはねぇ、気持ちよ〜くなっちゃう成分が含まれてるの。魔銃ちゃんと遊ぶためにわざわざ作ったのよ?」
ヘルバは風の顔を上に持ち上げた。
快楽を隠せない瞳がヘルバを見ていた。
「あぁら、魔銃ちゃんたら無表情ばかりだと思ったけど、結構色っぽい顔出来るじゃない〜?」
ヘルバは少し驚きながら風を見る。
「・・・は・・なせっ・・・」
口では抵抗するものの、体は痺れたような感じで動かす事は出来なかった。
「うふふふっ、魔銃ちゃんたら可愛い〜。全然抵抗出来ないのねぇん」
そんなヘルバの言葉に、風は悔しげな表情を浮かべる。
「それにしてもびっくりだったわ〜。魔銃ちゃんたらいっきなり落ちて来るんだもの」
ヘルバの言葉通り、風は上から落ちて来たのだった。
丁度ハグハグちゃんの上に落ちて来たので、風自身には怪我は無かったが代わりにハグハグちゃんに捕らえられ、ヘルバが即興で作った花粉ちゃんをふりまかれてしまい、現在に至った訳であった。
「・・・っ・・・んっ・・・」
ヘルバの驚いた仕草をよそに、風の体はどんどん熱くなっていった。
「あらあら、魔銃ちゃんたら我慢が出来なくなってきたようねぇ〜」
ヘルバはそう言うと風の胸の辺りに指を置き、そのまま下へ滑り下ろした。
「っ!?く・・・っっ!!」
鳥肌の立つ感覚が風の体を駆け巡る。
自分の意思とは裏腹に指でさえも敏感に感じとってしまう己の体を風は一瞬恨んだ。
「じゃぁ、もっと楽しみましょうね〜魔銃ちゃんっ」
風を見ていたヘルバが、今度はハグハグちゃんを見た。
「さぁ、ハグハグちゃん、魔銃ちゃんをもぉっと感じさせてあげてぇん」
ヘルバの言葉を合図に、ハグハグちゃんは一斉に風の体をはいずり回った。
「くぅ・・・っ・・・」
蔦がはい回る感覚に風は嫌悪感を抱くが、次第にその感覚も快楽に変わっていった。
「あっ・・・やぁ・・・っ!!」
「うふふっ、いいわぁその表情〜!感じちゃってるのねぇ」
ヘルバは嬉しそうに風を見入る。
そうしている間に服の隙間を探し当てた蔦が、風の服の中に進入する。
「あっ!・・・やめ・・・っ!!」
ヌルヌルしている蔦が、風の素肌の上を遠慮なしに這っていた。
そして一番細い蔦が風の尖った胸の突起を微妙な力加減で締め上げる。
「あぅっ!・・・んっ・・・ぅ・・・」
予想もしてなかった行動に風の体が仰け反る。
「服を着たままって言うのも、なかなか陵辱っぽくていいんじゃな〜い?」
その言葉に風の顔が熱くなる。
「んふふっ、魔銃ちゃんたら言葉責めにも弱いのかしらぁ〜?」
ヘルバはいたって楽しそうである。
ふと思いついたようにヘルバは風のズボンのファスナーを下ろす。
「なっ・・・!!」
風が慌てて抵抗しようとするが蔦に絡め取られている上、快楽に酔っている体は言うことを聞かなかった。
「だぁってぇ、このままだったらハグハグちゃん魔銃ちゃんの中に入れないんですもの〜」
ヘルバがズボンの前を開けた途端に蔦が滑り込み、風の半勃ちしたモノに絡まりついた。
「ひっ!・・・あっ・・・あぁぁっ!」
風自身に絡みついている蔦はやはりヌルヌルしていて、それだけで風の体は追いつめられていく。
何本もの蔦が風の体を這い回り、風の快楽を更に煽る。
そんな風の様子にヘルバは笑みをもらした。
「あの魔銃ちゃんがこんなに悶えるなんて、信じられないわ〜。本当は淫乱なのねぇ」
花粉の効果で感情がおかしくなっているのか、風の瞳から涙が零れた。
「ぅ・・・っ・・・ち・・・が・・・ぁっ!!」
微かに残っている理性で否定する。
「やぁねぇ・・・そんな、いかにも感じちゃってます〜って顔で言われても全然説得力がないわよ〜?」
ヘルバは自分は何もしない代わりに、言葉で風を攻める。
その間も蔦は風自身を強弱を付けながら弄んでいた。
「あっ・・・はぁ・・・んぅ・・・っ」
微かに残っている理性も、与えられている快楽には勝てなくなっていた。
「そろそろ魔銃ちゃんも限界のようねぇん。じゃあ・・・」
ヘルバが言葉を言い終わらないうちに、ドアをノックする音が言葉を遮った。
「ぅんもうっ!!これからが良いところなのに〜っ!!」
楽しみを奪われたヘルバは、足早にドアへと動いた。
「誰なのっ?!」
「おお、やはりこちらでしたか」
ドアを開けると、そこにはオスカーが立っていた。
「何なのオスカーちゃんっ!くだらない用だったらハグハグちゃんに食べさせちゃうからっ!」
オスカーは体をクネクネさせながら、ヘルバの怒りに動じる事なくその場に立っていた。
「いえ、伯爵様がお呼びでしたので、お知らせにと・・・」
お辞儀をしながらヘルバに用件を言う。
「伯爵様が!?たぁいへんっ!すぐに行かなくちゃ!」
そう言うとヘルバは部屋の中の風を忘れて、慌てて伯爵の元へと急いだ。
その場に残されたオスカーは相変わらずクネクネしたままヘルバの消えた廊下を見ていた。
「何をしていらっしゃったのでしょうか・・・?」
部屋の中が気になり、オスカーは開け放たれたドアの中を覗いて見た。
部屋の中にはハグハグちゃんに自由を奪われ、快楽の色に染まった風がいた。
「ほぉ・・・これは何と美しい「花」でしょうね・・・」
仮面の下で微かに笑うオスカー。
「是非、頂いて帰りましょう。代わりに新しいハグハグちゃんを置いておきますので。」
そう言うと、オスカーはハグハグちゃんごと風を抱えると自分の部屋へと連れて帰って行った。


暫くして、伯爵の用事を済ませたヘルバが帰ってきた。
「おっ待たせ〜、魔銃ちゃん〜!」
勢いよくドアを開けたヘルバだったが、部屋の中にいるはずの風がいない事に気が付いた。
「えぇぇぇっ、うっそ〜っ!魔銃ちゃってば逃げちゃったのぉぉぉっ!?」
ハグハグちゃんしかいない自分の部屋で、しばし立ちつくすヘルバだった。
まさか自分がいない間に、オスカーがハグハグちゃんごと持って行ったなんて今のヘルバに知る由もなかった・・・。

END


後書きと称した言い訳(^∇^;)
・・・如何でしたでしょうか?
微エロとのご注文なので、最後までヤってませんが・・・(笑)
四凱将×風って難しい・・・(T_T)
ヘルバの飛行艇がガウディウムにくっついてたりしてるのは多分ありえません(苦笑)
でもヘルバの部屋って飛行艇以外にあったっけ?(^∇^;)
ああ、早くDVDを集めて見ないとね・・・(苦笑)
・・・お気に召して頂けましたでしょうか・・・?(滝汗)

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