何だか嫌な予感がする。
大体こういう悪い予感は当たる。
Ｔｈｕｎｄｅｒ-Ｓｈｏｗｅｒ
ゴロゴロ・・・・
「はあ・・・やっぱりね・・・・。」
は下駄箱の前で呟いた。
目の前では俗に言うカラ雷様というものが鳴っていた。
まあ、よーするに雨の降ってない時の雷のことだ。
『小さい時に祖母ちゃんが言ってたっけ。
雷は怖いけど中でもカラ雷様が怖いって。』
「待つしかないか・・・・。」
そう言って
はげた箱の前に座った。
「雷かよ。そろそろ一雨くるか。」
『む？この声は・・・・ヤバイっ！何がヤバイかって・・・・
悪魔に襲われる・・・・。』
は心の中で誰ともなく話し掛けていた・・・・。
どうやら過去に何かあったらしい・・・・。
「お、
じゃん。何してんだ？」
「み、三上。ひ、避難してんのっ。」
ゴロゴロ・・・・
「雷か。こんくらいじゃまだ寮まで帰れるぜ？雨降ってねえし。」
「い、いいのっ。か、カラ雷様の方がキケンだからっ。」
「は？カラライサマ？」
「え？知らないの？」
「んな言葉聞いたこともねえ。」
きっと渋沢なら知ってそうな言葉だな・・・・そう三上は思った。
「雨が降ってない時の雷のことよ。」
「へえ。・・・お前もしかして雷駄目？」
「だ、駄目じゃないわよっ！！」
ピシャッ
「きゃあっ！！（泣）」
「やっぱりな。」
そう言って三上は
の隣に座った。
『いやあ（泣）襲われる〜。・・・・・。』
「今の落ちたな、確実に。」
「・・・うん・・・。」
「なあ、おい生きてるか〜？」
「・・・うん・・・。」
三上は
の顔を覗き込む。
「キスするぞ？（デビスマ）」
「・・・うん・・・。」
『駄目だ・・・こいつ・・・どっかいってるぞ・・・・。！！』
三上は
の耳元で囁いた。
「じゃあ、襲うぞ？（デビスマ）」
「きゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」
「いってーな！！グーで殴るか？普通。」
「もっちろん！何しろ前回ファーストキス奪われてますから。」
「覚えてたのかよ・・・・。」
「当たり前でしょ。乙女が夢見るファーストキスよっ！！」
「何だそれは・・・・。」
「あ、雨降ってきた。そろそろ帰るかな・・・。」
「雨降ってんのにワザワザ出るのかよ。」
「だってさっき言ったでしょ？カラ雷様がキケンだって。」
「でも、雷鳴ってることには変わりねえよな？」
ピシャッ！！
「きゃっ！！」
「ほらな。ここいろよ。何もしねえから。」
「ほんと？ほんとのほんと？」
「ああ、多分な・・・。」
「多分って何よっ！！」
「理性が保ってられればな（デビスマ）。」
三上はそう言いながら
を抱き寄せた。
「きゃあっ！！！！」
「騒ぐなって。誰かに見られるぜ。見られていいなら俺はいいけどな。（デビスマ）」
「嫌だああ！！！」
「静かにしろよ。優しくすっからよ・・・・。」
「私のヴァージン返してよーーーー！！！！！！」
ＥＮＤ
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終わった・・・・。えっと・・・ｍａｔｈの続きっぽいのです。
三上さん・・・・それ以上人を襲わないで下さい。頼みますから・・・・（汗）
ホントにお前は中学生なのか？私の知っている中学生はもっと可愛げがあったぞ・・・・。
カラ雷様って・・・・方言なのかなあ・・・・（汗）ってゆうか・・・強制終了？