math?
放課後・・・・。
「うわー
、見事な点数だな。」
の隣の席から声がした。サッカー部司令塔、三上亮だ。
「うるさいっ三上!!私はあんたと違ってバカなんですー。」
の手には、赤点補習は免れたが最悪な点数のテスト達・・・。
「特に数学。なんでこんなのができねーんだ?」
三上は、二次関数の問題を指して言った。
「こんなのできるほうがおかしいわよっ!」
は言い返した。
「できないほうがおかしいんだよ。おら、見せてみろ。」
「やだ。自分でやる!」
「とか言いながら、結局できないで後回しにすんだろ。でどんどんたまっていく・・・。」
「うるさいっ!・・・ってあんた、いつの間に!?」
三上の手には
のテスト用紙が・・・。
「ふーん。ケアレスミスばっかじゃねえかよ!!」
「どれ?私ちゃんと見直したわよ!!」
「これ。+と−逆じゃんか。あと、ここは掛け算間違え。」
「ほんとだ・・・。ね、ここは?」
「あー、ここは・・・。」
「三上ー!!部活行くぞ!!」
渋沢が声をかけた。
「あー、今行く!!っつーわけで俺部活行くから。」
「えー!?」
「何?そんなに寂しい?」
「んなわけないでしょ!!」
「じゃあ、今日部屋の窓のカギ開けとけ。」
そう言って三上は行ってしまった。
「・・・ちょっと・・・こっちの話も聞けよ・・・・。」
「へー。三上が来るんだ。私どっかに逃げよっと。」
と同室の
が言った。
「来るわけないわよ。嘘よきっと。」
が言った。
「とか言っちゃって
サン、その窓は何?」
「・・・念のためよ。」
窓のカギはしっかりと開いていた。
「ふーん。まあいいけどね。ねえ、もうサッカー部終わってんじゃない?」
「そうね・・・。そろそろ・・・って
っ!」
「あははー。でもまじでそろそろ来るんじゃない?私隣行って来るわ。じゃーねえ。」
は出て行ってしまった。
はしばらく待ったが、三上の来る気配はない。
「やっぱり、嘘だったのよ。うん。」
そう言って
は、窓のカギを閉めようとした。
「おいっ!閉めんなよ!!」
「三上っ!!本当に来たのね・・・。」
「おい、俺ってそんなに嘘ついてるか?」
「さあ・・・・。」
「・・・それより早く入れろ!!寒い!」
「ああ、ごめんっ。」
は三上を中に入れた。
「で、さっきの続きか。」
「うん。」
早速、机に向かった。
「これはな、この公式に当てはめて・・・。」
「うん・・・。」
「ってお前、本当に分かってんのか?」
「うん。多分・・・。」
「はあ・・・・。」
「やったー終わった〜!!ありがとね、三上。」
「ああ、俺っていい奴。」
「何自分で言ってんの。」
「じゃあ、一応礼もらわなきゃな(デビスマ)。」
「は?何でそうなるの!」
「細かいことは気にすんな。ほら、こっち向け。」
「へ?・・・・ん!?」
なんか唇が・・・・。
「サーンキュ。(デビスマ)。」
「ちょっと、三上!!!私のファーストキス返せっ!!」
「ムリ。」
「三上のばか〜〜〜!!!」
END
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っつーか、うちの三上は襲いすぎっ!!
しかもキスばっかしてるな、うちの三上。(それは私がキス好きだから・・・)
あはは・・・・。ちょっぴりスランプか?私。