SallowSleep








天気のいい日だった。
は屋上で昼寝をしていた。
すると、急にドアが開いた。
「おい、 。次もサボる気かよ。」
声の主は、悪友そして、好きな人でもある三上亮。
「さあね・・・。」
は仰向け寝たまま答えた。
「お前、単位へーきなのかよ。」
「全然余裕。」
「マジかよ。」
「ほんとー。だって、さっきの1時間初めてのサボりだもん。」
「嘘だろ。先月までほとんど学校来てなかっただろ。」
「んー・・・保健室登校。」
「へぇー、初耳だな。」
「だって、皆にはただ休みって言っておいたし。」
「ふーん・・・。」
「あ、言っておくけど登校拒否じゃあないからね。」
「じゃあ、なんだよ。」
「病気。」









・・・キーンコーンカーンコーン・・・









「おい、予鈴だ。お前行くのか?」
「行かない。」
は即答した。
「即答かよ・・・。」
「そーゆー亮は?」
「俺もいかねー。」
そう言いながら三上は、 の隣に横になった。
「へーきなの?」
「一回くらいはへーきだろ。渋沢にでもノートコピらせるし。」
「うーわー、腹黒。」
「うるせー。」
三上は の頭を小突いた。


「いてっ。嘘だって。私、亮のこと好きだから。そういうところも好きだから。」


は真面目な顔で言った。













「・・・そんなこと言うと襲うぞ。」
















「いいよ。亮なら。」















「・・・嘘だよ。好きな奴いきなり襲うほど俺はバカじゃねえよ。」











「・・・・。」









「まあ、でもこれくらいはいいよな。」
そう言って三上は唇を重ねた。


























―覚醒・・・そして現実


























!!」











が消えた。
ついさっき口付けを交わしたばかりの が・・・・・。














三上は寮の自室にいた。もう泣いてはいなかったが、誰とも話そうとしなかった。
ドアのノックの音と共に、渋沢が入ってきた。
「三上、少しは食べろ。」
「・・・・。」
「ここにおいて置くから、食べたくなったら食べろよ。」





は持病の心臓病でこの世を去った。三上の腕の中で。




「三上、 は満足だっただろう。好きな奴の傍にいられたんだからな・・・。」
「・・・・・・。」
「お前がそんな状態じゃ・・・ も浮ばれないんじゃないか?」
「・・・・・・。」
の顔を見ただろう?」
「・・・・・・。」
の分を精一杯生きてやれよ。あんまり落ち込んでると、他の奴らも心配するぞ。」
そう言い残して渋沢は三上の部屋を去った。
「余計なお世話だっつーの・・・・・。」







『亮・・・私幸せだよ。だから亮・・・・。』








END




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かなり久しぶりのドリーム。
タイトルはhydeさんのソロの曲のタイトルから取らせていただきました。
なんか、ドリームの書き方を忘れてしまった気がする・・・。
分かりづらいですね・・・・。ごめんなさい。

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