宮分です。
しばらくぶりの釣りレポート、別に出掛けてなかった訳ではないし
サボってた訳でも無い。実際に10/22−24に行われる河口湖での
大会に向けて13,22,23日とプラ(練習)には行ったし
19日には阿木川ダムへEBの開幕戦のプラにも行ってた。
河口湖の結果はレポートがhpにも掲載されてるので詳しく書けないが
全ての日で2桁の釣果があり、しかも強力なリグもシャローパターンも
掴んでいる。後は1ヶ月変わらないでくれれば、初日位はクリア出来そう。
河口湖はこの辺で、26日はEBリーグ’00第1戦が岐阜県恵那市の
阿木川ダムで行われた。
前にも書いたが18日にプラへ入ったが、私に2本しか釣れなかったが
相棒にはナイスキーパーが取れていたので、それをベースに作戦を組み直し
当日はゴムボートでの勝負へ出た。結構広いダム湖なのでゴムボートは私だけ!
果たして吉と出たか凶と出たか・・・・
9/26
EBリーグ’00第1戦 阿木川ダム
am2:30、いつもなら前日プラに入り、そのまま泊まってしまうのだが
今回は出社日と重なった為に当日移動。とは言っても、行きの運転は
相棒なので私はコーラに生ハムを肴に楽しんだ後はグッスリお休みタイム。
ゴメン、いつも寝てしまって。帰りは頑張るから・・・・ぐうぅ〜。
気が付くと車はダムの駐車場に到着していた。既にメンバーも着いていて
今回は10名の参加者で船はアルミ8杯ゴム1杯となった。
さて、みんなで船を順々に降ろしセットアップ。人数がいるのでスムーズ、
プライベートで来たら大変だけど人数がいるから全然苦にならない。
先週は大雨が降ったので濁りを心配したがほとんど影響は無い様子。
発生していたアオコも無くなり、かえってコンディションは上向きに見える。
am6:15にスタート、帰着は12:00と6時間弱の戦いが始まった。
アルミ艇はエレキで颯爽とポイントへ散って行くが、私はバシャバシャと水面を
叩くばかり、スタートだけは動力船をうらやましいと思う。
さて、今回私の考えた作戦は秋に絡んだパターンとして
ベイトフィッシュパターンとメインレイクに絡む岬絡みを意識したパターンで
前回のプラで全域に散ったと思われるベイトフィッシュが発見出来ず、シャロー
のバスも反応が悪かったので比重を岬絡みに置き、それにベイトを絡める方向に
した。場所は阿木川大橋東側橋脚下の橋脚工事した際に残った岬(水中島)の
シャローへ上がってくるフィーデングバスに狙いを絞り、その場所でバスが
上がって来るのを移動せず延々と待ち続けるパターンであった。
餌を狙って上がってくるので、やる気のあるバスを狙えるし、ウエイトも
そこそこある。ただ何回チャンスがあるかは?であった。
さて、各船の動きを見ると子場所である小さな岬が打たれていなかった。
ここは前回の阿木川戦でアミの目から抜けそうなバスを取った場所で
しかし、そのバスに成績を救われた場所でもあった。
「先に打ってしまおう」と思い、距離を取ってエバーグリーのビビットテイル
をノーシンカーで引っ張ってみるが反応無し。同じくノーシンカーのカットテイル
も打ち込むが・・・・駄目っぽいぞ。っていうよりベイトフィッシュがいないなぁ。
これで水中島一個所しか場所が無くなった。
さて水中島はどうなってるかと思えば、既に相棒の柴田が打ってる。
どう?と尋ねれば、掛けたがバラしたと返ってきた。
入れて貰い、打ち始めながら状況を聞くとバスは見えるとのこと。
ここは生きてそうだと思っていると後から吉田パパも入ってきて、
どう?と尋ねると「1本」と返ってきた。水中島は非常に小さく、その場所で
三つ巴の状況に突入、そうこうしてる内に私のビビットテイルにバイト!!
しゃべりながら掛けたバスはフッキングが悪く、2回ほど首を降って外していった。
しかし、この状況は心臓に良くない。バラせばバスの存在を教えるだけだし
3人でプレッシャーを掛け続ければポイントは潰れる。なにより精神衛生上良くないぞ。
それから30分、3人とも全くバイト無し、おまけに風が出てきた。
吉田パパ、柴田とも別を見てくるとポイントを去り、私一人が残った。
日が出ない、風が強いと辛い状況、おまけに遠くにある噴水の水が強風に煽られて
飛んでくる。さすがに寒くなり橋脚影へ逃げ、駄目元のジギングを試すが
そんなんでは釣れない。それでも移動も出来ないので元の場所に戻り
ゴミフェンスへ船を固定して続けること、2時間。
ようやっと1本目の豆バスをカットテイルノーシンカーでキャッチ。
丁度、橋脚付近にいた小林君が状況を聞いてきたので2時間で1本と答えると
既に行く場所がないので一緒にやるとのこと。
また、しばらく当たりがなかったが今度は小林君のカットテイルにヒット。
一気にゴボウ抜きしたサイズは私のより一回り大きいバス。
本人いわく、ゴミフェンス近くの竹棒を狙ったとのこと。
きっと付いてたバスだねぇ、なんて話していると、なんか当たってるみたいだと
言いはじめる。再びヒットして小林君はあっと言う間に2本目をキャッチ。
????そんなに細い竹棒にバスが付いてる訳もなく、考えてみれば
水中島の延長上に竹棒がでている。なんだブレイクがあるのか!!
頼んで前を投げさせて貰うと私にもナイスキーパーがヒット。
どうもプレッシャーでバスはシャローに上がらず、ブレイク下にいて
上を意識してる様子。休ませたシャロー側で1本追加し、気持ち「いけそう」
なんて思っていると柴田と吉田パパが返ってきた。柴田はダイビングペッパー
で豆バス1本、吉田パパは3本の型揃いとのこと。まいった!!私には
豆バスが1本の計3本、このままでは負け決定。時間も無くなってきたぞ。
再び4巴の状況になったが、最初に離れたのが柴田、続けて吉田パパ、私も
固定を解き、角度を変えたりしながら悪あがきをするがバイト無し。
小林君も沖目へ移動しながら戻る用意をしてる。11:30には戻らないと
12時には着けない。時計は残り10分を指した。
再びゴミフェンスに船を固定し、シャローに最後の数投勝負を仕掛けるつもりで
休め、その間数投をブレイク側にカットテイルを沈めてトゥイッチを掛けると
グッと押え込む様な感じがしてフッキングすると重い引きを感じた。
バスか?と一瞬疑ったが、ジャンプして見えたのはキッカーとなるナイスフィッシュ!
ネットに収めた時、思わず声を上げてしまいました。ウエイトは450g、
時間は残り4分を指していた。
小林君のエレキに引かれながら、スタートへ戻る。
その後、3本と言っていた吉田パパはどうなったか・・・・
全員が戻り、他の選手に私以上のスコアはいない。気になる吉田パパは・・・
「あの後1本釣ったよ」ガーン、終ったよ・・・
あげたライブエルを覗くと確かに4本・・・ん?なんか細長いぞ。
これってバスじゃなくてハスじゃんか!!
結局、あの後ハスが釣れちゃったのか、それとも型揃いにハスが混じっていた
のかは知らないが、3本だったみたい。すっかり騙されました。
結果は5位から
5位:戸塚さん(2230g)
エバーグリーンのプレデターで2本。スミマセン、ポイント聞き損ねました。
4位:石塚さん(2430g)
阿木川大橋北側のスタート筋にある最初のワンドの中でシュガーディープで
本日最大のバスをキャッチ、1本のみのウエイトでこのスコア、見事です。
3位:森下さん(2640g)
2つの筋が合流してる岬、風表でCB200でキャッチ。
続けてスタート筋の風が当たってる岬ど同じくCB200。
トレースするラインに秘訣があったとか?
2位:吉田パパ(2710g)
ルアーはDEEP−X100で阿木川大橋北側橋脚付近で1本、南側の橋脚でも
1本、残りはワンド出口の岬、ブッシュ絡みで1本。でも南側橋脚って深さ40M位
のところにあるのに・・・・立派すぎます。
1位:宮分(3070g)
阿木川大橋北側にある橋脚工事後も残った岬(水中島)とシャローフラット、
その尾根がブレイクになってる部分の2個所でルアーはカットテイルのノーシンカー
ブレイク側は30秒フォールさせた後、トィウイッチ&フォール
シャローは早めのトィウイッチで攻めた。食い気のあるバスをフィーディング待ちで
1個所で攻めきりました。ブレイクに気が付いた小林君、ありがとう。
以下、総合成績(参加者10名 キャッチ率80%)
1位:宮分(3070g)
2位:吉田さん(2710g)
3位:森下さん(2640g)
4位:石塚さん(2430g)
5位:戸塚さん(2230g)
6位:小林さん(2170g)
7位:阿部さん(2100g)
8位:柴田さん(記録し忘れ:本人メールでスコア下さい)
気が付いたと思うが、私と2位の吉田さんとは360g差、最後の1本が
勝敗を分ける結果になった。
最後まで諦めなければ奇跡は引き込めると私の標語通りの結果になった。
でも、阿木川戦ってこんな試合展開ばっかりだな。
次回、10/10第二戦 都田ダムでも良いゲームを展開したいと思う。