およそ一月ほったらかしておいてなんですが、
やっとPSOが落ち着いてきたんでそろそろ
通常営業に戻したいと思います。宜しくです。
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昨日今日と、ノーベル賞を日本人が受賞した
ニュースで各メディア盛り上がってますねえ。
個性的な経歴の研究者が受賞した事も今回の
盛り上がりの一因かも知れません。なにしろ
ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊・東大
名誉教授は東大在学時代の成績はビリだった
そうですし(成績証明書まで公開してたのは
なんだかなーだけど)ノーベル化学賞受賞の
田中耕一氏に至っては、本人はおろか会社も
そして政府も全くのノーマークだったなんて
体たらくが、見る側には逆に新鮮でしたから。
聞けば一企業人の受賞も今回初なんだそうで、
実績を挙げればそれが誰であろうときちんと
評価されるという今回の結果は世の研究者に
とってこれ以上無い朗報ではないでしょうか。
いみじくも小柴教授は会見で「役に立たない
研究も大事。人類共通の知識や、知的財産を
増やせるだけでも意義がある」と語りました。
これこそ正に至言だ、と思います。要するに
ニュースサイトで良く見掛ける「デブは油の
多いジャンクフードが大好き」とか「子供に
虐待を加える親ほど子供に凝った名をつける」
とか「やっぱりポリグラフに科学的な根拠は
ありませんでした」とか「生でヤると精液が
女性を幸せにする」とか「ゲームを続けると
ゲーム脳になって脳に悪影響を及ぼす」とか、
記事を読んで果てしなく途方に暮れてしまう
ような研究でも、知的財産を増やせると言う
意義があるのだから大事、揶揄冷笑するのは
イカンっつー事ですね。・・・納得いかねー!
◇
このサイトが今あるカタチに落ち着く以前に
俺が好きなモノをオススメするコンテンツが
ありました。ネタ続かんし反響薄かったしで
速攻やめた、過去恥部級のコンテンツですが。
そこで紹介したモノの一つがビッグコミック・
スピリッツで連載された「アグネス仮面」と
言うプロレス漫画。武者修業の名目で海外に
厄介払いされた主人公が団体のトップに立つ
野望を胸に抱き帰国、しかし団体はライバル
団体との看板を賭けた対抗戦に敗れて崩壊し
道場はもぬけの殻。オーナーに看板の奪回を
命じられてライバル団体に乗り込んだものの
元看板レスラーの社長(っていうか猪木)に
コテンパンにされたあげく、思い付きで変な
マスクを被せられて「アグネス仮面」として
ライバル団体でデビューを飾る始末。いつか
看板を奪い返す事を心に誓いつつ、アグネス
仮面は今日もリングに立つ!みたいな内容で、
主人公がマスクマンなのに全然ヒーローじゃ
無い点や、技どうこうよりレスラーの凄味を
前面に押し出している点を高く評価しました。
ただ一つ難点と言えば、一つのストーリーが
終ると「第○部は春頃に再開」とか言われて
待ちぼうけ食らわされる点。折角面白いのに
再開まで毎週スピリッツ読む余裕無いっての!
と文句垂れつつプロレス情報を漁っていたら
来ましたよ、全日本プロレスの公式サイトに
「アグネス仮面×ケンドー・カシン」の文字。
連載再開より先に本人キタ────────!
事の経緯やら正体暴きやら、そんな下世話な
話題はともかく、まさかメディアミックスで
(死語)来るとは思ってもいませんでしたよ。
相手が曲者のカシンだってのがまた素敵です。
完全に一本取られた感じ。穿った見方すれば
新日本に島本考案のマスクマン「ヒート」が
上がるのに対抗したのか?とも思えますけど、
本人自ら正体ボクで〜すとかやってるような
お仕着せのダセえマスクマンにファンタジー
抱けるほど俺様ちゃん馬鹿じゃございません。
でもアグネス仮面が出るとなると話は別です。
勿論原作読んでたからですが。アグネス仮面
見に武道館行きたくなっちゃいました。結局
興味をそそられるかどうかですよね、何でも。
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