まずはじめに。〜俺とラグナロクオンラインとの闘争の始まり〜

 

俺は元々、ウルティマオンライン(以下UOと略称)の1プレイヤーでした。

何処にでもいる(?)へっぽこ魔法戦士。それが俺でした。

UOの世間では、バードやテイマーが闊歩する中、俺は黙々と、タイマンで戦えるような奴と、

あくまでタイマンで闘っていました。

 

タイマンこそが男の生きがい。

そう信じ、そう闘っていたあの頃。

 

しかし

 

俺は衝撃的な画像を見てしまった。

 

それは、ピンク色の丸い生き物と、どう見ても日本製のキャラとしか思えない、リボンをつけた女剣士が戦っている画像である。

あのときの率直な感想を、今でも俺は一言で表せる。

 

「これだ!!」

 

韓国産は海苔と料理以外認めていなかった俺は、初めて自分の信条を折った。

それくらいにはじめは、インパクトが有ったのだ。

UOいや、ディアブロ、AOKの頃からネットゲームをやっておられる方も多いと思う。

そんなあなた方。ここまで日本人に媚を売った好まれる画像を持ったネットゲームは無かったことには、賛同していただけると思う。

しかも、無料だ。

俺は嬉々としてクライアントを落としに言った。リネージュの記憶から、50M以上は行くまいと、俺は鷹をくくっていたが・・・

 

グラビティはそんなに甘くなかった

奴らはこのゲームに命をかけていた(仮)

 

圧巻だった。

アングラサイトで、MP3データを落としたりしていた少年時代。

俺にとって、超巨大ファイルというものは大体10Mくらいのものだった。

 

重ねて言おう

それ位のインパクトだったのだ。

 

俺にとって、200Mというものは。

 

グラビティという会社のやることの、スケールの大きさに、完全に戸惑いながらも、勇気を出してダウンロード開始。

Regetが、残り時間を俺に示す。

 

・・・・・・14時間・・・?

 

すいません。もう寝かしてください。

 

そして

 

あくる日、目が覚めると・・・

 

まだ終わって無かった。

 

と、いう訳で。グラビティという会社に、一抹の不安を感じながらも、俺のラグナロク生活が始まったのであった・・・

 

 

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