ヴェルトマー公爵家
【地理的考察】
バーハラの北東に位置するのがヴェルトマー公国です。
バーハラとの位置関係はフリージと似たようなものですが、ヴェルトマーはイザークやイード砂漠と言った不安定な地域と隣接しています。
バーハラ東方の盾であると同時に、これら動乱の坩堝に目を光らせる役割を持っていると思われます。
【戦力】
☆ロートリッター
○メティオを使いこなす魔道士集団(FE聖戦)
ヴェルトマーと言ったら、イード砂漠戦や親世代ラストなどでお馴染みの遠方の相手に隕石をぶつける攻撃魔法メティオをまず思い浮かべます。
とにかく、ヴェルトマーと言ったらメティオというぐらい遠距離攻撃をユーザーに加えてきます。
フリージやシレジアもサンダーストームやブリザードと言った遠距離魔法を使ってきますが、質・量共にユーザーを苦しめたのはこのメティオだと言えるでしょう。
この事からヴェルトマーにおいてメティオは基幹となる主力の武器であると思われます。
実際、ヴェルトマーの高級指揮官、アルヴィスの右腕と言われるアイーダ将軍もフィノーラ城を守っていたヴァハもメティオを常に装備しています。
そして、ヴェルトマー軍が登場する際は常にメティオを装備した魔道士が参加しています。
この長距離攻撃のための魔法は明らかにヴェルトマーの主力であると断言できます。
そのため、このメティオを使いこなす魔道士の部隊こそが炎騎士団ロートリッターの主力であり、ヴェルトマーの戦い方はこのメティオを主軸として組み立てられるのでしょう。
イメージ的には一種の砲兵に近いものがあると思います。
○複合騎士団(FE聖戦・第10章)
FE聖戦10章においてシアルフィ城を守備しているヴェルトマー軍にはメティオ部隊のほかに重騎兵・装甲騎士と言った部隊も加わっています。そして部隊名はロートリッターと名乗っています。
つまり、ロートリッターにはメティオ魔道士のほかに直接的な戦闘を行う騎士団も存在すると言う事です。
ゲーム上でもそうであったように彼らはメティオ部隊の前面に展開し、猛攻を浴びせてきました。
編成は特定の兵種に集中することなくバランスよく構成されていました。その分、統一した運用は難しく、強大な破壊力には繋がらないと思われます。
ですので、この騎士団の長所は複数の任務に耐えうる汎用性にあるのではないかと考えます。
☆各軍団
フリージと同じく、補助兵力として軍団が存在すると思われます。
ロートリッターの補助、守備、後方支援等が任務です
ですが、たとえばイード砂漠を守備していた部隊もメティオを使いこなす部隊があったため、この各軍団にもメティオを扱う部隊が存在しているようです。
【戦いの分析】
ヴェルトマーがメティオに比重を置いているのは上記の通りです。
戦いもメティオの威力を存分に発揮させようとする戦いになるでしょう。
その意味ではヴェルトマーの主役はメティオ部隊だけであり、同じロートリッターといえでも補助的な立場と言えるかも知れません
まず、攻勢時においてはメティオ部隊の一斉遠距離攻撃で敵の前衛に猛撃を加え、穴を開けます。
その突破口に複合騎士団の騎兵隊を突入させ穴を大きくさせると同時に重装歩兵を前進させ、風穴が開いた敵にとどめを刺す。
逆に防御においては重装歩兵の後方にメティオ部隊を置いて突撃を仕掛けてくる敵に間接攻撃を浴びせかけ勢いを削ぐと同時に打撃を与え続け続ける。
騎兵や弓兵は重装歩兵とメティオ部隊の側面を防御して、貧弱なメティオ部隊を守りきる。
守りに徹して、一方的に敵にダメージを与えつつ敵を疲弊させ、形成が逆転したら攻勢に移る。
攻防両面においてメティオを中心として戦術を組み立てるのがヴェルトマーの戦い方だと私は考えました。
※マージファイター妄想
魔法と剣士を使うクラスです。
FE聖戦においては魔道士の上位クラスみたいなものでしたが、私の中では剣と魔法両方のスペシャリストで、言葉通りの「魔法戦士」という感じです。
軽装ながら、剣の腕前も騎士レベル、魔法はセイジに匹敵する力を持つ。
魔道士の弱点である近接戦闘でさえこなせる様になった事で、まさに万能的な戦闘力を持つに至る事になった。
でも、やはり弱点としては防御力が一般の騎士や戦士よりも低い事です。
このクラスは殆ど敵としては現れませんでした。これは魔道士でしかも剣を使いこなす才能と努力を持つことができる人材が絶対的に不足していたと妄想。
その意味では、このクラスになる事が出来たのは、それこそ聖戦士の血を引く「サラブレット」やごく一部の逸材だけだったのでしょう。
このクラスというだけで相当な実力の持ち主と恐れられるだけの名声を誇る事が出来る。と妄想しています。
戻る