第一部
プレイを始めて、いきなりデブジューとか水月のモロパンでちょっと引きました(汗)
「ちょっと好みと違うかな・・・?」と思いながらプレイ続行
まあ、よくある学園ものっぽい感じで展開して行きます。
で、フラッグマン心のヒロイン、遙登場!本屋で高いところの本を悔しそうに眺める彼女と運命的な出会いを・・・(笑)
しかし、この時は実はそれほど惹かれなかったり・・・(爆)
いや、可愛いんですけど、何も喋ってくれないし、逃げるし・・・
あがり易いんでしょうが、ちょっと酷すぎない?というのか正直な印象。
で、ストーリーは流れて、おおっ、この遙と言う女の子はどうやらこの主人公が好きみたいだぞ、と分かりました。なぜ
に接点のない主人公を好きになったのかは存じませんが、とりあえず遙のバックグラウンドは見えてきました。
で、怒涛の如く遙の告白。
ここは実は悔しいですが孝之と同感で「?」という印象を抱きました。なにせ遙と出会って、まだ間がないのですか
ら・・・
フラッグマン的には「まずはお互いに知ることからはじめよう」ぐらいは言うかと思いましたが、実はここから孝之とフラ
ッグマンは分離し始めるのです…
この腐れ孝之、いきなりOK出すんですが、その理由は遙が可愛いからでも、恋人が欲しかったらでもなく、互いの親
友、水月の事を考えて承諾するんです。
ちょっと待ちなさい、確かに設定上では孝之と水月の付き合いは長いですが、ゲーム上、つまりユーザーが孝之とな
ってからでは遙も水月も関わっている時間は同じぐらいなのです。それなのに実際にユーザーが入り始めてからの選
択で、彼奴めは勝手に水月の事を考えた上で遙の彼氏となるのです。屁理屈かもしれませんが、なにか納得できない
のです。
で、案の定、遙の事なんてこれっぽっちも頭にない孝之は彼女になった遙と上手く付き合えません。そりゃ当然の事
でしょう。彼は遙を知ろうとしない、歩み寄ろうとしない、自分のペースを守る事しか考えてないのですから。
この頃から彼は自分で何かを感じて動く事ができない奴だったのか・・・納得。
まだ「こんな可愛い娘と早くHがしたいー」と脳内で叫んでいる方が共感できそうですが、とりあえず、誰かを傷つけな
いと生きていけない孝之君は早速、逆ギレして遙を泣かせてくれます。
今にして思えばここで破局していた方が絶対幸せだったでしょうな・・・いや、大多数の関係者も含めて。
しかし、孝之君は孝之でした。第二部で散々、誰かの言葉でフラフラしまくった変節の天才振りをここから発揮し始め
ます。
水月の言葉で「自分を愛してくれる女の子がいるのは幸せだー!」という気持ちになったタカちゃんは遙ラブリー状態
となって彼女を求め始めます。
好きだった人に振り向いてもらえた遙はまさに幸せの頂点に!?いや、まあ本人たちが幸せになれる事はまったくも
って幸せな事です。はい。孝之自体は好きになれないままですが、まあ、思いが結ばれる事は喜ばしい事です。
で、孝之と遙のラブラブカップル生活が始まります。
ここからフラッグマンは遙にラブラブ状態。
いや、だって…遙はやっと自分の気持ちが報われたんですよ!
今まで長い間見ていることしかできなかった意中の人とやっと結ばれる事ができたんですよ!
こういう設定というか事情にフラッグマンは弱いのです。
まあ、孝之も欠点が薄れて、ラブラブモード全開!
幸せな彼女の顔にフラッグマンも傍目でヘロヘロ(笑)
彼女たちは暖かな友人たちに囲まれ、幸せの絶頂に昇りあがって行きます。
しかしながら・・・へそ曲がりフラッグマンは不安を感じていました。
そう、「何もかもが上手く行きすぎと・・・」
あるいはこれはこの先、起こることを予感していたのかもしれません・・・
広がる不安と共に、何かと水月に絡む孝之。
この時、フラッグマンの頭の中は「水月がこのままカップル二人の良い親友で終わるとは思えない」という懸念があり
ました。
水月恋人騒動のイベントで水月も孝之に何かしらの感情を抱いていそうだなーと推測。
こりゃ泥沼の三角関係?と思いきや、青春の証にと裏山での写真撮影。
おや?三角関係にならんの?水月はこのまま孝之に対して何も行動起こさんの?とフラッグマンは燻し顔。
ま、遙の幸せが壊れそうにないと一安心。やっぱ、女の子の幸せな笑顔は守られにゃ。
で、何かが胸につかえながらも物語は進行。
膝枕、遙伝説・・・凄い・・・凄いよ!遙!
フラッグマンはあなたが大好きです!愛しています!
「夜空に星が〜」という約束と気持ちを大切にする純粋さ!
膝枕!本当に恋人同士になり、遙にも気負った不自然さは抜け、本来の気立てが前面に出てくる!
ハト、鹿、UFO、そして赤信号に代表される遙伝説の数々は遙の萌えランクを飛躍的に高め!
そして初H!(でも未遂)これからゆっくり自分たちの永遠を作り出していこうとする未来への希望!
孝之〜!こんな良い子はいないぞ!絶対いないぞ!絶対手放すなよ!幸せにしろよ〜!と言う事をぶつぶつモニタ
ーに向けて喋るフラッグマンは明らかに別次元に飛んでいました。
さて、なにやら孝之君と遙はデートするらしいぞ。しかも、孝之君がやっと見つけた二人の出会いの本「マヤウルのお
くりもの」を手に遙とデートらしい・・・うらやましい。
おや、慎二君がいたぞ。なになに?写真ができたらしいぞ。おお、青春の証やね。
むむ、再び水月登場!って、なに指輪送ってるねん、孝之ちゃんは・・・
やはり、水月は絡んでいそうだな。心配だ〜・・・でも、この指輪の水月CGは綺麗なんですよね。水月で一番記憶に
残る絵かも・・・
そして…そして…運命の時。
おや、駅前に人だかりが・・・嫌な予感開始。
どこかの一般市民が事故?いや、ゲームにそんな無駄なシーンを入れる余裕はないやな…と思いながらクリッククリ
ック…
・・・・・・マジ?本気?
ちょっと待ってよ!やっと幸せになれたんだよ!彼女は!?
彼女は二年間見つめ、やっと思いが伝わったんだよ!
ボケボケの遙伝説を産み出す愛らしいキャラなんですよ!
そのキャラをこういう末路に叩き落すの!?
おいおいーーー!
「被害者氏名確認・・・涼宮遙・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
放心、頭の中真っ白。
ほんの20秒前、この事故の被害者は遙と推測断定できていたとしても、この名前を聞いて頭の中が真っ白になりまし
た。
で、OP開始。
本当に素晴らしい歌とアニメーション、演出。
私の知っている美少女ゲームの中でもトップに位置する好きなOP
…というのは二週目以降の感想。
この時はもう思考停止&やり場のない怒りで歌もムービーも集中できていませんでした。
「なにか、ちんまいキャラがクルクルしている・・・」ぐらいはポケーとしながら感じていたかもしれませんが。
だからこそ、見逃していたんです。
最後に遙らしい女性が写っていた事を・・・
しかしながら、フラッグマンは昔姉が散々見ていたタッチの影響で遙が他界したと勝手に確定。
もう嫌になったフラッグマンはOP終了後、君望を終了するのでした…
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