- アンポと浜爺と老人 - |
あるところにアンポと浜爺というものがいた。
アンポは働き者で一生懸命本を読んだり仕事をしていたそうだ。
浜爺はいつも自分の好きなことをやって遊んで暮らしていたそうだ。
あるときアンポと浜爺が一緒に出かけて帰る途中に、おじいさんが道端で座り込んでしまっていた。浜爺は、面倒くさがって先に帰ってしまった。アンポはそのおじいさんがよくなるまで家にむかえ手厚く看病していたそうだ。そして数日が経ち、おじいさんの具合もよくなったのでおじいさんはひょっこり帰っていった。.
帰り際におじいさんは、あんぽに宝の地図を渡したそうだ。しかしアンポは地図が読めないので浜爺に相談しにいった。
「浜爺よ、この地図を読むことができんのでどうしたらよいものかのお」
浜爺は驚いた。地図を読んでみるととてつもない秘宝が眠っているとかいてあったからだ。
「どうした?よめたか?」
「「ああ、読めたとも、しかしなぁ・・・この道は険しすぎる・・」
「よし、わかった。俺が取ってきてやる。」
「そうか、わるいなあ。だけど危ないから俺も行こうか?」
「いやいや、俺一人で十分だ。楽しみに待ってろよ。」
浜爺はその探し当てた宝を独り占めしようと思っていたのだった。
そして浜爺は家を出発して険しくもないただ歩いていけるくらいの簡単な道のりを進んでいった。そしてその場所についた。
「さあて、ここらへんかな」
ザクッザクッガツッ
「お、あったあった。」
そして浜爺は自分の家に戻るとその宝を隠してしまいました。
「アンポ、この地図はでたらめだよ。なんもなかったよ」
「そうか、じゃあ仕方ないな。ごめんな浜爺」
「いやいや、気にすんな。それでは俺は帰るね。じゃあね」
こうして浜爺は、宝を独り占めすることに成功したのだった。
そして浜爺が、宝を鑑定していると、わけのわからないステッキが出てきた。
「なんだこれは?」
浜爺は振ってみた。すると突然ステッキからあのときの老人が出てきた。
さすがに浜爺もびっくりして腰を抜かした。
「じいさん。なんであんたが出てくるんだよ。」
「むむ、おまえはわしを見捨てた男ではないか、アンポではないな。」
「ははっ、そうさこれはアンポからもらったんだ。さあ帰れ」
「ほっほっほっほ わしは最初から最後まで見とったぞ、おぬしはつくづくわるじゃな。おまえなど、こうなってしまえ」
ボワアン
なんと浜爺は小さな小ビンに閉じ込められてしまったのです。
「おまえは、一生そこで暮らすがいい」
「たったすけてくれー」
そこにアンポが浜爺の家へ遊びに来た。
「あ、おじいさん!あ、浜爺!どうしたの?いったい何があったの?」
「ほっほっほ、あんぽよ この男はおぬしの宝を独り占めしたのじゃだからこうしてやったのじゃ。さあこれで宝はアンポのものじゃ持っていくがいい」
浜爺はとても悔しがってじいさんを罵倒しまくっていた。そうするとあんぽが
「おじいさん、浜爺を出してあげて。」
「なぜじゃ?この男はおまえを出し抜いたのだぞ」
浜爺はなにもしゃべらなくなった。
「うん、だけどやっぱりこんなたくさんのお金よりも友達のほうが僕にとっては宝なんだよ。」
「そうか・・しかたない、浜爺よつくづく運のよいやつじゃな。アンポに感謝せよ」
こうして浜爺はこびんから出してもらい、浜爺はあんぽに泣いて詫びた。
浜爺はこのことがあってからは、老人をいたわり大切にするようになったとさ。
こうしてアンポと浜爺は老人を大切にする日、即ち 敬老の日を作ったとさ。
めでたし めでたし 完
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