;綾音Ｈシーン（１）
*AYANE_KOH_H01

　……わかってんだよ。
　でもこんなことするくらいなら、もっと服を選ぶとか考えなかったのか？
　背中に視線を感じながら、オレは心の中で相手に問いつめる。
　いや、別に今日に限ったことじゃない。ずいぶん前からそうだった。
　そりゃ考え方を変えれば、うれしいことに違いない。オレ、モテモテなのかもな。
　しかしやっぱり気味が悪い。
　シカト決め込むつもりだったが、貫き通せそうにない。
　ならば、相手してやる。こっちから相手のツラを拝んでやるんだ。……しかし、服装からしてあまり期待できそうにないが……。
　何の前触れも見せず、オレはダッシュ！
　強く地面を蹴り上げてダッシュ！
　上体を前に傾けて腿を高く上げてダッシュ！
　するとどうだ。さっきまで電柱の影でチラチラ見えていたフリルのスカートが一瞬凍り付いたようにぴたりと動きを止めやがった。
　さあどうだ。これでもついてこれるか変態ストーカー女！
　相手が意表を突かれてとまどう様子をちらりと目の端で見届けながらも、ダッシュを止めずにオレはひたすら走る。

　しゅたたたたたたたたっ！

　――もう随分走っただろう。
　オレは適当なところで路地裏に入り、物陰に潜む。
　あれだけ猛ダッシュしたんだから、追いつけずにあきらめたかもしれない。
　でもそれはそれでちょっぴり残念かもしれない。
　まぁでもあんなフリヒラな服着てつきまとうような女は、デブスと相場が決まっている。ヘンな期待しないほうがいいかもな。
　と、スタスタと音が聞こえる。
　まさか、と思ってさっき走った方を路地裏からこっそり覗き込む。
　……ひょっとしてアレなのか？
　アノコなのか？
;ちょっと間を置いて
　――かわいいじゃん。
　フリヒラの服はデブのためにあるんじゃなくて、こういうコのためにあるんだ……それをまざまざと痛感した。
　おさげ髪をぱたぱた揺らして走っていたそのコは、すっかり息を切らしていた。オレのいる路地裏のあたりでぱったりと足を止めて、手を膝について咳き込んでいる。
　そこに、オレは現れる。
　フリヒラのコはすっかり驚いたようすであった。息を切らしながらも、「あ……」と驚きの声を上げた。
　なんだか、内気っぽい。どこか物憂げな目が、引っ込み思案そうなフンイキを発している。
「や……はぁ……あ、あの……はぁはぁ……」
「息が落ち着いてからでもゆっくり聞いてやるよ」
　そんなヤバそうなコには見えない。ちょっと付き合ってやるとするか。オレみたいなヤツにつきまとうコなんか、そうはいないからな。
　だがそのコは、息が収まるのも待たずに、ぎゅっと目をつぶって大声で叫んだ。
「あ……あの……、――どうか、どうか浩介さんの◎●○で私の◆□◇をかきまわしてくださいっ！！　もう、もう、ぐちょぐちょに濡れているんですぅっ！」
;「…」を一文字ずつだす。
　…………………………え？
　突然のできごとに、オレは絶句してしまった。
　当の彼女、小さく肩をすくめてすっかり顔を赤らめてしまっている。
　幸い、人通りの少ないところだったから良かったものの、もし繁華街で同じこと叫ばれてたらオレまで笑い者になるところだった。
　しかし、そんな恥ずかしいことを大声で言うコイツは、ひょっとして……。
　ひょっとするな。
「……へぇえ、ヤル気マンマンじゃないか。ちょっとこっち来いよ」
　スケベ心たくましく、オレは彼女の手を引っ張って路地裏に連れ込んだ。
「え、あ、あ、あ」
「……何だよ、そっちのして欲しいことを叶えてやろうってんだよ。何ためらってんだよ、ほら」
　さっきあんなことを叫んだ割には、えらく戸惑っているような態度をとっている。
　なんか、誰かに言わされたのが、思いもしない展開になって驚いているかのような。
　しかし別に彼女は抵抗するわけでもなく、路地裏奥深くまでやすやすと連れ込めた。
　どうしたらいいのか判らない様子で首をきょろきょろさせて薄暗い周辺を見回している彼女を、背中越しに抱きしめてみる。
「あ、やっ！」
　太っているどころか、子供のように華奢な身体をしている。
「なあ、お前名前は？」
「か……烏丸綾音です……」
「ふうん、綾音っていうのか。かわいらしい名前だな。そんな名前の子がさっきみたいなこと大声でいうなんてな」
　そんなことをいいながら、オレはさらにこの綾音と名乗った女の子の身体を服越しにまさぐる。
　良くも悪くも未成熟な少女の身体だ。胸も確かにあるし、腰つきも女のふくらみを帯びている。だがおっぱいはさほど大きいふうではなく、腰の丸みに至ってはまだまだ成熟する余地をもっている。

;永一さんの設定では綾音の胸はわりかし大きいという事だったと思います。着痩せするという方向で。

「ひゃっ、あ……こう、すけさん……」
　随分オレの知らないところでリサーチしているんだな。名前まで知ってるのか。
「相当オレとやりたくてしかたないんだな。毎日毎日、モンモンしててしかたなかったんだろ？」
　フリヒラのごわごわした服の上からでも、その柔らかさがうかがえる。
　手ごろなくらいに柔らかくて、しかも身体が小さいから、抱き心地が……いい。
　むっくりもぞもぞと動き始めたオレのムスコが、さらに俺を急かす。
「味見してやるよ」
　おさげでわけられた根元、巻いたうぶ毛がかわいらしく生えているうなじに口を寄せた。
　８の字に舌を動かしてうなじをねぶる。
「やっん、あ……ひゃ……」
　くすぐったいのか、綾音は小さくしていた肩をさらに縮こまらせる。
「ほら、力を抜くんだ。身体をオレにまかせるようにして……」
　時おりぴくぴくと肩を震わせながらも、綾音はオレの言う通りに力を抜いていく。
「あ、やあああっ、んあっ、あぅっ」
「……いい声じゃないか、綾音ちゃん」
　合格だ。
　ていうか、ムスコはズボンにテントを張っていつでも出動ＯＫの状態だ。
　うなじから口を話した時には、綾音の息もすっかりはずんでいた。

;話した＞離した

「じゃあ今度は綾音ちゃんのＨなところがみてみたいな。僕の目の前でスカートをまくってごらん」

;ええと、スカートめくってるＣＧなんですが、胸をはだけているんです。ノーブラで。で、綾音の立ち絵として自ら胸をはだける絵もあるので、先に胸をはだけさせてください。ノーブラであることに浩が多少驚くという方向でお願いします。

　綾音は途端にためらってその場に固まってしまった。きゅっと脇を固めてブリッコしている。

;ブリッコという言葉が状態よりも性格を表現するのと、その性格が綾音に若干不似合いかと。
;浩をしゃがませてください。ＣＧの視点がちょうどその角度になっているので。

　だた、オレは綾音を見つめる。さあ、早くスカートをめくってみろ、自分でたくしあげてやらしく濡れたパンティを見せてみろ。
　オレに射すくめられたように固まっていた綾音だったが、ようやく彼女はロングスカートに手を掛けた。
　さも恥ずかしそうに身体をもじもじさせながらも、ゆっくりとたくし上げる。
　身体同様、そのかわいらしい顔に似合わずむっちりと肉付きはじめている脚。小さな少女の膝、さらに柔らかそうで透き通るように白いむっちりとした太ももでその先を期待させられる。

;脚よりもふくらはぎとした方が良いかもしれません。
;太ももで＞太ももに
;むっちりを多用しすぎですね。

　――パンツは白だった。
　すこしばかり厚そうな生地のパンツは、少しばかりぷっくり膨らんだ股間の部分がわずかに変色しているようである。

;これ、黄色への変色を想像されると困るので、濡れて透けている方向でお願いします。

「ん〜？」
　ゆっくりと手を伸ばし、臍の舌に手を這わせてそのままパンツの中に潜り込ませる。

;へそをできれば平仮名でお願いします。
;あと、いきなりパンティの中ではなく、パンティの外からの愛撫と綾音の羞恥をあおる言葉をお願いします。

「や、やっ！」
「ほら、いいと言うまでスカートをおろしちゃダメ」
　そういさめながら、オレの指は恥毛の茂みをかき分けてさらに奥に進む。それに従って恥毛の森は密度の濃い湿り気と生暖かさをおびてくる。
　そうこうしているうちに、ようやく綾音の熟し切らない割れ目に達する。
　彼女自身言っていた通り、そこはすっかり愛液で濡れそぼっていた。そのまま指を入れればそのまま奥まで飲み込まれそうなくらい。
　だが、実際そうはいかなかった。
「や……痛っ……う……」
　人さし指の第一関節を入れただけで、腰をひいていやいやをする。
　ふーん。どうやらこのコはただの淫乱娘ではないようだ。
「ケーケンないんだね」
　そう言うと、綾音はオレの手を振払ってスカートを下ろし、脚を内股にして引き気味にした腰をもじもじと動かす。
「ふふふ、かまいやしないさ。僕がそのバージンをもらってやるよ。そのためにはもっと揉みほぐさないとな」

;このセリフだと綾音が逃げてしまいそうな雰囲気ありますね。浩としては逃げられてしまたり、綾音に嫌がられては話にならないので「おびえる猫を逃がさないような」感じで綾音を呼びもどすための軽い対話をいれてください。

　オレは綾音のスカートをめくりあげると、再びパンツに手を入れた。
　今度は割れ目ではなく、ねっとりとした愛液がまぶされた肉の芽を指の腹で弄ぶ。
「や……ああっ、あうっ」
　たまらなそうな声をあげて、ますます腰をくねらせる綾音。
　その彼女を、オレはがっしりとらえて離さない。


;綾音Ｈシーン（２）
*AYANE_KOH_H02

「そろそろ願いごとをかなえてやるよ」
　顔に浮かぶニタニタ笑いをそのままにオレがそう言うと、綾音はすっかり怯えていた。その口の中で、小さな歯がカタカタ震えているのがわかる。
「……おいおい、そんなに硬くなってちゃ気持ちイイもんも気持ちよくならないぜ」
　わざとらしく肩をすくめてみせると、ぐっと綾音の首を振り向かせた。血色の良さそうな小さな唇。口紅とかリップを着けていない天然の桃色が、オレのエロ心を狂おしくかき乱す。
　オレは本能に突き動かされて、自分の唇を重ねた。ぷにぷにと柔らかい上下の唇の中にある綾音の舌が、オレの舌にぶつかる。
　甘い味がじんわりと、オレの口に広がった。
　――これは……これは食わなきゃイカンでしょう！
　口を離して、そのまま綾音の身体をくるりと回るように突き飛ばす。
「ひゃっ、ぁんっ！」
　狭い路地裏の壁に、綾音はうつ伏せになる。
　さも痛そうに顔をゆがめる彼女に構わず、オレはブラウスをさらに脱がして肩をあらわにさせた。
　丸い曲線に形作られた白い肩を、綾音は恥ずかしそうに小さくすくませる。それがさらに彼女のうなじを色っぽく際立たせる。
　そこから視線を落としていけば、あのぷりぷりとした肉感の尻が、すっかりテントを張ったオレの腰前面に突き出されている。
　おもわず尻肉の谷間に、張り詰めたテントをうずめた。
「あ……あっ！」
「お、おおおっ！　そんなにきゅうきゅうケツ肉締め付けてくるなよ、気持ちよすぎるって」
　実際結構な締め付けだった。ズボン越しにオレのムスコを柔らかく、しかし強く包み込んでくるのだ。
　綾音はオレのムスコが擦り付けられるのが嫌なのか、ぶるぶると尻を左右に揺すり始めた。だが、それがなお一層オレのムスコをエキサイトさせる。
「お、おおお、……あああ、まずい、まずい、まずいって！」
　思わず出そうになったところをなんとかこらえ、腰を離す。
「コノヤロー、油断したぜ。綾音ちゃんがそんなにスケベだったとはな」
「ち、……違うんです、私、私……」
「違うもなにも、今の綾音ちゃんの格好スゴいぜ。パンツも脱いで、いつでもカモンって感じじゃないか。それに……ノーブラだったし」
「あれは……あれは、違う……」
　小さな声だが、綾音は必死に言い返そうとしている。
「違わないよ。綾音ちゃんはさかりのついた犬さながらにやらしく振る舞うスケベ女なのさ」
　間髪入れずに、オレは綾音の股ぐらに手を伸ばす。
　じっとり濡れた淫裂を弄び、さらに潜り込んでその奥を拡げて暴いてみせる。
「やっ！　あっ、あっ……！」
「ほらほら、嬉しいだろ？　さっきみたいに尻フリフリしてみ。さあ、もっといじってやる」
　そう言って、オレは薬指を綾音のクリトリスに伸ばす。薬指はおどおどとその先端でクリトリスを撫でるとぶきっちょにぐりぐりとこね回す。
「やはぁああっ！　あん、ああんっ」
　喋る時は小声のくせに、喘ぐ時は大きな声で鳴き喚く。
　こいつ、本当に相当なスケベなのかもしれない。でもいつもはフリヒラの服をまとって、しかも内気で大人しそうな仕草を装ってそれを隠してるに違いない。
　綾音の淫襞が、どこから湧いてくるのか、ムンと匂う大量の愛液でべっとりうるおう。それ以上いじると、とめどなく出てくる愛液がオレの指から滴って地面に糸を引いて落ちていく。
「こんなにスケベ汁垂らしてまだ『違う』と言い張るのか？」
「あ……は、んあ……あっ」
「ほおら、観念してケツ振れよ。私はアソコをいじられてたくさんやらしいおツユを垂れ流すメス犬なんです、ってな」
「んうう、……わかりました……」
　じっと壁に向けた目を涙で潤ませて、綾音はゆっくりくなくなと尻を左右に揺さぶり始めた。
　その彼女の姿は、オレのムスコにしてみれば挑発以外の何ものでもない。もうギンギンに膨らんで、心臓の鼓動にあわせてぴくぴくと震える。
　――うああああああああああ。
　ベルトを外し、ズボンを下ろし、パンツを脱いで。
　いつの間にか……いや、当然の成りゆきとして、オレは窮屈そうにしていたムスコを解き放った。
「あ……あぁ……それが、浩介さんの……」
　壁に伏せた格好のまま、綾音は首だけ振り向いて、青筋浮き立たせて威風堂々と勃起するオレのムスコを見る。
　……すっかり綾音は顔から血の気を失ってしまった。ただ、愛液の細い筋がねっとり伝う太ももをふるふると震わせている。
　ぺちんっ。
　彼女の両尻に手をやって、ぐにぐにとマッサージするように揉みこんでやる。
　だが綾音の尻の肉は凄く柔らかい。揉むというより、尻の肉がオレの手のひらに吸い付いて来ているかのようだ。
「あ、やっ、いやっ！」
　怯えているのか、喜んでいるのかわからない嬌声をあげて、綾音は再び尻を振りたくる。
　それでもオレはなんとか彼女の尻たぶをしっかり掴む。
　なのにどうだろう。それでも綾音の尻の肉はぷるぷると弾んでいるのだ。
「ああ、許して……もう、いじめないで……」
　綾音は半泣きにも似た声で訴えながらも、さらに激しく尻を振る。尻の肉を弾ませる。
;間を置く。
　……し、辛抱たまらあああああああんっ！！
　尻たぶの肉を拡げてやると、まずそのままムスコをその間にぶつけてやった。
　綾音のヌレヌレの淫唇ときゅっとしまった肛門の間を伝う綺麗なスジに、無計画に突進したムスコの燃え上がる亀頭がめりこむ。
「あああっ！」
　ビクッビクッと肩を震わせ、おさげを弾ませて、綾音は怯えた嬌声をあげる。そのまま、彼女はパニクったように口をパクパクさせている。
「あ……熱い、つ、……よい……」
　綾音の怯えた声が、ムスコに心地良い。思わずオレはシゴいてしまった。
　だがまだまだ。
　この次が本番だ……。
　シゴく手を止めて、イキそうになるのをなんとか堪えると、オレはムスコを握りしめたまま、亀頭の先でスジを辿る。ぷっくりと膨らんで大きく開いた鈴口が、まるでむさぼるようにキスしているかのようだ。
　下の方までスジを伝うと、ねっとりして柔らかいところに行き着いた。そこが綾音の秘唇であることを確信するや、オレの本能がムスコの根元に火をつける。
「そりゃぁっ！」
「あ、あああぁっ！」
　亀頭がねぷりと秘唇の奥へと沈んでいく。生暖かい感覚が優しく、しかしねちっこくムスコを包み込む。
　だが、途中で窮屈なところに引っ掛かる。小さな輪っかにはまってしまったかのような感触が亀頭をしめつける。
「い……きつ……」
　眉間に縦皺を寄せて、見るからに苦しげにして綾音が歯を食いしばる。
　まさか……。
　出合い頭のあの発言、そしてノーブラ。
　大人しい顔をしているくせに、きっと存分に乱れ狂うものかと思っていた。それがまさか……信じられん。
　だがオレは、意を決してムスコに力を入れた。
　ぶつつつっ、ぶちりっ。
「っぁああああああああっ！」
　遠ぼえのように大きな悲鳴を上げ、綾音は背を大きくのけぞらせて顔を上に向ける。
　見ると、彼女の太ももに赤い筋が何本も伝っていく。
「おい……綾音ちゃんって……」
　綾音はただ苦しげに肩で息をするだけ。
　オレの中で、一つの喜びが爆ぜた。
「お、おお、おおおおおおお！」
　処女破ったばかりの肉裂を、オレは我が物顔で腰を突き立てた。
　そう、オレは彼女の一番最初の男になったんだ。こうなったら、一生忘れられないくらいにあばれまわってやるぜ！
　ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ！
「あああっ、ああああっ、やああああっん！」
　オレの激しい腰使いに、綾音もロストバージンの感傷に浸れぬままに、ただただ翻弄されていた。ぷるぷるとおっぱいを揺すらせて、背筋を硬く緊張させる。
　だが、大きく口を開けて弱々しい悲鳴を上げて涙目になっている彼女の表情を見て少しかわいそうにも思えた。
　少しばかり、腰の動きを緩めてやる。
　すると、綾音は静かにこう言った。
「……私……ああっ、浩介さんの女に……っ、なったんです、ね……？」
　再び彼女はすうっとオレの方に振り返ると、
「浩介さん……あうっ、……お願いがあるんです」
「あぁ？　何だよ」
「やっ、あんっ……私の、イク姿、見ててくれますか？」
　またとんでもないことを言ってきた。
　だが驚きというよりも、性的な興奮が電撃のようにオレの身体を駆け巡る。
　再び、オレは腰を激しく打ち付ける。それこそ、綾音の小さくも柔らかい尻の肉がぷるんぷるんと波打たんばかりに。
「やあっん、あっん、あっん、あっ！」
　一突きごとに身体を壁につんのめりながら、綾音は口角からよだれを垂らして嬌声をあげる。その声は、さっきよりも苦しげな表情がうすらいでいた。
「っあっ、っあっ、あああ……ふああぁっ」
　頭を横に振っておさげを振り回し、なおも喘ぎ声を上げ続ける綾音。
　悶絶する身体の中では、生暖かい膣肉がひくひく痙攣しながらムスコを柔らかく、しかしきつくきゅうきゅうと包み込んでくる。
　頃合と判断すると、オレは尻を掴む両手をそっと彼女の背筋に滑らせ、そのまま脇腹を撫でると、臍下と脚の付け根をくすぐって、股ぐらの奥、熱く激しく交合している部分に這わせる。
　陰毛の茂みに潜り込ませながら、ぬめった秘唇の上で熱く膨らんだ肉の蕾、クリトリスをそっとつまむ。
「ひゃっ、ああっ！」
　１オクターブあがった喘ぎ声を上げて、綾音は激しく背筋を弾ませた。
「……一気に連れてってやるな」
　実際、オレも限界が来ていた。このままでは綾音より早く自分がイッちまいそうだ。
　そっとクリトリスの包皮を剥いてやる。
「あ、あああああっ！」
　ゆっくりながら、ムスコで強く膣奥をつつき上げながら、クリトリスの先を指先で撫で回してやる。
「んうううっ、あああ、ぁあああーっ！」
　セックス前の内気っぽい声からは想像もつかない喘ぎようだ。
　と、一気に膣肉がムスコを強く締め付けてきた。
「いっ、あううううううーっ！」
　さっき以上に背筋を海老反らせ、綾音は目線をさまよわせる。
　びくびくと身体をはずませながらも、実際はすっかり力を失ったかのようにだらんと身体を壁にもたれる。
　――間一髪だった……。
　オレは、見事にイった綾音の裸身を見ながら、膣からかろうじて引き抜いたムスコから彼女の尻に向けて大量のスペルマを放ってやる。
　丸っこい尻の肉が、白いシロップでさらにいやらしく、おいしそうにオレの目に写る。