失着点・龍界編 1


(1)
薄暗い明かりの下で安っぽいベッドのパイプの音が軋む音が響いていた。
一人の少年がその天井から下がったヒモに両手首を繋がれ,体を半分吊り下げ
られた状態で、さらにそのベッドに座した男のモノを下腹部に銜え込まされ
喘いでいた。
三谷裕輝だった。
三谷はボタンが全て外されたシャツ一枚で後は裸にされ、男に背後から足を
開かされて、前方にいる別の男に局部と男と結合している部分を曝している。
全身に殴られたり蹴られた痕があり、唇にはまだ血が滲んでいた。
吊るされた手首がちぎれそうに痛むのだが、力を緩めると体重が男を受け入れ
ている一点にかかってしまうため,わずかに手に絡んだヒモに掴まり続ける
しかなかった。
「うっ…くうっ…」
そんな三谷の努力をあざ笑うように体の下で男は時折激しく腰を上下させ、
三谷とのとろけるように熱い接触を満喫している。
「…相変わらず、いい具合だな、“子猫”ちゃん…」
男の卑猥な皮肉には耳を貸さず三谷は歯を食いしばって耐えていた。
その三谷の隣、床に敷いたマットの上にヒカルはいた。
ヒカルは服は着ているものの一人の男に後ろ手に掴まれてもう一人のサングラ
スをかけた男のモノを口に銜えさせられていた。その状態で横目で三谷の
様子を見遣る。
「お友達の事が心配だったら、さっさと言う通りに済ませる事だな。」
サングラスの男はヒカルの頭を掴んでモノをさらに咽の奥に差し込む。苦し
くてヒカルの目から涙がにじみ出る。男は容赦なく腰を突き入れて動かす。



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