ちっちゃいアキラにっき 1 - 2
(1)
5がつ19にち にちようび
はれとくもりとちょっとあめ
きょう、ボクはおがたくんとおでかけをしました。
おがたくんのああるえっくすせぶんで、うみぞいのおんせんと、とうきょうけいばじょうに
いきました。
あさ、おがたくんはめざましどけいがなってもおきないので、ボクはおがたくんに
「おきてよぉっ!」となんかいもいいました。
でも、おがたくんはおきなかったので、ボクはきのうのおうまさんごっこで
つかいたかったむちをもってきました。
それから、おがたくんのおふとんを「えいっ!」とはがして、おがたくんのおなかを
ぴしぴしむちでうちました。
がんばってぴしぴしうったら、おがたくんは「ぎえぇぇぇっっっ!!!」といって
とびあがって、すぐにおきてくれました。
ボクは、ちょっとだけはぁはぁしました。
おがたくんは、おきたらあさごはんとおべんとうをつくってくれました。
おべんとうは、うめぼしとおかかのおにぎりと、おにぎりにまくしらこのりと、
とりのからあげと、ぷちとまとと、うさぎさんのおりんごでした。
すいとうには、むぎちゃをいっぱいいれました。
うみぞいのおんせんは、ちょっととおいところにあって、おがたくんはいっぱい
うんてんしました。
さいしょ、ボクはおでかけがうれしくて、くるまのなかでぴょんぴょんはねたり
うたったりしていたけれど、なんだかつかれちゃったから、くるまのなかで
おねんねしました。
おんせんについたら、おがたくんがおこしてくれました。
(2)
うみぞいのおんせんは、めのまえがうみなので、おゆがしょっぱかったです。
でも、うみのなかにいるみたいなきぶんになって、ボクはいっぱいおよぎました。
ボクは、ばたあしでおよぐのがだいすきなので、おがたくんのおかおに、ばしゃばしゃ
おゆをいっぱいかけました。
そうしたら、おがたくんが「およぐのはやめて、ぞうさんをしよう!」といったので、
ボクはおがたくんとぞうさんをしました。
おがたくんのぞうさんは、とってもおおきくて、いっぱいぶらんぶらんしていました。
でも、ボクのぞうさんは、ちっちゃくて、ちょっとしかぶらんぶらんできませんでした。
おがたくんが「アキラくんのぞうさんは、まだまだちいさいなぁ、ははは!」といって、
ボクのことをわらったので、ボクはおこっておがたくんのぞうさんをひっぱっちゃいました。
そうしたら、おがたくんのぞうさんのおはながぱおぉんとなってうえをむきました。
ボクは、すごくこわくなって、がくがくぶるぶるしました。
おんせんからあがって、きゅうけいじょで、ちょっとおべんとうをたべました。
むぎちゃをのみながら、しらこのりをまいたおかかのおにぎりと、とりのからあげと、
ぷちとまとをたべました。
おがたくんがつくったおにぎりは、おかかがまんなかじゃなくて、はじっこには
いっていました。
でも、とってもおいしかったです。
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