緒方クリニック 1 1 - 2
(1)
「ああん、このブレスかわい〜い?どうしたの?コレ」茂人はアキラたんの細い手首を掴んで言った。
「ああ、これはお土産で貰ったんですよ。」とアキラたん。
嘘よ。知ってるわ。兄貴とチグリス・ユーフラテス川にいったことくらい・・・しかもアキラたんの白衣の胸元の奥深くには愛撫の残骸がちらりとのぞいていた。
お休み前にはなかった唇の痕だったのだ。
「いらっしゃい、アキラたん。」
「ど、どうしたんですか?茂人さん。」
茂人たんはアキラたんの手をとって診察室へと向かった。
「どうしたの?茂人たん。」506たんもおろおろしている。
「アキラたんと菊門勝負しるのよ!」茂人たんはアキラたんをいつもの診察台に乗せた。そして白衣めくり上げ下着を剥ぎ取ると、いつものマングリ状態にした。
「はっ!」茂人たんたちは目を見張った。白く透き通ったもちのような質感の尻の間から覗く薄いパールピンク色のアヌースはしとやかに誘っている。茂人たんは自らのアヌースを鏡に映してみた。
茂人たんが毎日バージンクリームでマッサージしているその自慢のアヌースも光り輝くアキラたんのピンクには及ばない。
次に茂人たんはアキラたんのアヌースに指を入れてみた。
「あっ・・・」アキラたんの密やかなあへ声と共に飲み込まれた指は次第に吸い付くような感触に支配された。
(2)
「はっ!・・・な、何コレ?吸盤みたい・・・うっ、奥のほうがざらざらしている!」
茂人たんは毎晩菊門トレーニングをしていた。バナナを菊門で切るレッスンも欠かしたことはない。それなのに、茂人たんのアヌースはコレほどの吸い付きやざらざら感を表現しきれていなかった。
「負けたわ・・・。」茂人たんはその場にへなへなと座り込んでしまた。
「兄貴ィ・・・やっぱりアキラたんがいいのねっ!茂人がこんなに愛しているのに兄貴ッたらアキラたんの菊門がいいのねっ!ああんくやしい〜〜〜っヽ(`Д´)ノ」悔しいといってはいるがその表情は哀しみに満ちていた。アキラたんは茂人たんの手を取った。
「茂人さん、心配しないでください。ボク、院長のオンリーにはなりませんから。」はっとして茂人たんがアキラたんを見上げた。
「ボク、これから座間先生や加賀君ともお付き合いする予定なんです。」輝く笑顔でアキラたんは言った。「本当?本当なの?アキラたん?」「もちろんですよ。」
「良かったね茂人たん。」506たんも涙ぐんでいた。これからも3人で院長を共有出来る・・・そしていつか・・・いつの日か兄貴をあたしだけのものにしてみせるわっ!?。」茂人たんの瞳は新たな明日への希望の光で満ち溢れていた。
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