書初め 1 - 2


(1)

「ヒカル君、一緒に書初めやらないかい?」
「うん、いいぜー!」
     *****
「うわっ!すげーでっかい筆だなぁ」
「ヒカル君はこんな筆使ったことないのかい?」
「うん。オレ、こんぐらいのしか使ったことないよ」
「そうか。それじゃあ一緒に使ってみようか?」
「うん!」
     *****
「う……んぅ…ぁ、…あぁ…」
小さなヒカルの身体は二つに折りたたまれ、軽々と抱え込まれてしまっていた。
下半身は素っ裸で、足を高くあげたまま固定されるという屈辱の格好である。
先ほどの極太の筆はというと……ヒカルの下の口にしっかりと咥え込まれていた。
その筆にたっぷりと墨をつけ、真っ白な半紙に向かってヒカルの身体ごと降ろしていく。
「うあぁ…ッ!」
筆が半紙に触れた瞬間、筆がさらに深く挿入される。
ヒカルを抱えたまま縦に横に縦横無尽に筆を走らせると、半紙に黒々とした文字が
書きあがっていった。


(2)
止めやはらいの度に、ヒカルの菊の奥に痺れが走る。
ぐるりと大きな円を描けば、極太の筆はヒカルの内部をえぐるように刺激する。
そして最後の文字。
しっかりと止めることにより、ヒカルの中に今までに無いほど強い感覚が走る。
そのままはねへと繋げると、筆が半紙から離れると同時にヒカルの一番感じる
部分を突いた。
「あああぁぁぁ――――ッ!!」


黒々とした墨で書かれた見事な「お正月」の文字とともに、ヒカルの今年最初の
発射の後が克明に残されましたとさ。
めでたしめでたし。



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