昼下がりの遊戯 1 - 2
(1)
―――暑い、夏の午後の昼下がり。
進藤家は今日は両親とも不在で、ヒカルが一人留守番する事になっていた。
しかしそのヒカルの部屋からは、まだ日も高いこの時間には似つかわしくない、
悩ましげな声が引っ切り無しに響いていた。
「…はぁ、はぁっ…っ……あっ!…ん…っ…はぁ…」
(2)
白いタンクトップ一枚の他には何もつけていないという格好のまま、
ベットの上でヒカルの身体が揺れている。
うっとりと目を半開きにして大きく開脚し、
その奥の菊門には既に三本もの自分の指が突き立てられ、
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を響かせながら激しく出入りをしていた。
「う、んんっ はあっ はあっ…どうしよう…止められねぇよ……
気持ちいい…」
指を出し入れする度に湧き上がる、その部分から足先にかけて痺れるような、
甘い感覚がヒカルを襲う。
両方の膝が自分の顔の両端近くにくる位に自ら身体を折り曲げ、
指を根元まで押し込んでみる。
そのまま深くえぐりながら出し入れを繰り返す。
「…あぁ………んんっ…んっ…気持ちいい……」
ヒカルの目の前に既に立ち上がって先から透明な雫を垂らしている
自分の肉棒が晒される。
それはふるふると震え、すぐ後ろの蜜壷に指が出し入れされる際の振動で
雫がヒカルの顔に飛んでかかる。
それでもヒカルは淫らな行為を止めようとはしなかった。
ピンポーン
その時、ヒカルの家のインターフォンが鳴った。
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