女体化 制服処女陵辱  IN対局室 1 - 21


(1)

「そう、めくりあげなさい、もっとだ」
容赦ない命令にヒカルは震える手を上に力を込めた。
スカートを握り締める手が汗ばんでいる。
さらけ出した下半身に視線がつきささるのを意識する。
「なんだ、下着が漏れてるじゃないか、淫乱なカラダだな」
残酷な言葉にヒカルは何も言う事ができず、ただ涙を流すしかなかった。
そう、さきほどから与えられた残酷な振動は、確かにヒカルの体に応えら
れない刺激をもたらしつつあった。
しかも、それはヒカルの前ではない、後ろの穴に入れられてるのだ。
後ろを機械に刺激されただけで前をぬらしてしまう、そんな姿を他人に晒
している。
「ひぃっ!!」
声が出たのは、いきなり濡れた布の上からヒカルの蜜を垂らす器官に無骨
な指がつきささってきたからだった。
「あぁっあっ」
湿った布が、ヒカルの濡れた内部をこすりあげてくる。


(2)

指は、容赦なく動き、ヒカルのけなげに勃起している敏感な粒を布越しに
つまむように刺激する。ばたばたと畳の上にヒカルの漏らした液体が落ちる。
太ももを流れ落ちるぬめった汁は、ごまかしようのない量である。
「いけないな?神聖な棋院の床をこんなふうにして」
「いやぁっ!!」
がくがくと足を震わせながら、ヒカルはかろうじてたっていたが、奥をつ
いてきた男の指の動きににくずれおちるように陥落した。

「い…やぁ、や……あ」
畳の上に広がったスカート。力なく震えるふとももに割入った男の腕
が、だがしつこく動いている。
男は下着の濡れた股間の部分を、握るとぐいぐいとひっぱった。
「あーっ」
ヒカルはのけぞった。下着を容赦なく上にひっぱられたことにより、後
ろに入っていた機械の角度が変わったのだ。引き絞られて、ひも状にな
った濡れた布がヒカルの液を漏らす敏感な襞の中央をくいいって、内部
こすりあげる。
「ゆるして………、ゆるして……とう……や………せんせ」
ヒカルが許しを請うたのは、自分をいたぶっている緒方ではなく、その
後ろに控えて見ている塔矢行洋である。


(3)

「だめですよ、先生、見て下さいよ、こいつのここを」
緒方がヒカルの足を広げて下着をくわえ込んでいるヒカルの股間を行洋に見せる。
「や…やっぁ」
「先生に見られてめちゃくちゃに感じているんですよ」
「やっみない……で、せんせ」
「嘘つけ、見られたいくせに」
緒方が下着をさらにひっぱり、ヒカルのふとももががくがくと震えた。

「それくらいにしておきなさい、緒方君」
塔矢行洋は眉をひそめながらいう。
弟子の暴走が信じられなかった。
確かに進藤ヒカルのしたことは、許せないことだったし、囲碁界にも打
撃を与えた。
それでもこのような罰を与える理由にはならない。
「あぁ…………あっ」
緒方の動きに、床にくずれおちた制服のすそが乱れる。


(4)

見ようと思わなくても、投げ出された足が目に入る、震えた足の指の動き
は淫らで、名人は頬を染めた。
「あ…ん。あ…あ…ん」
おがたせんせぇっと甘えた泣き声が聞こえる。
「騙されないぞ、進藤、芹沢にも、座間にも、しがみついて名前を呼んだ
んだろう」
「…………あっ!」
緒方にいたぶられている進藤ヒカルからは、否定の声は聞こえない、
ではあれは事実なのだ、と塔矢行洋が目を閉じる。
進藤ヒカルが、多数の高段棋士と関係を結んでいる。
そんな噂が、棋士の間に広まっていたのは知っていたが、嘘だと思っていた。
恵まれた容姿と図抜けた強さを持つ若手棋士は最初から噂の的だったか
らそんな話が広まることもあるのだろうと思っていた。


(5)

だが、普段のヒカルを知る塔矢行洋にはそんなことは信じられなかった。
それに碁会所へ来て、お行儀悪くアキラとののしりあうさまは、いくら
強いとはいえ、まだまだ子供らしく、とても噂を信じるつもりなどには
なれなかった。
それが、どうだろう。
ずれた下着の中に緒方の手を受け入れ、緒方の髪をつかんであえいでいる。
あきらかに初めてではない。
緒方はこの間、ヒカルに研究会での手合いで初の負けを喫していた。
さすがにどよめくギャラリーの中、唇の端をゆがめて、ちらりと緒方を見
上げたヒカルの表情を行洋は思い出す。
その表情を見て、行洋は少しうろたえた。
なぜうろたえたのか、その時は自覚がなかったのだが、今になるとわかる。
その時に進藤ヒカルに行洋もまた色気を感じたのだと……。
だが、若い娘になら誰でもその程度の色気は感じるものだ。
いや……………。
それだけではない。
その対局は、どちらかというと、緒方の手が乱れていた。
思えば、あれは、棋院に噂が広がり始めた頃だったのだ。
進藤ヒカルと他の高段者との関係の。


(6)

「写真とったヤツともひょっとして関係してたのか、ええ、進藤?」
「知らない………知らないぃい……」
言っているのは否定だが、声には、あえぎが混じっている。
制服の下の乳房をきつくつかまれ、ほとんど暴力といえるほどひっぱられ
ているのに。
めくれあがったセーラー服の下を見て、行洋は眉をひそめた。
乳房の下には縄がくいこんでいた。
そういえば、ネットに流された映像の中にはほとんどSMプレイと言える
ものもあったという。
見たものは何人かいたようだが、誰もそれを行洋に見せようとはしなかった。
緒方は見てしまったのだろう。
だからこそこんなに興奮しているのであろう。
「緒方君、もうわかったから、いいかげんにしなさい」
そもそも、緒方は何をしようというのか、こんなとこに行洋を呼び出して、
進藤ヒカルと自分がまぐわうのを見せ付けて。
もう、いいではないか。
以前にあった将棋の女流棋士のような騒ぎにはならなかった。
ネットに非公式に映像が流れ、しかももうそれは消えたのだ。


(7)

囲碁会といえども、断じて認めるわけにはいかない。進藤ヒカルは未成
年なのだ。公に認めればことは警察沙汰になってしまう。
タイトル保持者の何人かがスキャンダルにさらされることになる。
そこまで、考えて、行洋は慄然とした。
まさか、わざと、関係を結んだ?タイトル保持者を選んで?。
「いやぁっ!!!」
「いや、やめてっ!!緒方先生!!イヤっ」
金髪が激しくゆらめき、手足がゆれる。
さきほどまで、されるがままにあえいでいた、進藤ヒカルが何故か突然
抵抗をしていた。
そして行洋は見てしまう。
弟子の怒張したものが、下着をとりさられたそこに、入ろうとしているのを
「いやぁあああっ」
進藤ヒカルが思いきり、緒方をつきとばす。
緒方はしりもちをついた。進藤ヒカルはその緒方を思い切りねめつけた。
スカートのすそが乱れ、足をひらげたままだ。
行洋は目を逸らす、緒方のものに蹂躙されようとしたそこは誘うように塗れ
て赤い肉をさらしている。


(8)

ハァハァっと、息をするたびに、ずらされたセーラー服のワキから乳房が
みえかくれする。
しりもちをついていた緒方が、つと、ポケットからリモコンを取り出した。
スイッチを入れる。機械音が大きくなり、緒方をねめつけていた進藤ヒカ
ルの唇が、つらそうにかみしめられた。
音がおおきくなる、開かれた唇から、ため息とも、悲鳴ともつかぬものが
漏れ、進藤ヒカルはくるしげに床に手をつき、震え出した。
「………先生」
緒方がふいに語りかけた。
「こいつは、まだ処女なんですよ」
「…………?」
言ってることの意味がわからず、行洋は、沈黙する。
「先生にはわからないでしょうね、関係を結んだといっても全部後ろだっ
たんですよ。だからね、まだ、処女なんです」
「後ろ………」
「そう、だから」
緒方が逃げ出そうとするヒカルのスカートの中に手をいれ、そこから出て
いたヒモをひっぱった。
「!っ」


(9)

進藤ヒカルが、鋭い息をはいた。同時にその濡れた股の間にヒモの先が
姿をあらわした。それは行洋が思っていたものとは違い。真ん丸い球状
のモノで、ぶるぶると震えていた。
くくっとひっぱられて進藤ヒカルはびくびくとからだを振るわせる。
ヒモに力を加えながら緒方が言う。
「ここにこんなものを、入れられていてもまだ、一応処女なんですよ」
緒方はしゃがんだヒカルの尻にかかっていたスカートをめくりあげ、行洋
に見せつけながら、さらにそれをひっぱる。二つの丸い尻たぶ尻の間で、
小さな穴がめくれながら、その球を吐き出す様子を、行洋は信じられない
思いで見つめる。畳に手をついた進藤ヒカルは、肩を震わせながら、球
が出る度に絞るように腰を揺らし低いうめき声を漏らしている。
だが、緒方の手が、赤い花びらの中に入った途端、うめき声は、蕩けるよ
うな悲鳴に変わった。
そういう体質なのだろう、ふとももからはだらだらとたえまなく雫がおちている。
………処女?。


(10)

普段は健康的な肌色に見えるが、セーラー服に隠された肌は白く、今は仄か
にピンクに染まっている。足の間から覗く妖しい花や、乳房の先も、若く清
潔な色をしている。
だが、緒方の手に、繰り返し揉まれて、蕩けるように反応しているそれが、
処女だとは………。
「まあ、そっちの方が生でいれられて、妊娠の心配もなくていいって面も
あるんでしょうけどねいし、しかし今時、ここをこんなふうにされまくっ
て処女なんか守ることになんの意味があるんだ、進藤」
緒方が何か、進藤ヒカルの足の奥で残酷なことをしたのだろう。進藤ヒカ
ルが突然、うめき声をあげて硬直した。緒方の手首が動き、息をつめて、
見開かれた大きな瞳のはじに涙が浮く。緒方は、そのさまを凶暴な視線で
見つめていた、ふいに進藤ヒカルが脱力してた。
肩を上下させてあえいでいる小さな顎を、緒方の粘液で濡れた指が進藤ヒ
カルの小さな顎をつかむ。
「前にも入れさせろよ、な?」
進藤ヒカルがかぶりを振る。
すかさず、緒方は、例のヒモをひっぱった。悲鳴があがった。
進藤ヒカルの中に入れられていた球体が、さらに姿を表した


(11)

「入れさせろよ、でないと後ろを一気にひきぬくぞ、前しかつかえなくなる」
「や……だ……、や…だ……あ」
見かねて行洋はとめに入る。
「いいかげんにしなさい、緒方君、たとえ進藤君が何をしたとしても君に進
藤君をこんなふうに扱う権利はない」
君と進藤君との間にいくつ年の差があると思うんだね。と行洋は言う。
 だが、そう言った瞬間。
緒方の張り詰めた顔が、ふいに緩んだ。
そして、どこか冷笑をするように行洋を見る。
「塔矢先生は、こいつが、ただの子供だと思うんですか?」
「…………どういうことだ」」
「進藤」
緒方が進藤ヒカルのセーラー服をまくりあげ、乳房をにぎりつぶすように
わしずかみにする。
進藤ヒカルの可憐な顔がゆがめられる。
「答えろよ」
「なんでオレと関係しようと思ったんだ?」
言ってピンク色にたちあがった頂点に爪をたてる。
「うっっ」
乳首への刺激に鋭い反応を漏らした唇は、だが、その次にうっすらとした
微笑をのぼらせる。濡れた瞳がすがめられ、緒方を見つめる。、そして答
えはいやになめらかに零された。
「タイトル………持ってるから」


(12)

瞬間に緒方に、両の乳房をわしづかみにされ、進藤ヒカルは、妖しい声をあげた。
「タイトル持ってるなら相手は誰でもよかったんだよな」
肯定ともただの喘ぎともつかない息がちいさな唇からこぼれる。
ずずっといやらしい音がして、進藤ヒカルの震える足の間から連なった球体
が引き出されてゆく。ひとつ引き出されるごとに、緒方に後ろから抱きしめ
られた体がひくりと揺れる、そのさまは、行洋を誘っているようでもあった。
最後の尾が出ると、緒方が進藤ヒカルに、下半身を密着させた。二人の腰が
からみつくように揺れ、ぐいと、二人の腰が浮いた。
「あああ!あーっ」
くだんの、入れられてもバージンを失ったことにはならないと言うところに
緒方が入ったのだろう。通常とは姿勢が異なる。
「あっあんっあぁんっせん……せ」
突き上げられる度に肩を震わせる進藤ヒカルの頬は桃色に染まっている。
もしや普通に性交するよりも、快感が深いのかと思われるくらいだ。
だが、行洋には進藤ヒカルの興奮ぶりにはどこか痛々しさえ感じられた。
「どうして、キミはそんなに必死なんだね」
口を突いたのはそんな言葉だった。
「キミはその若さの割には十分に強い、こんなことしなくてもこれからも強くなっていくだろう、なのに何故………」
「あぁっ」


(13)

緒方が抱きしめるように進藤ヒカルの体をゆさぶる。
そうするとやや上半身が起きる形になり、行洋の目に入ってしまった。
真っ白いふとももの奥の、未だ秘められた器官から内股をつたってだらだら
と汁が流れ落ちている。
「い……ぃ」
つきあげられ、頭を振る。
その顔には涙の筋がいくつもできていたが。
赤くそまった目のフチで行洋を見上げる瞳には快楽があった。
後ろを刺激されて前を濡らす。
なんという淫乱な体だろう。
行洋の質問は行き先を失った。
ふいに、進藤ヒカルが行洋に手を伸ばした。
その手は硬直している行洋の着物を割り、つかみ出す。それは、硬くなりか
けていた。
軽くすりあげられて行洋はうめく。
その行洋を見て、進藤ヒカルが笑った。
あの、緒方の勝負との時に見せた微笑だった。
「なんだ、先生たっちゃっているのか?」
「うん……………」


(14)

うなずいた進藤ヒカルは、ふいに行洋の下半身に、顔を近づけけてきた。
「や、やめなさい!」
だが、行洋は動くことが出来なかった。
当然と言ったしぐさで、探り出された所をペロリと舐められる。
「うっ!!」
背筋がざわりとする感覚。
「や………っやめな……さい」
バカな、初めてされたことでもないというのに。
何故こんな小娘のようにうろたえなければならないのだ。
だが、進藤ヒカルが小さな唇から桃色の舌で自分のモノをなめあげる様子は、
否応なく行洋を熱くさせた。
唇を離した進藤ヒカルはどこかうっとりと言った。
「ここから塔矢が生まれたんだぁ………」
緒方があきれたように言う。
「おい、進藤、こういう時に、わらかすようなことを言うなよ。生まれたと
形容するなら違う場所だろう」
「本気だよ」
進藤ヒカルは、いとおしげに行洋のモノを撫で擦る。
「オレ、からっぽだから。満たされたいんだ。体の中を囲碁でいっぱいにし
たいんだ………強くなりたいんだ」
「碁石いれられるとめちゃめちゃ興奮するものな、お前」
いいざま緒方が軽くつきあげる、進藤ヒカルの唇から濡れた吐息がこぼれる。
進藤ヒカルは緒方につきあげられながらも、行洋のものを口に含もうとする
が、うまく捕らえられない、行洋が頭をささえてやるといいのだろうが、ふ
んぎりがつかなかった。
だが、進藤ヒカルは子供のように泣きじゃくりながら言うのだ。
「……やだぁ、先生の欲しい、塔矢になったのと同じのぉぉ………入れてよぉ」
たまらなかった。
揺れる頭を両手ではさみこみ、問いかける。
「そんなに私が欲しいか、入れて欲しいか?」
進藤ヒカルの大きな瞳が丸くなった。だが、軽くうなずいたその動作には迷
いがない。


(15)

「私が………強いからか」
進藤ヒカルの顔にあやしい微笑が浮かぶ。
「………そうです………、入れて、入れてくださ……」
緒方につきあげられて、頭を振った、進藤ヒカルの金色の前髪が行洋の立ち
上がったものを撫でた。
「とう……や……せんせぇ………!」
進藤ヒカルが呼んでいる。
涙に濡れた大きな瞳が行洋をすがるように見つめて誘う。
「…………!」
気が付くと、その顔をはさみ、自分の名を呼んでいた唇を貪っていた。
若く、はずむような舌が、答えてくる。
唇が離れる、うっとりと上気して行洋を見つめる進藤ヒカルの顔が目に入る。
行洋は進藤ヒカルの、真っ白いももの間に手を伸ばした。奥まり、熱く滑った
その中心に指をぐいと入れる。
「あっ………」
弾むような反応。眉間によった皺と誘うように開かれた唇、たまらなかった。
行洋は、進藤ヒカルの片足のももを抱え揚げた。そして、欲望のままに己の
怒張をそこに押し当てた。
少し先端が入っただけで、小さな体が切なげに奮えた。
その反応に余計気がせいた


(16)

さきほどから緒方に嬲られていた、その蜜壷は十分な潤いと熱さをもって
行洋を誘う。行洋は一気につらぬいた。
「ぁあっあっあっあーーーー!!」
ごりごりとした味わったことのない感触に行洋は目を見張った。
「先生………」
うめくような男の声。進藤ヒカルを後ろから支えている緒方が眉間に皺をよ
せている。
そういえば、後ろには緒方が入ったままだったのだ。
後ろに弟子のモノをくわえ込んだまま、行洋を受け入れた進藤ヒカルの粘
膜は怒張しきった二人の男のモノに薄くひきのばされ、両側からこすられて
いるのだ。
少し動いただけで、ぐりぐりとものすごい圧力を与えているのがわかる。
「ーーーーーー!!」
二人の男のモノをさしこまれた可憐な肉体は、一瞬石のように硬直し、そし
て、痙攣するように震えた。行洋の肩をつかんだ指に力がこもり、ぬける。
行洋がわずかに動いただけで、唇からは、むせぶような悲鳴が漏れた。
「どうなんだよ進藤。タイトルホルダーを2本くわえ込んだ感想は?」
緒方がそう言うと、進藤ヒカルの涙に濡れた目に一瞬光が宿った気がした。
何か言おうと口を開いたが、ゆさぶられ、行洋にしがみつくようにして、身
をよじるしかないようだった


(17)

その拍子にぐぐっと行洋のモノは締め付けられた。
そう。
まぎれもなく、進藤ヒカルは、そのようなことに感じるのだ。
なら、お望みのものを差し上げるまでだ。
行洋は、進藤ヒカルのもう一方の足も抱え込んだ。熱い粘膜がよじれるように
収縮し、ますます絡みついてくる。
緒方が進藤ヒカルの制服をたくしあげ、上下に縄をかけられた乳房を露出させる。ピンと立ち上がった薄桃色の乳首をつままれることにも内部はひくひくと反応した。
「先生」
緒方が言う。
「このままだと、私はかなりキツイ姿勢になるんで、そこの壁にもたれても
いいですか?」
「そうだな………」
緒方が壁にもたれてやや姿勢をひくくしたので、行洋は進藤ヒカルの足を
高く抱えなおした。
「すごいカッコだな、進藤、俺と塔矢先生にはさまれて、つっこまれて、
縄かけられて、カエルみたいに足を広げて」
緒方が言う。進藤ヒカルは震え、涙にぬれた目をつぶり、あえぎ、
ただ震えているだけだ。
行洋は腰をゆらした。緒方のモノが入っているので、思わぬ方向に、力が
こもったりする。動くたびに、ごりごりと、緒方のモノと自分のモノが進
藤ヒカルの粘膜を両側からすりあげている。


(18)

「あっあぁあっひぁっあああ」
行洋の肩に回された細い指が、ぶるぶると震えている。痙攣と弛緩。二人の
男にはさまれ、持ち上げられておりまげられて、つきいれられながら揺さぶ
られ、悶えているのが、あの進藤ヒカルだと言う事実にくらくらする。
「ゃああああーっ、ぁっいや…………」
たまらない声をあげながらくいついてくるその体はしかし、確かに処女では
あったらしい。行洋のモノをずっぽり受け入れたそこからたえまなく零れ落
ちてくる液には少し血がまじっている。
「私に処女を奪われてうれしいか?一番強い男に?」
「とう………やせ………せ…………ぁあっ」
緒方と行洋の動きがあい、二人同時に、一番奥を衝撃を与えたらしい。ふた
たび、痙攣ののち、蕩けるようなしめつけがあった。
「あ゛ーっあっあ゛ーっ!!!」
窮屈な状態ながら、進藤ヒカルは、悶えるようにのけぞり、ふとももをよじる。
「どんな感じだ………進藤?」
緒方がささやく。
「………しんじゃ………う……しんじゃ…ぁああっ」
ふたたび二人同時につきあげた。
限界まで開脚されているふとももにひくひくと痙攣が走る。
「いやぁ…………おく…でぇ、ぎゅうぎゅうにひっぱれるぅ……、ちぎれ……
ちゃう」
ちぎれる、というのは両側からおしひろげられている薄い粘膜のことだろう。
「じゃあちぎってやろうか」
緒方が激しくつきあげた。
「ヒぃっいっ」


(19)

金色の前髪が振り乱される。
緒方の動きにあえぐ肉体。その中にくわえ込まれている行洋も同様に翻
弄され、もう限界だった。
足をつかみ、せまい中を無理やりにピストンする。
「あ゛ーっヒィっとうや……せんせ…やっ!」
進藤ヒカルの内壁に無理やりに己をたたきつける。
あがくように動く足を押さえ込んでさらに動く、ヒィヒィとあえぐ進藤
ヒカルの目があやしくなってきた。一瞬意識を手放していたのかもしれ
ない。だが、ふとももにはすぐに力が戻り、かかげられた指は湾曲して
快感をしめしていた。
そして
「…………!」
熱くせまい内部に、行洋は、進藤ヒカルの言う。”塔矢になったもの”を
たたきつけた。

絡み合いを解いてしばらくの時間が流れ、行洋は信じられない気持ちで床
に倒れている進藤ヒカルを見つめた。
力なく倒れている制服、めくれあがったスカートからは、白い太ももが付
け根近くまで露出し、太ももを辿る行く筋もの流れが、二人がかりで汚さ
れた跡をしめしている。
「進藤……君」
行洋に肩を揺さぶられた進藤ヒカルは、ものうげに大きな瞳を開いた。
放心したような表情にわずかに生気が戻るのに、行洋は見蕩れた。
赤くなったふちに彩られた瞳が、うっとりと行洋を見上げた。
「せんせぇ…………」


(20)

からみつかれるようなキスが迫って来る。
行洋にしがみつく進藤ヒカルの体を、緒方が無理やりひきはがすようにし
て、己の方をむかせると、その唇を貪る。
「オレにも前にいれさせろよ、塔矢先生には入れさせたんだから、いいだ
ろ」
「緒方先生………」
頬の紅潮さめやらぬまま緒方を見上げる進藤ヒカルは特に嫌がってはいな
いようだった。
「先生はこいつの後ろを味わうといいですよ」
緒方は行洋が拒否するとは全く思っていないようだった。


「進藤、どうかしたのか?」
怪訝なアキラの声に、ヒカルはわれに返る。
アキラの碁会所で二人、碁を打っていた。
「ううん、なんでもないよ」
ヒカルは
いいながら、碁石のならびににすみやかに意識を集中し、次の手を打った。
「…………」
その手を見て、塔矢は軽く唇を噛み締める。。
熟考ののち、塔矢は次の手を放つ。ヒカルは即次の手を打った。
「進藤………」


(21)

「何?」
「キミ、最近ますます強くなってないか」
「そう?」
ヒカルはうなずく、うなずきながら、先日あった、対局室での出来事を
思い出した。
………塔矢行洋が自分を抱いた。
緒方と一緒に。
緒方と塔矢行洋が2度も場所を変え、自分の内部に入り込んだのだ。
その上、行洋の目の前に緒方に碁石をいれられて、泣きながら、悶えま
くった。………
ヒカルは感嘆したように自分を見つめるアキラをみつめ、ヒカルは言った。
「それは………、塔矢が強いからだよ」
「………なんだ?それは」
怪訝な顔をするアキラにヒカルは微笑んでみせる………。
「塔矢と同じのオレの中にあるから?」
ますます、怪訝な顔をしてなんだそれは?と言うアキラにヒカルはただ微
笑んで見せた。

塔矢行洋とは、再び会う約束をしている。
緒方君も来ると言っていたよ、と言われ、ヒカルは顔を赤くして承知した。
塔矢行洋のモノが再び自分の中に注ぎ込まれる。

「オレはもっともっと強くなるよ、きっと」
とヒカルは笑いながら言った。



終わり。



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