違い 1 - 5


(1)
「お父さんとも違う…緒方さんとも違う…」
彼は彼だった。
でもボクにとって緒方さんも緒方さんで彼以上の存在であることが分ったんだ
つい最近緒方さんに抱かれてから…

それからボクは進藤を追う事を止めた。
緒方さんだけを求めるために…

初めは進藤の事が気になってしかたがなくて
彼の手合いの様子を緒方さんに聞いていたりなんかもした。

進藤の興がいつしか貴方自信の興味へと移っていった
それはごくごく平凡に
そう、丁度その頃だった緒方さんと初めて肌を触れ合った時は


「進藤絡みだとはいえ、なんだかアキラくんとは最近こうして頻繁に会うようになったね」
深い意味をにおわしてかそうでないのかは其の時は見当もつかなかったけど
ボクはドキッとしてか目を合わせず短く返事をした。


(2)
「今も進藤の事、考えているの?」
そういった緒方さんの顔にはにわかに笑みが浮かべられていた。
「え…っと今はー…」(貴方が…)
「そろそろ進藤ではなく目の前に居る対象に目を向けてみようという気になれるかな?」
ボクの意図を突くように緒方さんは、熱い視線をボクの瞳の、更に奥へと向けてきた。

緒方さんがボクに興味を示したのはボクが緒方さんを意識し始めたのとどっちが先だったのだろう
緒方さんにはボクが緒方さんに興味を示しだしたその瞬間にバレちゃってるだろうなー、、
緒方さんは大人だ、そしてボクの意図をあっさりとついてくる。
でも、彼は違うだろう、彼はまだ……
彼が気づく前にボクが気が付いてしまうに違いない
しかし、おそらく碁と同じで彼の習得は早いだろう。

でもボクは待てなかったんだ、目の前の成熟した大人の緒方さんを前にして


(3)
「緒方さん…」
ボクはやや熱を帯びた目で緒方さんを見つめた、そして緒方さんはボクの髪を優しく撫でる。
そのときボクはすでに気持ちが高ぶってしまっていたのか緒方さんの手、指先、その感触すべてがボクにって物凄く気持ちいい。
頬が紅潮する
そして緒方さんの胸にきつく、でも優しく抱き寄せられる。
キスして欲しい。

やがて、緒方さんの手がボクのシャツのボタンをはずしていく
それは、じらすようにゆっくりと…
シャツがはだける、そしてボクの肌が露わになる。
ボクは興奮しているせいかもう待てないというくらいに息が上がってくる
さぐるような緒方さんのゆっくりとしたくすぐったいくらいの愛撫にボクは耐えられなくなって、
「緒方さん、もっと…」
すると、緒方さんの唇がボクの突起に触れる。そしてスラックスを下着ごと一気にずり下ろされる
さっきまでの展開とはうって変わったように緒方さんはボクの下肢を激しく指でしごいて攻めたてる
「あ…そ…んな急に激しくしたら…」
「もっと、といったのはアキラ君の方だろ?もう、ここも十分にいやらしく反応しているじゃないか。ん?違うのかい?」
「あ…くっ」
緒方さんのボクをしごく手が更に激しくスピードを増す。
そんなにされたらもう、逝ってしまう
「緒方さん、も、、もたないよ…だから…もっとゆっくり..まだ終わりたく…ない」
「ボクは、そう簡単に事を引き上げてあげる程お人よしじゃないよアキラ君、君がたとえ望まなくてもこの先続けてしまうよ?覚悟はいいかい?」


(4)
「あ…そんな」
限界まできてたボクは身体の全てを緒方さんにゆだねる。
覚悟はできていたつもりだ。でもいざ腹を決めるとなるとそう簡単にはいかないものだな…
でも、も…限界…ボクは緒方さんの手の中で果てる。ボクは大きく息を次いでいる。それなのに、緒方さんはボクに休める暇も与えず口内に指を突っ込んできた。
「ぅんんんは…ぁ…」
さすがに果てた後だ息がもたない。
そして、指が予期していた場所に食い込んでくる…ゆっくりと…出血しないように優しくいやらしく淫靡に…
「あ…い…やだ。そ…んな…」
初めての感覚にぞくりと目眩さえ覚えた…分っていても、実際されてみるのとではわけが違う。
そうして、ボクが戸惑っている間に緒方さんはボクの頭を抑えつけフェラチオを要求してきた。
まだ、息が上がっていいるというのに…
ボクは緒方さんの横に四つんばいなって奉仕する形になった。緒方さんの指はボクの秘部を揺ら揺らとそして確実にまさぐり入ってくる
竿の先の方を咥える。そしたら緒方さんがただでさえくるしいのにもっと奥まで加えてなどといいボクの頭を更に抑えつけた
「ふっ!…んんん…」
苦しい、ボクは初めて与えられる感覚と息苦しさと目眩に麻痺してしまいそうだ…
だというのに、ボクときたら前立腺とやらに刺激を与えられて苦しながらもまた、下肢を高ぶらせていた…
終わる事の無いかのような息苦しさと快楽にボクは…耐えて感じるしかなかった


(5)
「はあ....はあ....」
気持ちいい。けど苦しくて。でもそこは痛みを感じぬように。と優しく執拗に。。。
ボクは緒方さんのをつかんでいる手のうちのひとつを自らの股間へとやっていた。
「全く、アキラ君は。。。」
そういって緒方さんはボクの自らへとかけていた手を振り払った。
「んん!。。。。」緒方さんのを咥えさせられたままの口が言葉にならない声を発する。
ボクは。。。なんていやらしい事を。。。。!思わず赤面した。無意識のうちとはいえど自分で、あんなところに。。。それも人が。。。緒方さんが見ている前で。。。
「こうして欲しかったんならちゃんということだ。」
そういって緒方さんのボクの頭をおさえつけていた方の手が再びボクの肛門前にそそりたったものを愛撫する。後ろと前を同時に刺激させられてはてそうになる。
とゆうか、もう。。。
「―――?!」
緒方さんの愛撫に夢中になっていたボクから突然それを取り上げられ――
四つんばいになっていたボクを身体ごと持ち上げひざの上に乗せる。
中が、中が。。。。緒方さんのものをあてがい苦しかった口が楽になりあえぎがもれる。
さけそうなくらいおおきな緒方さんのもの。。。だけど緒方さんの施してくれた愛撫で以外と簡単にそれは挿入された。
さっきの指とは違う。長いそして太い。。。。



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