やりすぎ☆若゙キンマン〜ヒカルたん小悪魔系〜 1 - 5
(1)
〜ヒカルたん小悪魔系〜
「やっぱつまんねーじゃん、いつもおんなじってさ」
少年はそう言って袋からカラフルな棒や玉が団子状に連なったもの、液体の入ったビンな
どを取り出した。
仲間の少年らはそれらの道具を興味津々に見つめる。
「本当は手錠とか買おうとしたんだけどさ、刺激を求めすぎてカノジョに変態って嫌われ
たらおしまいだからさ」
「こんだけ買い占めれば十分変態だろうが」
そう言って少年らはゲラゲラと大笑いした。
「学校サボって何してるんだ?」
突然声をかけられた少年らは、慌ててそれらを隠した。
振り返るとそこにはパトロール中のヒカルたんがいた。
「あ、今何か隠したな! 見せろ」
ヒカルたんの言葉に少年らは小声で会議を始めた。
「やばいぞ。もしこれが学校にばれたらどうすんだよ」
焦った少年は何とかごまかそうと必死になった。しかしそれはヒカルたんの疑いを増幅さ
せるだけで、いい案を思いつかなかった少年らは結局それらを差し出した。
「いや、なんか見たこともない変なのが落ちてたから、みんなで見てたんだよな。な、な」
少年らは言い訳をすると笑ってごまかした。
「変なのって何だ?」
ヒカルたんは少年らからそれを取った。
「なんだこれ? 棒と玉がいっぱい? 野球でもしようと思ったのか? それにしては派
手な色〜」
ヒカルたんは不思議そうに見つめる。
「それじゃ、ヒカルたん。落し物は確かに渡したよ」
そう言うと少年らは去っていった。
(2)
「どうしたんだ、ヒカルたん」
パトロール中のトーマスがヒカルたんに気づき着地した。
「落し物を預かったんだけど、わけわかんないものばっかで持ち主の特定ができなくてさ」
「なんだよ、わけわかんないものって」
トーマスは袋の中を覗いた。
「うっ、こ…、これは!」
「トーマス知ってるのか? これ何に使うんだ?」
トーマスは顔を真っ赤にして、ヒカルたんを見た。無邪気に目を輝かせて聞いてくる姿は、
まるでわざと知らないフリをしてる小悪魔のようで、めちゃくちゃにしてやりたくなった。
こんな純粋そうな顔してヒカルたんはあの若゙キンマンとやりまくっている。
目の前で朝っぱらからご飯の食べさせ合いはするし、人目を盗んですぐにキスやハグをす
るし、夜にはベッドのきしむ音と喘ぎ声までが聞こえてくる。
それを毎日のように見せつけられるトーマスの苦しみは計り知れないものだった。
「…教えてやろうか。ついて来いよ」
辺りに若゙キンマンがいないのを確認すると、絶好のチャンスだと思ったトーマスは、低く
落ち着いた声でそう言った。しかし目にはギラギラと熱く燃えたぎるものがある。
ヒカルたんはそれに気づくことなくトーマスの後をついていった。
(3)
「なぁ、こんなとこで使うものなのか」
森にある湖のほとりに連れてこられたヒカルたんは、訝しげに辺りを見回した。
「で、どうやって使うんだ?」
ヒカルたんは何度も話しかけた。が、トーマスは無言だった。
何だトーマスも知らないのか、と思ったヒカルたんは湖で水遊びを始めた。
ブーツを脱いでズボンをひざ上までまくると、湖の中に入って一人で遊び始めた。湖には
日の光にあたると七色に光る魚がいる。ヒカルたんはその魚と追いかけっこをした。
それをじっとトーマスは見つめた。ヒカルたんはこの状況を理解していない。それを悟っ
たトーマスは湖で遊ぶヒカルたんに近づくと思い切り背中を押した。
ヒカルたんは悲鳴をあげて倒れた。
「やったなー、トーマスのバカ!」
頭までずぶ濡れになったヒカルたんは負けじとトーマスに飛びついて湖へ飛び込んだ。
「やめろよ、おまえいくつだと思ってんだよ」
ヒカルたんは水をかけあったりして無邪気に戯れた。トーマスもそれに付き合う。けれど
自分の思惑通りにことを進めることを忘れない。
トーマスはヒカルたんの腰に後ろから抱きつくと、下着がびしょびしょに濡れるまで浸か
らせた。ヒカルたんやトーマスが着用している服は、動きやすいよう体にフィットしたも
のなので、濡れれば体形がはっきりとわかるものだった。
「ヤッ、冷たい。はなせよトーマス」
じたばたと暴れるヒカルたんを押さえつける。トーマスが手を離した頃には、ヒカルたん
のそれが服の上からでもはっきりと分かるくらいにずぶ濡れになっていた。暴れたせいか、
イチゴの姿もくっきりと見える。
「うぇ〜、気持ち悪い。服が体にはりついちゃったじゃねェか」
ヒカルたんは岸へ上がると、濡れた服や下着を脱いで絞った。
けれどそれをこのまま着る気にはなれず、枝に干し始めた。
その様子にトーマスは釘付けとなった。そしてあらわになったヒカルたんの白い尻を見て、
これから行うことを想像した。
トーマスは岸へ上がると、舌で唇を舐め回しながらそっと近づいた。
(4)
隠し持っていた縄でヒカルたんの手をおもむろに背中で縛り上げると、木陰へ連れ込んだ。
突然のことでヒカルたんは何が起こったのかわからない。
地面に叩き付けるようにヒカルたんを寝かせると、トーマスはヒカルたんが持っていた袋
からビンを取り出した。ふたを開けると、透明なねっとりとした液体がでてきた。
トーマスはそれをヒカルたんの体にかけた。そして満遍なく手で伸ばす。
「何すんだよ、トーマス!」
ヒカルたんはトーマスを睨む。
「この道具の使い方を教えてやるって言っただろ。それに今はマッサージしてるだけだ。
じきに気持ちよくなってくっから、おとなしくしてろ」
そうは言われても体のあちこちを撫で回す手が気持ち悪くて、ヒカルたんは身をよじった。
だが次第にそれはヒカルたんの奥に潜んでいる淫乱の花を開花させていった。
「何だ、嫌がってたわりに気持ちよさそうじゃん」
顔を覗きこみ嘲笑するように言うトーマスと目が合い、ヒカルたんは顔を赤らめた。
「気持ちよくなんかないもん。それにこれ、何に効くマッサージなんだよ。ただ体を触り
まくってるだけじゃねーか」
「触ってるだけじゃ物足りねェってか、この小悪魔が。ならお望み通りにしてやるよ」
そう言うとトーマスはヒカルたんのイチゴやポークビッツを集中的に攻撃した。
「あん…やめろよ。オレ、物足りないなんて…言ってな…ぁ」
ヒカルたんは頭をふって否定したが、体には反応が顕著に現れていた。イチゴはぷっくり
と熟して硬くなり、ポークビッツからは今にもカルピスが溢れ出そうだった。
それを見たトーマスは、我慢できず自らも裸になって抱きついた。
「や…やだぁ。やめろよ」
ヒカルたんは甘い声で泣き出した。
トーマスは抱きつきながら体を滑るようにこすりつけた。そして狙ったようにトーマスの
乳首がイチゴを、トーマスのものがポークビッツを刺激した。
しばらくヒカルたんの表情とその感触を楽しんだトーマスは、そっと手をヒカルたんの尻
へ伸ばした。割れ目をゆっくりと行き来すると、まるで落とし穴に落ちたかのように指が
菊門の中へ滑り込んだ。
ヒカルたんは悲鳴をあげた。
(5)
「キミはあまりにも無防備すぎる。いいかい、アイツはどんな手を使ってくるかわからな
い危険な奴なんだ。気をつけるんだよ」
自分のおかれている状況を理解した途端、若゙キンマンの言葉が頭をよぎった。だが無知な
ヒカルたんは、自分の落ち度がどこにあるのかわからない。けれどまだ間に合うと思い、
菊門弄りに集中しているトーマスを蹴飛ばして何とか逃げようと試みた。
一発目は外れたが二発目はトーマスの顔に命中した。
トーマスが倒れたのを確認すると、ごめんと心の中で謝りつつ、逃げようと起き上がった。
けれども後ろ手に縛られているため起き上がれない。ヒカルたんは横に転がりうつ伏せに
なって起き上がろうとした。
「もう頭にきた! 手加減なんてしねーからなっ!!」
そう怒鳴り散らすと、トーマスはヒカルたんの腰に後ろから抱きついた。そして袋から棒
を取り出すと、手加減することなく強引に挿入した。
「痛いー!! 抜いてっ…抜いてよぉ! 助けて…、若゙キンマン助けてぇ」
ヒカルたんは泣き叫びながら若゙キンマンの助けを求めた。それを聞いたトーマスは怒りを
更に倍増させた。
「ここでアイツの名前を呼ぶな! いいか、今おまえの自由はこのオレが握ってんだぞ。
もしまたアイツの名前を言ったら、ここがただじゃすまないことになるからな」
トーマスは棒のスイッチを入れた。振動音とともに菊門の内壁が震えだした。
今までに感じたことのない感触に、ヒカルたんは逃げようと腰を引く。だがトーマスはし
っかりと腰を抱きなおすとそれを更に奥深くへ差し込み、中をかき回すように動かした。
「も…う、やめ…て、抜いて、…抜いてってば!」
泣きじゃくりながら必死に懇願したが、怒りによって暴走が止まらなくなったトーマスに
その声が届くことはなかった。
「何泣いてんだよ。そんなにイイのか? この淫乱が!」
暴力だけでなく暴言まで吐き出したトーマスに普段の優しい兄貴分の面影は全くない。だ
がそれでもヒカルたんはあきらめず、抜いてとお願いした。
そのあまりのしつこさに、トーマスは舌打ちをした。
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