ルームサービス 10


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「あ・・・ぁああ・・・・・ぁああん!・・・あああああん」
とんでもない声を発しながら首を左右に振っている。
のぞきこんでいる塔矢が時折、なだめるように口づけを繰り返す。
「・・・ひぃっ」
乳首からわき腹へと、蠢く舌の刺激で喉がなった。
体の上にぶちまけられたソースを犬(だってこいつ俺のケツの
穴に入ってたスープすすりやがったんだぜ)が舐めとっている。

・・俺・・・なにやってんだろう。

こんなとこで、こんなふうに体をひらかれて、内臓の奥までヒトの
目に晒して・・・・。

あれだ・・・。
今日の昼からだ・・。日付かわったような気もするけど・・。
だからあれだよ。
塔矢だよ。
取材があってさ。二人揃っての。棋院でさ。いつもどおりに塔矢
を見つけてさ、よおって声かけたらさ。
塔矢があからさまに不審な態度でさ、なんか後ろに隠して、し、進藤
ってあせってるんだよ。なんか面白そうじゃん。塔矢があせってんの
めったに見ないぜ。だからオレは必死で隠そうとする塔矢の後ろか
らそのブツをうばいとって、あけてみたんだよ。
そしたらさ。
なんつーんだろうなあ。
いわゆる、大人のオモチャってヤツだ。ヴァイヴとベルトが一緒になった
カタチのさ。そんなもんが入ってたんだよ。
・・・。



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