平安幻想異聞録-異聞- 103
(103)
ヒカルが苦しげに首を振る。明るい色の前髪がキラキラ光って揺れる。
「のう、検非違使殿。この光景を佐為殿に見せたら、なんと言わらっしゃるかのう。
お気に入りの検非違使がこんなにも肉に強欲であると死ったら、どんな
顔をされるかのう」
座間が立ち上がってヒカルに近づいてきた。手早く夜着の前をはだける。
堂々と赤黒い、張り型とほぼ同じ形をしたそれが、弓なりに反り返って、
天に向かって勃ちあがっていた。
それをみとめて、菅原はヒカルの中を蹂躙していた張り型を抜きながら言う。
「今度、ぜひこの夜宴に、佐為殿を御招待せねばなりませんなぁ」
「うむ。あやつの目の前で、儂がこの子供を犯して泣かせる様を、見せつけて
やりたいものよ」
座間はヒカルの前に立つと、ぐいとその手で精液にまみれたヒカルの足の付け根を
押し広げ、少し腰を落とすと、その剛直を、ヒカルの体に突き刺した。
「………っっんぐっ……」
くぐもった声を猿轡をされた口の中でさせて、ヒカルは自分の中にあの張り型と
同じ形ながら、更に熱くて弾力があるものが入り込み、蹂躙するのを感じた。
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