ウィロー 11 - 12
(11)
ソレは、さっき落としたういろうだった・・・・・・
ういろうを前に悩むヒカルタンに、抱いてしまったいけない考え・・・
それが再び頭の中をぐるぐると回り始めた。
はあはあはあはあはあはあはあ・・・
イヤ、ダメだ・・・人としてソレはイカンだろう・・・
でも・・・ちょっと・・・ちょっとだけなら・・・
はあはあはあはあはあはあはあ・・・
「や・・・いやぁ・・・あぁん・・・」
ぷち―――――――――本日二度目の理性の切れる音が聞こえた。
オレはういろうを掴むと手で握りつぶし、ヒカルタンのイチゴの周辺に塗りたくった。
「あっ!!何すんだよぉ!」
ヒカルタンが身体を起こして、オレをどかせようとする。
オレは抵抗するヒカルタンを、体格にものを言わせて力ずくで押さえ込んだ。
「や、やだあ!ばか!ばか!ヤメロ!羽伊郎(仮)のヘンタイ!」
ピンクのイチゴを可愛く彩る黄色いういろう・・・
「可愛い・・・」
ちょこっと舐めてみる。うーんフルーティー。
甘酸っぱいイチゴと、甘甘柚ういろうのコラボレーション。
イッツアミラクル。すごくファンタジー。ヒカルタンマジック。あり得ない。
(12)
すっかり興奮したオレは、ういろうまみれの手を、ヒカルタンの下半身へと伸ばした。
「ァ、バカ!バカ!バカ!」
ヒカルタンがオレの頭をポカポカ叩いた。
「イテ!イテ!イテ!」
ヒカルタンはもうヘロヘロになっているので、たいして力は入ってない。
それでも拳で叩かれれば、結構痛い。
だけど、オレは負けない。
ヒカルタンの胸を責めることで攻撃をかわしながら、パンツの中に手を侵入させることに成功した。
「やだ!気持ち悪い!」
ヒカルタンは、オレを蹴ろうと足を浮かせた。
が、そのとき、オレはヒカルタンの可愛いバナナをキュッと握った。
「ひい!」
そのまま、擦りあげる。
「ヤダ・・・ネトネトしてるよぉ・・・やめてよぉ・・・」
ヒカルタンが泣きそうな声で、懇願する。
オレは、その唇にキスをした。しかし、バナナは離さない。
丹念にういろうを擦りつけた。
可愛いイチゴにピンクのバナナ、甘い唇はサクランボ・・・
まさにフルーツショップヒカルタン。
ソコに柚のトッピング。
ドキドキする。
オレは、ヒカルタンの言う通りヘンタイだ。
でも、イイ!ヘンタイの方がいろいろ楽しいのだ。
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