ウィロー 11 - 15
(11)
ソレは、さっき落としたういろうだった・・・・・・
ういろうを前に悩むヒカルタンに、抱いてしまったいけない考え・・・
それが再び頭の中をぐるぐると回り始めた。
はあはあはあはあはあはあはあ・・・
イヤ、ダメだ・・・人としてソレはイカンだろう・・・
でも・・・ちょっと・・・ちょっとだけなら・・・
はあはあはあはあはあはあはあ・・・
「や・・・いやぁ・・・あぁん・・・」
ぷち―――――――――本日二度目の理性の切れる音が聞こえた。
オレはういろうを掴むと手で握りつぶし、ヒカルタンのイチゴの周辺に塗りたくった。
「あっ!!何すんだよぉ!」
ヒカルタンが身体を起こして、オレをどかせようとする。
オレは抵抗するヒカルタンを、体格にものを言わせて力ずくで押さえ込んだ。
「や、やだあ!ばか!ばか!ヤメロ!羽伊郎(仮)のヘンタイ!」
ピンクのイチゴを可愛く彩る黄色いういろう・・・
「可愛い・・・」
ちょこっと舐めてみる。うーんフルーティー。
甘酸っぱいイチゴと、甘甘柚ういろうのコラボレーション。
イッツアミラクル。すごくファンタジー。ヒカルタンマジック。あり得ない。
(12)
すっかり興奮したオレは、ういろうまみれの手を、ヒカルタンの下半身へと伸ばした。
「ァ、バカ!バカ!バカ!」
ヒカルタンがオレの頭をポカポカ叩いた。
「イテ!イテ!イテ!」
ヒカルタンはもうヘロヘロになっているので、たいして力は入ってない。
それでも拳で叩かれれば、結構痛い。
だけど、オレは負けない。
ヒカルタンの胸を責めることで攻撃をかわしながら、パンツの中に手を侵入させることに成功した。
「やだ!気持ち悪い!」
ヒカルタンは、オレを蹴ろうと足を浮かせた。
が、そのとき、オレはヒカルタンの可愛いバナナをキュッと握った。
「ひい!」
そのまま、擦りあげる。
「ヤダ・・・ネトネトしてるよぉ・・・やめてよぉ・・・」
ヒカルタンが泣きそうな声で、懇願する。
オレは、その唇にキスをした。しかし、バナナは離さない。
丹念にういろうを擦りつけた。
可愛いイチゴにピンクのバナナ、甘い唇はサクランボ・・・
まさにフルーツショップヒカルタン。
ソコに柚のトッピング。
ドキドキする。
オレは、ヒカルタンの言う通りヘンタイだ。
でも、イイ!ヘンタイの方がいろいろ楽しいのだ。
(13)
はあはあはあはあはあはあはあはあ・・・・・・
オレはヒカルタンのバナナを弄る手を一旦止めた。
ハアハアと大きく喘いでいるヒカルタンから、邪魔な衣服を取り除くためだ。
ジーパンもパンツも一気に引きずり下ろし、そのまま足から抜いた。
でも、靴下は残しておく。
ああそうさ。オヤジ趣味さ。
今、ヒカルタンは、上半身は脱げかけのシャツ、下半身は靴下のみという大変ハアハアな
姿をしている。
オレは、掌に再びういろうをなすりつけ、ヒカルタンのバナナだけでなく、腹や太腿やその周辺を
汚し始めた。
楽しい。
ライチのように白くてツルツルしたの肌を、ネバネバしたういろうで汚していく。
そして、汚す端から綺麗に舐めとっていくのだ。
さっきまで、「イヤだ」「ヤメロ」とわめいていたヒカルタンの口からは、もう喘ぎ声しか
聞こえない。
「ヤ・・・やあぁ・・・ばかぁ・・・」
「ヒカルタン・・・気持ちいいんだね・・・ハアハア」
オレは、ヒカルタンのバナナや腹をペロペロなめながら、その裏側の桃に手を掛けた。
途端に「アンアン」と、可愛い声を上げ続けていたヒカルタンが、もの凄い勢いで暴れ出した。
(14)
「ヒカルタン!?」
オレはヒカルタンが起き上がれないように、身体を押さえつけた。
「や!ソコはダメ!絶対イヤ!」
首だけ起こすような形で、ヒカルタンはわめいた。
ソレはないよ・・・いっつもしてるコトじゃないか・・・どうして今日に限ってダメなんだよ・・・
ヒカルタンの視線はオレの掌に注がれていた。
「た・・・食べ物をソマツにするとバチがあたるんだぞ・・・!」
ハアハアと息を切らせて、ヒカルタンが叫ぶ。
「そ、それに・・・食べ物で遊ぶと目が潰れるんだからな!じーちゃんが言ってた!」
ヒカルタンは、オレをじっと睨んだ。
―――――――ああ!そーゆーコト・・・
それにしても、なんて可愛いコトを言うんだろう。
じーちゃんが言ってた――――だってさ・・・ホントにもう可愛いんだから。
「バチなんてあたんないよ。あたるとしても、ヒカルタンじゃなくてオレにだから、
ヒカルタンは心配しなくていいよ。」
オレはヒカルタンを安心させるために、これ以上はないってくらい優しい笑顔を向けた。
・・・のに、どうしてさっきより不安そうな顔をするんだよ?
「ヤダよ!オマエの目が潰れちゃったらどーすんだよ!」
ヒカルタンは半泣きだった。
か、か、か、可愛い・・・・・・
ヒカルタンはお化けとかユーレイとかを信じているから、こういう迷信も信じているんだよな。
ホントに、今時信じがたいくらいピュアな男の子だ。
「大丈夫!ちゃんと全部食べるから・・・」
オレは、まだ抗議しようとするヒカルタンのサクランボみたいな唇に、チュッとキスをして、
軽い身体を俯せにした。
「やぁ・・・ダメだってばぁ・・・!羽伊郎(仮)!!」
ヒカルタンの抵抗をよそに、白桃のような実を二つに割る。
ソコには禁断のミラクルゲートが待っていた。
(15)
オレはヒカルタンの神秘の扉に指を這わせた。
軽くつついたり、押したりしたが、ソコは固く閉ざされたまま、ウンともスンとも言わない。
「・・・ヒカルタァ~ン・・・ちょっと、力ぬいてよ・・・」
ヒカルタンはツンとそっぽを向いたまま、ますます下半身に力を入れた。
オレは身体を伸ばして、ヒカルタンの背中に這い上り、小さな身体の上に覆い被さった。
後ろから、ギュッと抱きしめて、猫なで声で甘えてみる。
「ネエ、ヒカルタンってば・・・」
「や!ぜーったい、ヤダ!」
ヒカルタンは、オレの訴えを断固とした口調で拒否する。
こうなったら、ヒカルタンはテコでも動かないのだ。
オレの方を振り向きもせず、冷たい態度で突き放す。
「ヒカルターン・・・」
怒っても宥めてもダメ。
よおし!そっちがそういうつもりなら、こっちにだって考えがあるんだからな。
オレは、ヒカルタンの腰を大きく持ち上げると、桃の割れ目に鼻先を突っ込んだ。
「うひゃあ!」
ヒカルタンは上半身を浮かせて、空中でばたばたとクロールをした。
|