初めての体験 121


(121)
 その時、突然ドアが開いた。永夏はそちらの方へ目を向けると、手招きをした。ヒカルも
ぼんやりとドアの方を見た。秀英が、躊躇うように近づいてくるのが見えた。
 秀英は、ベッドの上に組み敷かれているヒカルを見て、ゴクリと喉を鳴らした。中途半端に
服を脱がされたその姿は、息を飲むほど色っぽい。上気した肌が、それに艶を添えていた。
 永夏が秀英に何か言った。秀英は頷いて、服を脱ぎ始めた。永夏も再びヒカルを剥きに
かかる。
「秀英…」
ヒカルは、助けを求めるように秀英を見たが、彼は目を逸らして俯いた。
 永夏は、ヒカルを抱えると膝の上に頭を乗せた。そのまま上体を固定し、ヒカルの髪や
喉を優しく擽った。
「あ…はぁ…」
永夏の膝の上で身悶えるヒカルに、恐る恐る秀英が触れた。ヒカルの身体がビクンと
震える。さっきまで永夏に施された愛撫の名残が、まだ身の内に燻っていた。
「や…やぁ…」
ヒカルの反応に気を良くしたのか、秀英は大胆にあちこち弄り始めた。
「あ、あ、あ、やだ、あぁん…」
ヒカルは堪らず、嬌声を上げ始めた。その声に煽られるように、秀英はますます大胆に
なっていく。
「し、進藤…」
興奮し、上擦った声で名前を呼ぶ。何の怖じ気もなく、勃ちあがり始めたヒカル自身を握った。
「ひっあぁ!」
ヒカルは、身体を仰け反らせた。



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