平安幻想異聞録-異聞- 125
(125)
情欲に満ちた声で、先をねだる。
座間が、ヒカルの耳元にささやいた。
「検非違使ごとき、身分のものが、この座間に願い事をするのに、その態度とは
のう」
その声にさえ、ヒカルは過敏に感じて、首筋から耳の後ろの部分までに鳥肌が立つ。
「きちんと、目上のものに対する物乞いの仕方があろう?うん?」
「お願い…します。座間様、お願いですから…オレの、中に……」
「中に?」
「下さい」
「ふん、まぁよいわ」
座間が、腰の動きを再開した。それをヒカルは、貪欲にさらに自分の体の奥に
引っ張り込むように、秘門の肉でしごき、食む。
「あっん、もっと……もっと、奥まで……!お願い……!」
「まだ足りぬのか、浅ましいことよのう」
「あ、あぁっ!あぁっ!はん!」
「薬を盛られて、さらに中の味が増したのう。ふぅ……ふぅ…、たいした締めつけ
具合よ。どれ、ここはどうじゃ」
「いやっっ!あぁぁ!」
「ふ、ふは……はぁ…、どうじゃ、どうじゃ、まだ、まいらぬか?」
「やんっ!あん!あっ、あっ!」
座間がヒカルの腰を押さえて、最奥を大きく抉った。
そしてヒカルの体の奥に、自分の熱い体液を放出する。
とどめをさされて、ヒカルのからだが震えた。自らも、その幼いモノの先端から、
白い液をこぼし、陰茎のまわりの、まだ煙るように薄くしかない茂みを濡らした。
与えられた快楽に蕩けて、ヒカルの体は座間の胸のもたれかかって、くにゃりと
なった。
座間は、そのヒカルの秘門から、名残おしそうに自身の秘刀を引き抜く。
ヒカルのそこは、太いモノが引き抜かれてしまったのが物足りないとでもいうかの
ように、ヒクヒクと動いた。
その感触を座間が、自身の陽根の先端に感じ取ってほくそえんだ。
「まだ、この程度では足りないであろう? 検非違使殿よ。スズメバチの幼虫と
マムシの血、ケシの実をすりつぶし練り合わせて、特別に作らせた秘薬じゃから
のう」
それが聞こえたのか聞こえていないのか、ヒカルは、ぼんやりとした表情で瞳を
潤ませ、呼吸を早くしたまま座間の腕に身を預けている。
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