| 初めての体験 126
 
 (126)
ヒカルの腰を強く抱き、自分のモノを突き入れる。
 「あ―――――――――――!」
 ヒカルは、高い悲鳴を上げた。
 「あ――あ、あ、あ、やめて…やめてぇ…」
 ヒカルはすすり泣いた。嫌いなヤツに好き勝手に扱われるなんて、惨めで悔しい。
 力一杯抵抗したのに、簡単にあしらわれてしまった。しかも、こんなに嫌いなのに、
 身体の方は勝手に反応してしまう。
 「やぁ、いやぁ…やめて…」
 永夏が、ヒカルの背中に覆い被さり、耳元で何か囁いた。
 「……え?なに?あぁん…いやだぁ…」
 ヒカルを責める動きが早くなった。ヒカルは、声を上げることもできない。喉の奥が
 ヒューヒューと鳴った。
 もう少しでイッてしまう……!そう思ったとき、突然、ヒカルの中から熱いモノが
 引き抜かれた。
 「ひゃあん…!」
 その衝撃で、ヒカルは放ってしまった。
 と、同時に背中に熱い飛沫を感じた。永夏が、ヒカルの背中に射精したのだ。
 「あ、あ…イヤァ――――――――――――――!」
 間隔を開けず、何度も叩き付けられる。
 「イヤァ、イヤァ!やめてよぉ…」
 その間ヒカルは、ずっと泣き叫び続けた。
 
 
 |