新珍子和歌集 13


(13)

「来ぬキミを 閨に残りし 黒髪に 乱れて今も 身をこがしつつ」

なかなか会えないアキラたんを待ち続けていると、
アキラたんがベッドルームに残して行った一本の黒髪を見るたびに
(キミの乱れた姿が目に浮かび)心が乱れて身悶える日々だよ。



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