初めての体験+Aside 13


(13)
 「それにしても、遅いな…」
社は二人の様子を見に、台所へと向かった。灯りが漏れているところが台所だろう。
 入ろうとして、足を止めた。中から話し声が聞こえる。いや、話し声と言うより
コレは…!?
「や…!ダメだったら…」
「やだ…んんん…」
ヒカルの甘い声に誘われるように、そっと中を覗き込んだ。
 社の想像通りだった。アキラは、ヒカルを流し台に手をついて立たせ、後ろからその華奢な
身体を嬲っていた。Tシャツを胸まで捲り上げられ、下半身も完全に剥かれている。足下に
衣服が溜まっていた。
ヒカルは首だけで、振り返りアキラを見つめた。その瞳には涙が浮かんでいた。アキラは
そんなヒカルの訴えを無視して行為を続ける。
「ね…やめてよ…社に見られたら…アアァ!」
「声を出すと気づかれちゃうよ?」
意地悪くアキラに言われて、ヒカルは声を呑み込んだ。アキラの指先が、ヒカルの胸を這い
下半身を弄る。
「ン…ンン…やぁ…」
「後ろも大分柔らかくなってきたよ…」
アキラの言葉にヒカルは全身を朱に染めた。執拗な愛撫から逃れようと必死で身体をくねらせるが、
却って誘っているように見える。
 アキラは自分の股間をまさぐると、片手でヒカルの腰を引き寄せた。
「ひ……!ああああぁぁ!」
ヒカルは甲高い悲鳴を上げた。



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