平安幻想異聞録-異聞- 130
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「あぁ、あぁ、っっ!やだ! 死んじゃう!! 死んじゃうっ!!」
ヒカルは夢中になって叫んでいた。
「いいか?いいか?」
面白そうな座間の言葉に、ヒカルは快楽にあふれ出る涙で頬をしとどに
濡らしながら、黙って首を小さくたてに振る。
あまりに長く続く絶頂状態に、声も出せずに悶絶していたのだ。
座間がヒカルに最後のとどめを刺すために、ヒカルの両足を高く肩の上に持ち上げ、
ヒカルの体を二つ折りにするようにしてから、
一物をギリギリまで引き抜くと、いっきに最奥まで押し込んだ。
ヒカルは、そのあまりに強烈な一撃に声も上げられす、体をつま先まで突っ張らせる。
座間はそのヒカルの体を力づくで床に押さえつけ、はげしく抜き差しする。
ヒカルの開かれたままの口からは唾液がこぼれ落ちて、涙とともに、頬を伝い、
首すじまでぐっしょりとぬらした。
「ゆくぞ、ゆくぞ」
座間の声が荒くかすれる。
座間の下腹部が大きく波打った。ヒカルの根元を戒めていた手を放す。
ヒカルが声にならない悲鳴をあげて達した。ヒカル自身の先端からドクンドクンと
白い粘液が吐き出される。
すべてを吐きだした後、ヒカルの体が、カクンと弛緩した
座間は、その気を失ったヒカルの、苦しげとも恍惚とも取れる表情をも
たっぷりと堪能すると、意識を飛ばしてもまだ余韻に奮え、やわやわと
締めつけてくるヒカルの中から自分自身を抜き取った。
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