初めての体験 139
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「いや!いやだ!いやぁ――――――――――――――!!」
涙混じりの高い悲鳴とともに、ヒカルは下着の中に放ってしまった。
「あ……あ…」
放出が完全に終わるまで、男は手を休ませなかった。ヒカルの身体は、痙攣を起こしたように
ガクガクと震え続けた。
やがて、ヒカルの身体が静まると、男が汚れた下着に手をかけた。頭の中は霞がかかったように
ぼんやりしていて、手も足も動かすことができなかった。ヒカルの瞳は、男の行為を虚ろに
ただ映しているだけだった。
ヒカルの膝の下から腕を通し腰をすくい上げると、ショーツを徐々にずらしていく。
ほとんど無抵抗のヒカルから、下着を取り去るのは容易かっただろうが、男は拍子抜けしたのか
物足りないような表情を浮かべていた。男はヒカルが抵抗することを望んでいたのだろう。
ヒカルが声を震わせて泣き叫んだり、身体を仰け反らせて抗ったりすることに興奮して
いたのは明らかだった。
男が濡れた下着を取り去ると、まだ幼いペニスが現れた。それは今のヒカルと同様に、
ぐったりと力無く項垂れていた。
男の視線がその一点に集中しているのを感じる。ヒカルはギュッと目を閉じた。
「ヒ、ヒカルちゃん……」
男の熱い吐息が、下腹部に掛かった。と、同時にヒカルのペニスは熱い粘膜に包まれた。
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