検討編 14


(14)
>319 の続き

「な、何すんだ、塔矢!」
「何って、さっきキミがした事だよ。キミにばっかりやらせておけるか。」
「って、ダメ、ダメだよ、やめ、やめろ、塔矢、」
「うるさい、黙れ!静かにしろ!」
「うわっ!」

「いい加減に大人しくしないか、進藤。」
ぐっとそれを握り締めたまま、アキラはヒカルに顔を近づける。
間近に迫ったアキラの瞳に飲み込まれて、ヒカルは動けなくなる。
それを見てアキラは軽く鼻で笑って、手元まで顔を下ろしていった。
が、口に含もうとしたそれが、ついさっきまでどこに入ろうとしていたかを考えて、一瞬、アキラは躊躇する。
だがここまで来て「やっぱりやめた」とも言えなくて、零れる粘液で先端を拭うようにしてから、まず根元に
口付け、舌先で触れてみた。何ともいえない苦味と青臭さに顔をしかめる。それでもここで中断するのも
悔しいので、半分意地と自棄のような気持ちで、それを咥えてみた。

(あんまり細かく書くのもめんどくなってきたんで、中略。ごめんよ。)



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