白と黒の宴2 14


(14)
アキラの細い首や腕、指先、そして背中、胸部、太ももへと社の手は動いた。
天井の安っぽいデザインの照明を見つめながら、アキラは早く時間が過ぎて、この男から
解放される事だけを望んでいた。
アキラの両膝を割って社の体が入り込んでいるため下半身で二人の互いのペニスが触れあう。
社のそれは既に収まる場所を求めて固く反り上がってアキラの下腹部を突く。
その気になれば瞬時に彼に征服されてしまう体位になっていた。
それでも何か自制しているのか以前と違ってなかなか社はその行為に出て来なかった。
二人の温度差を縮めようとするかのように、しだいに指先はアキラの体の敏感な部分に
滑り始め、アキラの胸の小さな突起を捕らえてくすぐるような愛撫を施してきた。
「…!」
アキラはすぐに社の手を払い除けた。すると次に社の手が腰の下方に動いて双丘の谷間に入ろうした。
アキラは浴槽に体を強く押し付け侵入を阻んだ。
社はニヤニヤしながらゲームのようにアキラとのそういったささやかな格闘を楽しんでいたが、
やがてその左手をアキラの両足の間に這わすとその奥に突き入れた。
「くっ…」
アキラが手でガードする間もなく社の指は一気にアキラの火口を捕らえ、
その中に強引に潜り込んできた。
ビクンッとアキラの体が震えた。
「あ…!」
アキラは両手で社の左手首を掴んだが、入浴剤を含んだ湯が潤滑油となって社の
中指が既に付け根まで深々と体内に埋められていた。



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