ルームサービス 14 - 15
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塔矢のガッツポーズ見ちゃったよ。オレすごいびっくりしたって
アトでみんなに言ったら社にそーかぁ?オレ見たことあんで、お前
もおったやんかって言われたけど、いつの話だろう?
話もどってさ。
それから塔矢はいつもやるように顎の下に手をあて。
そのあと額に手をあてて頭をふりながらフっと笑い。
その次に決心したように顔をあげ。
なんだか薄気味悪い微笑を浮かべて。
(そんなに欲しいんならコレをあげるよ)。
と、ヴァイヴの出力を最大にしやがった。
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それからだ。地獄が始まったのは。
最強でも、それはそれだけでイケルほどの振動ではない・・つーか
やっぱメンタルっつうもんがあるわな。・・・
しかし、最弱でもそれなりにたかまってはしまうものなのだ。
最強の振動にこらえきれずに震え、枕に顔をこすりつけてあえぐ
オレを、あいつはじーっとじーっと見てた。時折からだに触れて
くるが、うれしがってオレが体をすりつけるとイイところを外す。
なんなんだよ。一体。
だって、あいつ携帯で写真とりやがったんだぜ。
そんでそれ持ってどっか行ったんだ。オレを縛りつけたまま。
絶対アレはオレの写真でどっかで抜いてる。
変態だ。変態。
でも、そんな状態で一人で部屋においとかれるのはたまんなくって
さ、塔矢が戻ってくるたびにうれしくなって一生懸命甘えた。
そんなオレを見て塔矢はすげえ幸せだって顔してキスしまくって
くれた。いかせてくれなかったけど。
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