初めての体験 140
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「あぁ!いやぁ!」
ヒカルには、男が何を考えているのかわからなかった。ヒカルを女装させ、少女の様に扱いながら、
男である証のペニスに平気で触れてくる。
男の行動はヒカルの考え得る想像を遙かに超えていた。まったく何がしたいのかわからない。
わかっているのは、男がこれから自分を犯すつもりだということだけだった。
「やめて……やめて…お願いだから…」
こんな言葉は、相手を喜ばせるだけだと思いながらも、口にせずにはいられなかった。
ジュルジュルと自分をすする音が、ヒカルの耳を打つ。
「もう、やだぁ!」
不自由な両手を突っぱねて、男の頭を引きはがそうとした。すると、男はその細腰を強く掴んで、
ますます深く呑み込んでいく。男の舌が、唇が、ヒカルのささやかな抵抗を簡単に封じてしまう。
ヒカルは小さくしゃくり上げながら、ただ身体を震わせることだけしかできなかった。
暫くして、再びヒカルが堅さと熱さを取り戻したとき、男は漸く顔を上げた。無言のまま、
ヒカルの身体を俯せにし、腰に枕を当て、尻を高く上げさせた。ミニのスカートを捲り上げると、
剥き出しになった白い桃の実とそれにつづくほっそりとした腿が現れた。男の喉が鳴る。
さほど大きな音ではないはずなのに、妙に耳に付くのは部屋の中が静かすぎるからだ。
「ヒカルちゃん、気持ちよかっただろ?もっとよくしてあげるからね……」
言い様、後ろにヒンヤリと冷たいものがあてがわれた。
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