平安幻想異聞録-異聞- 145


(145)
「あぁ、あぁ、あぁ、あ…」
もう十分とみたのか、男がいきりたったものを突き入れてきた。
「あぁぁぁぁ!」
だが、その男の陽根は普通と比べてもわずかに小さく、全身で快楽を求めている
今のヒカルが満足できるようなものではなかった。そのため、なんとか充足感を
得ようとするヒカルの内壁の方が、ギュウギュウと積極的に男のものを締めつける。
「ほぅ、ほぅ、これは座間様の言う通り、またとない名器よ」
男が奇声を上げた。
「や、あ、あ、あ、あぁぁっ」
ヒカルの悲鳴に合わせて男は腰をわずかに振ると、あっと言う間に果てた。
「さっさとどいて、儂と変わらぬか」
もうひとりの公達が、今度はそのごく標準的な大きさのモノを、ヒカルのそこに
押し込める。
「あぁぁあぁーーっ」
ヒカルの背筋が反り返った。
「これこれ、あまり暴れるでないぞ」
他の二人がヒカルの体を押さえるうちに、ヒカルの中のその男が動き出す。
「はんっ、やっ、やっ、やっ、あぁぁ、あぁぁっ」
今度はそう簡単ではなかった。この少年の体を目一杯に楽しもうと、二人目の公達は
様々な角度から内壁を責めてくる。
「いやぁぁ、いやぁ、あんっ、あ……」
「ここか?ここか?ここがよろしいのか?」
「あぁあ、あぁ、やん、や、あん!」
ヒカルが大きく頭を左右に振った。
「そうか、そうか、ここがよいのか」
一点を集中的に責めてきた公達に、ヒカルの体は跳ねてそりかえった。
「あぁぁぁん、やだ、やだ、だめぇぇっ!」
「おぉおぉ、なんとも元気の良い、若アユのようだのう」



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