初めての体験 149
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男の腕に力が入る。ヒカルは怯えた。男がさっきいったみたいに、潰すつもりだろうか?
無言で、ヒカルを片手で胸に抱え込んでくる。強い力で抱きしめられてヒカルは呻いた。
「大丈夫。ちゃんと帰してあげるよ。」
男はそう言って空いた手を下へと移動させた。
ヒカルの腰の辺りでなにやら蠢いていたが、やがてジー………っとファスナーをおろす音が
ヒカルの耳に届いた。
「あ!」
逃れようと、身体を突っぱねたが、簡単に押さえ込まれてしまう。後ろにあたっているものの
熱さを直に感じる。それは少しの間位置を探るように、ヒカルの谷間を彷徨っていた。
男は、ヒカルの身体をしっかりと胸に固定した。
「約束するよ。ただ、ちょっとヒカルちゃんとイイ気持ちになりたいんだ………」
その言葉と同時に堅いものがヒカルの中に押し入ってきた。
「ハァ!イヤ、イヤ、やだぁ――――――――!」
男の進入を拒もうと、身体を強張らせたが、胸の突起をほんの少し弄られただけで簡単に
力が抜けてしまった。
「ァ…やぁ……!」
その隙を逃さず、男は一気に奥へ進んだ。
「!!あ、あ、ああああぁ、あ――――――――」
「全部入ったよ………感じる?ヒカルちゃんの中、すごく熱くて柔らかい………」
男の荒い息が首筋に掛かる。
ヒカルはシーツを握り締めた。その手の甲に、ポタポタと熱いものが零れ落ちた。
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