りぼん 15


(15)
「そこはやめろ!!」
オレは必死で逃げようとした。鈴がうるさく鳴っている。
「大丈夫、軽く結ぶだけだから」
手を振りまわしても、オレは塔矢に組み敷かれてるから不利だ。
あっというまに塔矢はそこにリボンを結んでしまった。
なんでこんなことされなきゃいけないんだ!!
コイツを殴って帰ってやりたい。
思うのに、できない。
オレは塔矢にこうされることを許してる。
好きだから、許せる。
けど塔矢はいまだにオレの気持ちがかなり少ないって思ってる。
塔矢はバカだ。
「はぁっ、んんぅんっ」
オレのなかを動く指がクチクチと音をたててる。
塔矢の熱っぽい息とその音が、オレを追い上げていく。
「っはや、く……もっ……」
声が高くうわずってる。オレ、してる最中の自分の声、キライだ。
だってオレのものとは思えないようなのが出るんだもん。
塔矢はもっと聞きたいって言うけどさ。
「っ、しんどっ……」
塔矢は身体をかがめて、オレの片足を肩にのせた。
腰が浮くと、すかさず塔矢がペニスをそこにあててきた。息をつめてオレを見てる。
オレは身体の力を抜いて、塔矢が入ってくるのを待つ。
「あぁっつ!!」
先っぽのところを入れられるのが一番きつい!
そこは入れるとこじゃないから、かなりヘンな感じがする。
まだ気持ちよくない。気持ちよくない、のに!!
「ふん……とぉやぁ……あぁっ、はっ……っあ」
オレってば、なんかイヤラシイ声だしてるよ。



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