昼下がりの遊戯 15 - 16


(15)
「賭は賭だからね・・」
石の色の結果が示した方の野菜をアキラは両手で持った。
それとヒカルの表情を楽しそうに見比べ、その側面に舌を這わした。立てた野菜の根元から
先端へとゆっくりと舐め上げ、先端をチロチロと舐める。
それを見ていたヒカルはごくりとつばを飲んだ。
まるで自分のそこをアキラにそうされているようにムズムズしてハアハアと息遣いが荒くなる。
ベッドに腰掛けた状態で、そおーっと自分の手をむき出したままの股間に持って行った。
「ダメだよ、進藤。」
ピシリとアキラに制しされる。
「そんなあ・・なあ、塔矢あ・・」
ヒカルが早くどうにかして欲しいとねだるように腰を揺らし、もう長い間
勃ち上がったままのヒカルのペニスが雫を新たに滲み出した。


(16)
「まだだよ進藤。時間はたっぷりあるんだからもっと楽しもうよ。ね…」
アキラはそういいながら、そっとヒカルのペニスをしごき始めた。
先のぬるぬるとした雫を竿全体に塗りつけ擦りあげる。
「あ…あ…気持ちいい…塔矢…」
ヒカルは満足げな表情を浮かべながら呟いた。
アキラは片手に持ったままのゴーヤをヒカルの顔の側まで持ってくると
それでヒカルの頬を軽くピタピタと叩く。
「ん…や…だ…」
その微かな刺激にさえ、今のヒカルには耐えられないほどの所まで来ていた。
「ねぇ進藤。これ、入れたらきっともっと気持ちよくなるよ。
ほら、小さなブツブツが一杯ついてるから。
この大きさなら進藤の中にもなんとか入る大きさだしね。」
アキラはヒカルの竿をしごいていた手をその後ろの菊穴に移動させ、
挿入時の苦痛を少しでも和らげる為の行為を始めようとしたが、
ある事に気づき、そしてヒカルにいたずらっぽく微笑み話し掛けた。
「へぇ…進藤。キミ、もしかしてボクが来る前に自分でしてたの?
ここ、物凄く柔らかくなってるんだけど。   ほら!」
そういいながら、アキラはヒカルの肛内にいきなり中指を突き立てた。
それはなんの抵抗もなくヒカルの中に進入し、内部の襞がアキラの指を
締め付けるように蠢く。
「あっ!くううっ……塔矢っ…」
アキラはヒカルの甘さを含んだ悲鳴を無視して、
突き立てた中指を激しく出し入れさせながら責めるような口調でヒカルに訊ねる。
「答えなよ。指は何本入れてたの?これだけ中が柔らかくなってるんだから
どうせ一本だけじゃないだろう?二本?それとも…三本?」



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