平安幻想異聞録-異聞- 151


(151)
「これは、これは…たまらん…」
「小将殿、独り占め召されるな」
「うむ、貴殿は、我らにここでただ眺めていよと申すのか」
「おう、それは…すまぬことをした…つい夢中になって…気づかなんだわ」
ヒカルの上にのしかかっていたその男が、ヒカルを抱きかかえるように身
を起こした。
腰の上に少年の体を載せたまま、あぐらに座る。
そして、その肉棒でヒカルを貫いたまま、器用に腕と足を使って、向かい
合っていたヒカルの体を正面に向けてしまった。ヒカルが大きく息吸い込むように
喘いで、顔を天に向けた。背面座位の体勢。
中に男の熱芯を収めたまま、それをやられたヒカルはたまったものではなかった。
指一本でも押し上げらられしまう体は、より太い男の剛直を迎え入れて、さらに
過敏になっていた。そこへ、より深く男のものを串刺され、抱き上げられて体勢を
変えられたのだ。無理なその動きは、ヒカルの感じやすくなった内壁をこれでもか
という強さで抉った。達してしまいこそしなかったもののほとんど苦痛に近い
快楽に、悲鳴も上げられなかったというのが本当の所だ。
「さあ、各々方も、お好きに召されい」
男の言葉に、残りの公卿は一人はヒカルの腕を取り、一人はヒカルの足を
取った。
その夜、座間邸では月が山の端に隠れるまで、検非違使の少年のむせび泣く声が、
秋を告げる虫の音に溶けるように聞こえていた。



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