初めての体験 151 - 152
(151)
「うぁあ、イヤぁ……」
じらすような動きに、ヒカルは喘いだ。男は、故意にヒカルが感じるポイントをずらして、
腰をすりつけてくる。
「ヒカルちゃん、僕は何人目?」
「ヒカルちゃんは可愛いから、相手に困らないよね…棋士仲間とかとした?」
一瞬、ビクリと肩を震わせたが、すぐに首を振って否定した。こんなことをしても、きっと
ウソだとバレてしまうだろう。
男はクックッと篭もった耳障りな笑い声を立てた。
「ウソつきだなぁ。」
ヒカルを圧迫していたものをいきなり引き抜かれ、息が詰まった。
「は……あぁん!」
「このままじゃあ、ヒカルちゃんの顔が見えないからね………」
男は、ヒカルの腰を持ち上げて、そのまま仰向けに返した。ヒカルの腰は、男の両手で簡単に
一回りできるくらいの細さだった。男が感嘆の声を上げた。
「本当に華奢なんだね………こんなに小さくて…か細くって………」
そのまま男は動こうとしなかった。ヒカルはずっと閉じていた瞳を恐る恐る開いた。
男は、ヒカルを見つめたまま動かない。その表情は恍惚として、うっとりとヒカルに見とれて
いた。
その魂を抜かれたような瞳に恐怖を覚えた。ヒカルは、男から身を隠そうと、小さな身体を
ますます小さく折り曲げた。
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男は、身体を小さく丸めてねっとりと纏い付くような視線から隠れようとする―実際は
そんなこと不可能だったが―ヒカルの足首を軽く持ち上げ大きく左右に開いた。
「や、やめて………!」
ヒカルは、首を振って激しく抵抗したが難なく押さえ込まれた。
「だって、こうしないとヒカルちゃんの可愛いココが見えないじゃないか……」
舐り上げるような声がその場所にからみつく。
男に視姦されている羞恥と緊張からか、ヒカルのそこはヒクヒクと収縮を繰り返した。
「ヒカルちゃん、欲しいんだね?」
ニヤニヤと嫌らしい笑いを口元に張り付かせたまま、ヒカルの鼻先まで顔を寄せる。 ヒカルは
激しく首を振った。
「照れなくてもいいんだよ…今、あげるからね…」
言い様ソコに突き入れられた。
「アァ―――――――――――――――――ッ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
息が詰まりそうな衝撃にヒカルは身体を仰け反らせる。頬を上気させ、小さく息を吐く
ヒカルを満足そうに眺めると、男は、そのまま激しく突き上げ始めた。
「あ、アァ、いやぁ!や、やぁだ………!ア、アン……!」
先程とは打って変わった激しい動きに、ヒカルは喘いだ。
「ア、ア、ア、ア、ヤダ…………」
「ヒカルちゃん……ヒカルちゃん…気持ちイイ?」
「イヤ!イヤだ………」
ヒカルは縛られたままの両手を突っぱねて、自分の顔の間近に迫った男の顔を押し返した。
その途端、深く抉られて、ヒカルはか細い声で悲鳴を上げた。
「あ――……」
ヒカルは、ポロポロと大粒の涙を流して、男の与える屈辱的な快感に堪えようとした。
絶対、降参なんかしない――――――そう思ったとき、男がヒカルの腰を強く押さえつけた。
「ヒ、ヒカルちゃん………僕もう…」
ヒカルを穿つその動きが早くなる。腰を打ち付ける高い音に合わせるように、男の呼吸も
荒くなっていく。
「ハァ、ハァ、ハァ…………ヒカルちゃん、ヒカルちゃん………」
譫言のようにヒカルを呼び続けていた男の息が、瞬間止まった。
「ウゥ―――――――」
「いやぁ―――――――――――!」
男がヒカルの中を汚したのと同時に、ヒカルもミニスカートに飛沫を散らした。
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